金沢星陵大学女子短期大学部

NEWSSei-Tan News!

Sei-Tan News!

2年生が1年生を応援!MOS激励プロジェクト(辰島ゼミナール)

2020.08.05

辰島ゼミナールが後輩の新入生のために取り組んだ「コロナに負けない!MOS激励プロジェクト!」について紹介します。
星短では、ICT活用実習という講義を通してマイクロソフト社が認定するマイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)という資格の取得を推奨されています。

ゼミナールはオンラインで実施中

今年は新型コロナウイルスの流行に伴い、5月から8月の前期授業が遠隔での実施となりました。そこで私たち辰島ゼミナールでは、そうした中でも1年生に自信を持って資格試験に臨んでもらいたいと考え、6月上旬に全11名のゼミ生が昨年の受験の経験を活かしたアドバイスを行いました。「MOS激励プロジェクト」として計画的に実施するため、次の手順で進行しました。
  1. 個々で1年生に伝えたい内容を考え、意見交換を行う
  2. 受験の際の注意や勉強方法、資格取得のメリットなど、経験した2年生だからこそ必要だと思う要点をそれそれが列挙。それを遠隔での話し合いで共有。
  3. ゼミの学生一人ひとりがPowerPointで動画を制作
  4. 1年時の授業で学んだPowerPointの使い方を活かし、動画を制作。
  5. 役割分担して各自の作業
  6. 1年生に見てもらう際のリード文やファイル名を考える人、まとめる人、というように作業分担をして制作を進行。

個々でやり取りを行う学生たち ※学生提供

後日、辰島先生が担当しているICT活用実習の授業にて時間を頂き、制作した動画を1年生に見てもらいました。その後のゼミ内で1年生からの感想を共有し、メールで返事を書くことになりました。返事を書く際には、先輩として手本になるような文面と言葉選びに気を付け、ゼミ生1人につき1年生13人にメールを送信しました。遠隔授業という状況下でも、1年生との繋がりを持てたことで、大きな学びを得ることができました。
 
(文:辰島ゼミナール学生より)

学生のコメント

経営実務科 2年次 I・Iさん(富山県 富山西高等学校出身)
動画を見た1年生から、モチベーションが上がった、挑戦しようと思ったなどのたくさんの前向きな言葉をいただきました。中でも1番嬉しかった言葉が、感謝の言葉です。それを見て、やりがいにつながり、達成感を得られました。これからも、自分から人のためになる行動を見つけ、動いていけるように頑張りたいです。

経営実務科 2年次 K・Rさん(石川県 輪島高等学校出身)
顔の見えない相手にいかに分かりやすく伝えることができるかを考えて資料を制作しました。PowerPointで動画を制作するのは初めてだったのですが、音声を付けることや見せ方など、私もこの活動を通して学ぶことができました。今後も、ゼミを通して学んだことや培った能力が発揮できる活動を学内外で挑戦していきたいです。

経営実務科 2年次 M・Sさん(石川県 鵬学園高等学校出身)
ゼミを通して、相手に何かを伝える時に、どのようなことに気を付けるべきか、どんな風にしたらより伝わりやすいのかということを考えることで、主観的ではなく、客観的に物事をとらえる力がついたと思います。対面できない環境の中で特に1年生は不安が大きかったと思います。そんな時に私たち先輩の体験談などをオンライン環境で伝え、メールのやり取りをすることで、少しでも不安を取り除けられたのではないかと思います。