金沢星陵大学女子短期大学部

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海外研修を体験した学生と篠崎学長が座談会!#3

2017.10.08

海外での研修を体験した星短2年次生4名と篠崎学長が、座談会を行いました。
4回連載の第3回を、お送りします。

タイの光と影、両方見て学びました。

— 座談会参加者 —

 M・Tさん ほし☆たび上海に参加 信金中央金庫 内定(石川県 金沢商業高等学校出身)

 A・Sさん ほし☆たび上海に参加 EIZO株式会社 内定(石川県 県立工業高等学校出身)

 N・Kさん 観光実習に参加(タイ) 進学予定(石川県 北陸学院高等学校出身)

 A・Yさん 海外社会実習に参加(ロシア) 株式会社日本レストランエンタプライズ 内定(石川県 遊学館高等学校出身)

 ※ 4名とも経営実務科 2年次

 学長 篠崎 尚夫


リゾートから、いきなりスラム街で貧富の差がすごかったです

N・K:
私はもともと海外に興味があって、星短に入学してからは星稜アンバサダーで活動しています。海外からの留学生と日本人学生が交流するイベントを企画運営する団体で、ウェルカムパーティーやフェアウェルパーティー、ハロウィンパーティーなどに携わっています。
高校生の時は修学旅行で台湾に行きまたし、去年は、MOON SHOT abroad(語学研修)でフィリピンのセブ島に行きました。
色々苦労もあったんですけれど、すごく楽しくて。それで今回は観光実習(大学の授業を履修。地域イノベーション・観光地歴論・観光実習)でタイへ行きました。最初は、リゾートの観光としてプーケット島に行ったのですが、実は私、タイで食中毒になりました。
 

 
篠崎:
すごい体験をしてるね。
 
N・K:
はい。3日間入院しました。
 
篠崎:
何を食べてなったの?
N・K:
ソムタムというタイの国民的お料理で、パパイヤのサラダを食べたのですが、お医者さんは「多分それが原因」とおっしゃっていました。一緒に行った人たちも同じものを食べて体調を崩した人はいたのですが、私だけ体質に合わなかったのか、症状がひどかったんです。9日間の日程のうち、3日間入院していました。
 
篠崎:
タイの病院で入院するという経験も、なかなかないよね。日本で入院したことある?
 
N・K:
あります。
 
篠崎:
比較してどうだった?
 
N・K:
保険で対応できたので、タイの中でも良い病院のシングルルームで3日間過ごしました。快適な環境だったのですが、タイに行ったらしようと思っていたことができなくて。
私はタイに行ったら象に乗ろうと思っていたのですが、叶いませんでした。プーケット島に行って、3日入院して、その後スラム街視察研修でした。リゾートから、いきなりスラム街で貧富の差がすごかったです

タイのことを色々教えていただきました

篠崎:
そんなに違うの?
 
N・K:
大通りは目立ってスラムという感じはなかったのですが、住宅街の細い路地を入ると、整備されていない道路に水たまりがあったり、野良犬や野良猫が歩いていたり。
フィリピンのセブ島に行った時もすごかったね。
 
A・Y:
うん、そうだったね。
 
N・K:
「野良犬や野良猫には絶対触ったらダメ」と言われていました。
 
篠崎:
日本だって僕らが小さかった頃は、結構野良犬とか猫がいたんだよね。
 
皆:
ふーん。へぇー。
 
篠崎:
昔はあったよ、日本にも。ちょうど東京オリンピック(1964年)ぐらいの頃かな。
どう思った?

N・K:
私は、プロ・プアツーリズムでスラム街を観光するつもりで行ったんです。
 
篠崎:
光を観る。影を見て、光を知るわけだな。
 
N・K:
はい。興味があったというか、調査してみたいなと思って。まずスラムを観光するってどういうことだろう?と。
 
篠崎:
ただ有名な名所旧跡を見るだけではなくて、その国の別の姿も見るということだね。

N・K:
私たちがスラムを観光してそこでお金を使う、自分たちの生活を見られることを彼らはどう思っているのかなと。
そこに住んで、料理教室を開いている方がいて、その方からタイのお料理を教えていただきました。そしてタイのことを色々教えていただきました
スラム街に行く前に市場に行ったのですが、そこで売られているものが、カエルとかゴキブリに似た虫とかで。さすがにそれは、食べなかったのですけれど、最初は「えっ!?」と思いましたね。売られているものが日本と違いすぎて。

<プロ・プア・ツーリズムとは>

1990年代後半に貧困削減を目的として登場した観光アプローチですが、その明確な定義はありません。プロ・プア・ツーリズムの定義を試みるならば、貧困地域に住む人々が自立的に暮らすために、観光アプローチによって、そこに住む人々に直接的ないしは間接的に便益がもたらされるように配慮されたものと思われます。(世界観光機構(UNWTO)は2002年「持続可能な開発に関する世界サミット」において「観光事業による貧困の削減」を発表し、プロプアー・ツーリズムはその具体案として脚光を浴びました)

篠崎:
食文化の違いだね。
 
N・K:
ザンッという感じで切られた豚の顔が、普通に置いてありました。
 
篠崎:
上海にもあるんじゃないの?タイも同じなんだ。それは食べなかったの?
 
N・K:
食べなかったです。食べたのは果物ですね。ドリアンとか。
 
篠崎:
匂いがすごいのね。
 
N・K:
タイって果物がすごく美味しいんですよ。種類もたくさんあって、今までに見たことがないものもいっぱいあって。
 
篠崎:
パッションフルーツとか。
 
N・K:
はい。全く知らないフルーツがあるということにも興味があります。
 
篠崎:
一番不思議なのは、あなたはなぜ、タイを選んだの?

いろいろ含めて、行ってよかったなと思います

N・K:
私、観光にも興味があって。授業が観光実習だったので。
 
N・K:
あと、象に乗りたかったんです。
 
篠崎:
あーそうか、象に乗ってみたいと思ったのがきっかけで。
 
N・K:
楽しかったです。最初は、「どうしよう。ここでこんなに長い間滞在できるのかな、いやだな」と。
篠崎:
ちょっとびっくりした感じ?
 
N・K:
食べ物が一番困ったんですよ。タイの味は日本人に合ってるよと言われていたので、大丈夫だなと思って、行ったんです。でも辛くて。多分辛いもの好きの日本人には合っていると思うんです。
先生に「辛いですか」と聞いたら、「辛くない」。タイの人に“Spicy?”と聞いたら“No”と言うのに、私は辛いんです。すごく辛いんです。
 
篠崎:
元々辛いのが得意じゃないんだね。
 
N・K:
そうなんです。
 
篠崎:
それはちょっと、きついねぇ。
 
N・K:
果物ばかり食べていました。
 
篠崎:
食べ物がちょっと。
 
N・K:
そうです。食べ物には困りました。
 
篠崎:
タイにはマックとか、世界中にあるファーストフードもあるよね。
 
N・K:
ありましたよ。そう、驚いたのが、8番らーめんがあるんです。
 
篠崎:
タイにあるの?
 
皆:え?!
 
篠崎:
それを食べて、泣きながら、帰りたいって?
 
N・K:
(笑)タイの8番らーめんを食べた時、ほんと美味しくて。
 
皆:(笑)

N・K:
8番らーめんの味付けは、やっぱりタイに合わせて、ちょっと違いましたね。
でも、タイにいる時は、「あ、日本の味だ」って思うんです。
 
篠崎:
でも帰ってきてみたら。

N・K:
やっぱりちょっと違ったかなと。味は、タイの方が濃いです。
 
篠崎:
入院したりしたけれど、そいう事もひっくるめて、行ってきて…
 
N・K:
よかったなと思います
リゾートやスラム街の現状を肌で感じたことも、日本との食文化の違いを感じたこともいい経験でした。

船旅は、人と関わる機会が多いんです

篠崎:
皆んなにもう一つ聞きたいんだど、行く前に何か準備をした?行く国のことを調べたりした?

 
M・T:
船が着いて2日間は、上海を楽しむことができると聞いていたので、「るるぶ」とか見ました。
 
篠崎:
ある程度の知識を持って行ったんだね。
 
M・T:
着いたら、船酔いからの陸酔いで。そんな余裕はありませんでした。
 
A・S:
私は船酔いしなかったんですけれど、帰って来た後陸にいるのに、揺れている感じがするんです。
 
M・T:
日本に帰ってからもずっと揺れてます。かなり揺れてました。
 
篠崎:
だけどまたチャンスがあったら、乗ってみたいって思うの?
 
A・S:
思います。船旅は、人と関わる機会が多いんです。飛行機だとほとんど座っていますが、船の場合は、船内で出会ったおばあちゃんとお話ししたり、展望デッキに座っている人に話しかけたりできるので、楽しかったです。
 
篠崎:
小さめの街が動いているみたいなものだから、知らない間にいろんな人とコミニュケーションが取れて、そういうことが面白いというか、興味深いわけだ。
 
A・S:
そうですね。
 
篠崎:
わかる気がする。もちろん着いてから街を歩くのも楽しいけれど、実は船の中の時間が星稜の人たちだけじゃなくて、それ以外の人たちとも関わりを持てる機会があって。
飛行機組は?
 
続きます...