金沢星陵大学女子短期大学部

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【ICT活用実習】第4次産業革命とは何か。

2018.07.17

7月5日(木)

ICT活用実習では、コンピューターの操作だけではなく、激変する情報社会に生きていくための基本的な知識の講義も行っています。
今回、廉(ヨム)先生に、ソウルのICT化と日本を比較しながら、第4次産業革命とは何か詳しくお話しいただきました。講義の最後、廉先生は、第4次産業革命の核心を「ビッグデータとそれを扱えるハード」として、携わる人が高齢化した農業をICTで再生した経験を例に、「プラットフォーム」「IoT(Internet of Things)」「使いやすいUI」の関係について説明してくださいました。
 
今後は、暗記・検索の仕事はコンピューターに取って代わられること、これからは様々なプラットフォームを知っていて、それらを紐づける能力が必要とされることを学生たちに伝え、「人間の感性を生かす職業が有望です。皆さん感性を磨いてください」とエールを送ってくださいました。
 
講義の翌週、学生たちは改めて、『今後、予想がつかない社会がやってくる。それに対して、今、何が大切か』を考えてまとめました。
今回の講義の目的は、今そして将来、情報化がさらに進む社会を知って、情報を学ぶ目的を意識することです。先が見えないからこそ、過度に恐れたり目先にとらわれるのではなく、どのように情報と付き合っていくか、考えました。
 
廉 宋淳(ヨム ジョンスン)先生 プロフィール
1962年生まれ。
佐賀大学大学院博士課程修了。学術博士(Ph.D)
e-Corporation.JP 代表取締役・社長
聖路加国際病院 ITアドバイザー、青森市情報政策調整監[CIO補佐官]、佐賀県統括本部 情報課情報企画監、佐賀県教育庁教育情報化推進室情報企画監などを歴任。
現在、明治大学専門職大学院 兼任講師(電子政府分野)

学生のコメント(抜粋)

「考える」ことの重要性

M·Aさん(経営実務科1年次 石川県 星稜高等学校出身)
マニュアルを作成する理由について私は、間違いを犯したくないからではないかと思います。
例えばアルバイトをしているとします。そしてその作業内容がマニュアル化していたとしたらどうでしょうか。飲食店であれば、注文を取りにいき料理を運ぶ、皿を洗うという行為それぞれに細かい手順や注意点が決められており、その通りに作業を進めると思います。そのような機械的な作業をしている人間に存在価値はあるのでしょうか。 これからの時代は失敗を恐れ、挑戦することから逃げていてはすぐにAIに負けてしまいます。ですから、自分の頭で自分になにができるのかを「考える」ということが必要であると思います。
なぜなら、「考える」という行為はAIにはできない人間だけができる行為であり、この行為はこれから人間が存在していく中で何らかの存在価値を生み出すものだからです。

自分の強み

S·Tさん(経営実務科1年次 富山県 石動高等学校出身)
今、大切にすることは、自分だけの強みを作っておくことです。誰もが持っている検定や資格、特技ではなくて、今後の社会で生き抜くための力が必要だと考えました。 特技を一つでも多く持っていたほうが損はないですが、特技の内容を見られる社会になってきます。次の未来を予測して、学んでいくこと、取得していく検定・資格を判断しなければなりません。
例えば今、日商簿記1級を取得した場合、来年に控えている就活では有利に働くかもしれません。しかし、事務職は将来的にコンピューターに奪われる職業です。その時が来たとき、次の就職に必要な資格をその時に取っていては、もう遅いと思います。
同時に、グローバル化も進んでいっています。そうすると、世界でも通用するような強みが必要です。英語はもちろん、著しい成長を遂げていく中国での言語。今後世界で活躍していくであろう国を、今の経済から予測し、多言語を学ぶ必要があると考えました。
故に、今から他人にはないであろう強みを作り、変化していく社会でも生き抜くための力を身につけることが必要です。

多くのことを経験し、より広い視野をもつこと

M·Sさん(経営実務科1年次 石川県 金沢伏見高等学校出身)
5年後、10年後が予想できない社会になる中で今大切にすべきことは、より多くの経験をすることだと考えます。急速な世界の変化についていくためには、自分自身も変化が必要であると思ったからです。 将来自分の仕事をITに奪われないため、個性を磨くことが大事だと思います。そして一つの個性を磨き続けるのではなく、より多くの個性を見出すことが、これから必要になるのではないかと思いました。

これからすべきこと

S·Yさん(経営実務科1年次 石川県 小松高等学校出身)
社会の変化に柔軟に対応していくためには、何よりも情報が大切です。例えば、コンピューターの発達により次第に人の仕事が減少していることも、情報を収集していないとわからないことです。また、社会の傾向によってこれからすべきことは変わります。
したがって、常に情報を収集、把握することがこれから大切になっていくと考えます。

自分で考える能力

S·Sさん(経営実務科1年次 石川県 宝達高等学校出身)
私が今、大切にすることは、自分で考える能力を身につけることです。これからは大半の仕事をAIが担うようになります。特に事務の仕事は、自分で考えようとせず、言われたことだけをしていると、そうなると考えています。だから私は、自分で考え実行する能力を身につけることが大切だと思います。

ICT活用実習

授業意図
学生生活や社会生活で必要であるコンピューター操作の基本をマスターします。社会でのコンピューターや情報の利用法を、アンケートデータの処理方法から学びます。すでに日常化している情報端末の操作は、簡単なことなどできて当たり前になっています。社会生活において、情報を活用する目的は、問題を解決するためです。例えば就職活動でも情報端末で調べて連絡して行動を決めていきます。問題解決に向けた実践的なスキルと共に、社会の常識やルール、新しい技術の概要も学び、積極的に情報社会に挑みましょう。

科目の具体目標
  1. 学生生活に必要な情報知識と基本操作を身につける
  2. MS-Officeの基本操作をマスターする
  3. Excelで情報を処理する方法を身につける
  4. 問題解決の手段として不自由なく情報機器を使う方法を知る