金沢星陵大学女子短期大学部

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【テリム大生と交流】留学生に日本や金沢をプレゼンテーション

2019.07.17

7月10日(水)

星短生が6つのテーマで、テリム大学からの留学生にプレゼンしました。6名の星短生がそれぞれPCを使い、テーマに沿ってスライドショーで日本や金沢のことを紹介しました。
留学生は、それぞれ5分ごとに星短生のテーブルを訪れました。各テーブルでは、それぞれ違う情報を聞くことができます。金沢海みらい図書館などの建築を紹介したり、金沢の名物的な食べ物、プレイスポット、おすすめのお店などを紹介する学生もいれば、日本人の特徴をわかりやすくプレゼンする学生もいました。
 

学生のコメント

経営実務科 2年次 E・Gさん(石川県 寺井高等学校出身)
韓国の学生の方達に向けてプレゼンするとき、最初はどの程度日本語が理解できるのかわからなかったのですが、簡単な日本語で話すと理解してくれたので後半に行くにつれてわかりやすく説明できたと思います。分かりにくそうだった人には英語で話すことや、ジェスチャーなどで説明すると理解してくれたので、その人に合った対応をすることが大切だと感じました。紹介した場所に興味をもってくれたり、行ったことがあるという人もいるので驚きました。
 

経営実務科 2年次 M・Sさん(石川県 遊学館高等学校出身)
私は金沢の食を担当しました。7回の発表を通してなるべくわかりやすい言葉選びで発表したつもりでしたが、伝わらないことも少々ありました。もっと単純でかみ砕いた言葉や説明をしたら理解していただけたので、最初からそのように発表すればよかったです。プレゼンの途中で私から質問をして、理解を確認することで会話が弾んで、留学生からもたくさん質問があったのでよかったです。
 
食感や味を伝えることが一番難しかったですが、みなさんがわかりやすいように例をあげることで伝わりました。私が紹介した有名な食べ物はどれも値段が高かったので、もっと手に取りやすいおすすめの食べ物を紹介するのも良いと思いました。

経営実務科 2年次 N・Sさん(富山県 雄山高等学校出身)
私はプレゼン内容に類似している韓国語を事前に調べ、プレゼンの最中にポイントとして韓国語の単語を入れるようにしました。そうすると反応も大きめに返ってきて理解を示してくれる場面が多かったです。また、ポイントを大きな声で言ったり、伝えたい部分を大きく強調すると、留学生の皆さんの印象にも残った様子で、一緒に言ってくれたり、「おー」と反応が返ってきたので、自分の伝えたいことが伝わっている感触を強く感じました。
 
しかし、もっとわかりやすくして発表することがでいたのではないか、とも感じました。プレゼンの資料のわかりやすさがイマイチだったなと感じました。漢字が本当に難しいと言っていた留学生もいたので、漢字の量が多くわかりにくい資料だったなと反省しました。
始めはとても緊張していましたが自分の殻を破り最大限心をオープンにしてコミュニケーションをとることができました。こういった初対面かつあまり日本語が通じないという状況が、高校時代なども含めて今までのプレゼンで一番ワクワクしましたし、自分の成長を感じることができました。
今回のプレゼンは私の中でとても有意義なものとなりました。沢山、言葉だけではないコミュニケーションを取れて本当にうれしかったです。
 

経営実務科 2年次 K・Dさん(石川県 能登高等学校出身)
留学生の表情を見ながら、理解できているか確認しながらプレゼンを進めました。また、普通に会話をするように紹介しようと心がけました。
ひとつの文章が長く、留学生にとって難しい単語を使ってしまい、困惑させてしまいました。回数を重ねるごとに、できるだけ分かりやすく伝えようという気持ちが増し、言葉をかみ砕いて使うようになりました。
顔を見て、笑顔でゆっくり話すことの大切さを学びました。
経営実務科 2年次 K・Dさん(石川県 能登高等学校出身)
今日の授業は、私にとってとても良い経験になりました。私がPowerPointで気を使ったところは、日本語の横に韓国語訳をつけたことです。それにより、韓国人留学生に分かりやすく説明できるようにしました。しかし、すべて訳を書くと日本語の勉強にならないので、書かずに私自身の説明だけで発表したところもありました。一回目の発表はとても緊張し、説明不足だったところもありましたが、四・五回目になると説明のコツをつかめました。このような授業は初めてでしたが、とてもいい経験になりました。もっと異文化交流をしてみたいと思いました。

経営実務科 2年次 S・Hさん(石川県 金沢高等学校出身)
最初は5分以内に発表を終わらせようと早口で話してしまいましたが、回を重ねていくごとに相手の反応を確認しながら話せるようになり、時間内に発表を終わらせることよりも内容を理解してもらう事のほうが重要だと思いました。
また、質問される部分が共通していたので、自分なりにノートに図を描くなど改善していくことで最後の発表で「わかりやすかった」と褒めていただけて、うれしかったです。
日本語が通じない場合でも身振り手振りを交えたり、関連したキーワードを出すことで相手に伝わっているのが感じられました。

タイムキーパーのコメント

タイムキープをしながら、皆のプレゼンを客観的に見ていた 経営実務科 2年次 S・Fさん(石川県 県立工業高等学校出身)
外国人、また男性相手でも、皆親しげに話せていて、プレゼンというよりは対話に近い雰囲気でした。最初のプレゼンからあまり緊張している様子はなく、最後のプレゼンまでにはお互いに信頼関係が築かれたように感じました。また、身振り・手振り、英語や例えを使うことで相手によりわかりやすく伝わっているように見えました。また、「これを知ってますか」「韓国ではどうですか」など問いかけをしていて、一方的なプレゼンではなく、対話ができていました。
改善点としては、早口になりがちなのでゆっくり話すと良いこと、相手の理解を頻繁に確認すること、言葉で理解してもらえなかったら、PCで検索して画像を表示してあげるともっと良くなると思いました。