金沢星陵大学女子短期大学部

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【プレゼミナール】英語に翻訳した絵本をプレゼント(横野プレゼミ)

2021.03.05

2月9日(火)
横野プレゼミナールでは「英語でボランティア」をテーマに活動しています。今年度は日本の絵本を英語に訳して途上国の恵まれない児童に寄贈する計画を立てました。

まず、途上国の現状を知るために、持続可能な開発目標(SDGs)について学習し、児童の貧困に関するビデオを見たり、学校に行けない子供たちについて学びました。またフィリピンに留学していた金沢星稜大学人文学部国際文化学科のN・Hさんにプレゼンテーションをして貰い、直の体験を聴くことで理解を深めました。

自分達が小さい頃に慣れ親しんだお気に入りの絵本を英語にして贈ることで、僅かでも子供たちが笑顔になればと思い、一人が3冊の翻訳を担当しました。
3冊を英語に翻訳するのは大変な作業でしたが、日本語と英語との違いについて意識を高めることができました。
翻訳した絵本は各出版社に著作物利用許可を得たのち、現地NGOに発送の予定です。

参加学生のコメント

経営実務科 1年次 R・Nさん(石川県 金沢西高等学校出身)
日本語は「びっくり ひゃっくり」などの言葉遊びのような言い回しが多く、どうしても訳せないものもありました。外国の子供たちにもこういった面白さを伝えたかったのですが、その難しさを痛感しました。
字も少なくて短い内容でしたが、絵に惹きつけられるのは世界共通なんだろうなと子どもたちの顔を想像することができました。擬音がメインなのでいろんな擬音の英語バージョンを知れて良い経験になりました。

経営実務科 1年次 R・Sさん(石川県 金沢商業高等学校出身)
わかりやすい単語を並べるよう努力しました。文は短いのですが簡潔に表す方法を見つけ出すのが難しかったです。
絵本では擬音が多いのですが、それを英語に変えるところで苦労しました。普段では学ばないような単語なのでとても新鮮で面白かったです。翻訳を通して、日本の本についても学ぶことが多く、新しい知識がつきました。また、英語の絵本を読みたくなりました。

経営実務科 1年次 R・Hさん(石川県 北陸学院高等学校出身)
ひとつの単語に複数の翻訳があったため、それぞれどれが最も適しているのかを考えて翻訳する必要がありました。また、子供向けの翻訳にするためにわかりやすい解釈や、翻訳を心がける必要があると理解できました。
日本語の文章をそのまま翻訳すると、いろいろな解釈が出来るような文章の翻訳で、どの言い回しが最も文脈に合った翻訳かを考えることに一番苦労しました。絵本ではセリフがとても多くとても大変でした。