金沢星陵大学女子短期大学部

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【クラスコミュニティ】プラネタリウムを通して“話し方”を学ぶ

2022.05.19

1年次必修科目の「クラスコミュニティ」では、教員と学生によるコミュニティ(共同体)をつくり、学生として身につけるべき学修意識や社会の一員としての意識を学びます。
Aクラス(担当:辰島裕美准教授)では、学生同士が話し合い、以下の目標を掲げ、同時に親睦も深めるイベントを計画しました。

  • 基本的なテーマのリテラシースキルの設定において、研修施設での体験をOutputする機会とする。
  • プラネタリウムのインタープリターの仕事から、話し方の工夫を学ぶ。
  • 公共の施設で、自分の力をどのように役立たせることができそうか考える。
→自らの実体験を、「話す/書く」ことにつなげる時に、クラスコミュニティとして、親睦をはかり、緊張せずリラックスした環境を作る。

今回向かったのは、キゴ山ふれあい研修センター。
まず、センター所長の「施設の目的と役割」についてお話を聞きました。 冒頭は、話す人も聞く人も緊張するため、その緊張を緩和するために、和める話題でお話ししてくださいました。 また、学生が楽しみにしていたプラネタリウムでは、癒しの空間にマッチするように、星空解説員が、ゆっくり優しい声で語りかけていました。最近のプラネタリウムの技術は凄まじく、まるで惑星へ旅行した気分に。往復のバスの中は、学生同士が親睦を深めあう場にもなりました。コロナ禍でモヤモヤした思いで暮らしていた学生も多いのではないかと思っていましたが、ささやかでも友人達との時間が嬉しく思える一日になったようです。

(文:担当教員 辰島裕美 准教授)

参加学生のコメント

経営実務科 1年次 A・Aさん(富山県 高岡商業高等学校出身)
今日お話を聞いて、キゴ山は小中学生を中心に天文学について興味を持ってもらうための大切な施設だということが分かりました。プラネタリウムで星を眺めたことで途中寝そうになるくらいリラックスすることができ、疲れが一気に取れた気がします。プラネタリウム以外にも宇宙についての資料が展示されていたり、天体観測室を見学させていただき、より天文学の関心が深まりました。また機会があれば夜に星を見に行きたいと思いました。

経営実務科 1年次 K・Mさん(石川県 金沢西高等学校出身)
銀河の里キゴ山に行って、子どもたちが楽しめそうな場所だと感じました。プラネタリウムにはすごく感激しました。地球から銀河にかけて、引きで見る映像では、人間がとても小さいものだと実感して、この日常生活も“おままごと”みたいに感じたり、不思議な感覚でした。銀河の里は夢を追求できるすごく価値のある場所でした。
経営実務科 1年次 K・Mさん(石川県 遊学館高等学校出身)
私は星だったり宇宙だったり深海などの、未知で不思議なものがすごく好きです。なので今日のプラネタリウムもとても楽しみにしていました。星座にもしっかり意味があってとても面白かったです。オーロラに興味が沸き、スヴァールバル諸島に行きたい気持ちで溢れています。オーロラを肉眼で見てみたいのはもちろん、極夜というところもすごく魅力的に感じました。新たに様々なことを知ることができ、癒しの時間にもなりました。
経営実務科 1年次 S・Rさん(石川県 金沢錦丘高等学校出身)
銀河にも名前が付けられているということや、星座の由来や過去のエピソードなどの話を、大学生になった今聞くと、より理解が深まり星に興味が湧きました。今の地球は人工衛星に囲まれていますが、人工衛星ができる前や、初めて地球を外側から見た人はより綺麗な景色が見えたのだろうなと少し羨ましく思いました。プラネタリウムではもっと多くの種類の星座についての話を聞いてみたいと思いました。また、展望台に行った際に特別に上の部分を開いて見せてくださったことに感動しましたし、今回の活動で特に印象に残りました。