祖父母が後期高齢者医療制度や介護サービスを、兄弟が児童手当の支援を受けるなど、家族が福祉の様々な制度を活用していたことから、身近な存在である役所で働きたいと思うようになりました。星短ではCDP公務員コースが開講され、特待生制度も設けられており、自分の夢に向かって頑張れる環境だと感じて進学を決めました。 この2年間で力を入れて取り組んだのは資格の取得です。中学校・高校と周りが漢字検定や英語検定を取得する中、部活動を言い訳に資格の勉強を一切してこなかった自分に対し引け目を感じていました。星短では、資格取得を目指すことができる正課の授業が多く設けられているため、積極的に資格の勉強に取り組むことができます。そうした環境もあり、「簿記検定」「秘書検定」「コンピュータ会計」「MOS」などの資格を取得することができました。資格ゼロの自分から成長できたのも星短に入ったからこそだと思います。
公務員試験の勉強では、不得意科目を単元ごとに克服するようにしていました。そうすることで「この問題が出たら絶対に正解する」という強気な気持ちと自信を持つことができました。特に化学と物理は苦手な人が多い分、この学習方法はかなり効果的だと思います。
それでも、週2回の答練では、周りの成績の伸び方と比べて自分の成績がなかなか上がらず悔しい思いをしたこともありました。一番の解決策は、「自分を信じてただひたすらに勉強すること」。結果的に本試験ではこれまでで一番高い得点を取ることができました。
4月からは生まれ育った金沢市の職員として、様々な分野から市民の方々に寄り添い支えることができるように、より住み心地の良い街づくりに貢献したいと思います。 「思い立ったが吉日」。2年間は本当に短く、できることも限られてきます。だからこそ、この言葉どおり躊躇わずに行動に移して、様々なことにチャレンジしてみてくださいね。