就職・キャリア

就職状況

大学生をとりまく就職環境

変化する就職環境

現在の大学生を取り巻く就職環境は、30~40年前と比べて、大きく様変わりしています。現状を文部科学省WEBサイトのデータから見てみましょう。

現在、大学卒業者は平成21年で55万9千人おり、そのうち就職者数が38万2千人です。就職をしない・出来ないという人数は17万7千人にもなります。
これまで10年間就職環境は良いと言われてきましたが、バブル崩壊以降最高と言われた20年3月卒業生でも69.9%しか就職できず、就職しない・出来ない人が3割出ているというのが大学生の現状です。平成15年は55.0%と、約半数しか就職していません。

大学への入口は大きく広がっていますが、出口の就職は広がっているとはいえません。
上の表は過去10年間の就職率を表しています。就職率だけを見てみると、平均就職率は61.0%で、およそ10人中6人しか就職できません。平成17年度から、毎年前年より約4%ずつ就職率が上昇して、4年で約14%近く上昇しましたが5年前のH15、16年は55%の就職率しかなく、これは大卒者の約半数しか就職しない、できなかった厳しい時代であるということを示しています。本来就職率は、就職者÷卒業生で求めます。しかし多くの大学では就職者÷就職希望者という形で求め発表されています。
上のグラフは昭和25年(1950年)から大学の就職率をグラフ化したものです。
棒グラフのブルーの部分が大学を卒業し、就職できた人数です。紫の部分は就職できなかった人数です。
現在、50代~40代の方が就職された頃(昭和50年代)の大学生は40万人にも達しません。それに比べて、現代は55万人まで増えています。しかし実際に就職できる人数は約30万人と変わっていないのです。

ピンクの線は昭和55年以降、就職できる人数が平均30万人と変化していないことをあらわしています。大学生が増えるのみで、就職できる人数は変っていないのです。平成バブル最高時期でも就職率は81.3%となっています。これらのことから、就職することの難しさが分かると思います。

(注)「進学も就職もしていない者」とは、家事の手伝いなど就職でも「大学院等への進学者」や「専修学校・外国の学校等入学者」等でもないことが明らかな者である。
また、昭和62年以前の数値には「一時的な仕事に就いた者」を含み、平成15年以前の数値には、「専修学校・外国の学校等入学者」を含む。


※図表は、文部科学省 平成21年度学校基本調査より参照

金沢星稜大学の就職状況

就職に強い金沢星稜大学

では次に、本学の就職率を全国と比較してみましょう。(左表)

上のグラフと比べると分かりますが、本学の就職率の高さは全国の過去最高である昭和37年(86.6%)とバブル期最高の平成3年(81.3%)すらも大きく上回っています。
就職内定率は99.2%です。(平成21年3月卒)
大学院等への進学率は3.3%です。(平成22年3月卒)
次に本学の学生のうち上場企業からの内定率を見てみます。(右グラフ)

本学の平成15年3月卒業生はわずか0.9%とおよそ100人にひとりしか上場企業から内定を頂けませんでした。しかし、平成19年度卒業生からは30%を越え、約4割の学生が上場企業から内定を頂いています。
具体的に過去3年間、本学から就職・内定した主な企業が下の表です。
地方企業もあれば、上場している企業もあります。
特徴としては、平成21年3月の卒業生は経済学部の卒業生なので、金融機関への就職が多くなっています。
また、公務員では平成21年3月までの卒業生がCDP公務員コース第一期生・二期生でしたが、本学開学以来の多くの学生が公務員試験に合格しました。
下のグラフ1は本学生の就職先を産業別に分類したものです。
グラフ2は全国の大学生の就職先を産業別に分類したものです。(全国のグラフは文部科学省平成21年度学校基本調査より参照)

就職後のサポート体制

ちなみに石川県内では、卒業後、せっかく就職したのに3年以内に離職か転職をよぎなくされる人が約37%(3人に1人)います。この数字は残念ながら全国平均よりも高くなっています。

本学ではこれほど早期離職者が多いのであれば、卒業後の転職、再就職も支援しようと考え、卒業後5年までの卒業生にお盆と正月(年2回)に就職状況調査を実施しています。この調査の目的は、卒業生の就業状況の調査と転職、再就職の支援です。卒業生で希望者には大学に寄せられた既卒者に対する求人情報をメールで配信しています。キャリアカウンセラーが卒業生の相談に応じていますし、卒業生に対してここまでフォローをしている大学はない?と自負しています。

"就職に強い"金沢星稜大学

この5年間で本学の就職は大きく変わりました。20年3月卒業生は就職希望者の99.6%が就職しました。これは卒業生全体の89.3%にあたり、全国平均の69.9%を大きく上回ります。全国平均の過去最高値(昭和37年86.6%)や平成バブル期最高値(平成3年81.3%)をも大きく上回っています。北陸はもとより日本でもトップクラスの就職実績だと思います。
しかも上記の就職状況にもあるように、株式を公開・上場するような大企業から内定をもらえる学生は5~6年前は100人に1人にも満たなかったのが、平成21年3月卒業生は39.0%の学生が大企業から内定をもらいました。学生に対する企業の評価がここ数年で高まっていることの証左なのだと感謝しています。(就職課長 堀口 英則)

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