今だから、自分らしく生きる

STUDENT INTERVIEW

制限がある中でも
今できることに集中し、
自分の世界観や価値観を
アップデートできたら。

T・Aさん2年次(2021年度時点)
星稜高等学校出身

コロナ元年と言われた昨年春、入学。大学での学びに不安はありましたか?

入学前は、正直不安ばかりでした。英語力は対面でコミュニケーションを取ることで向上するものだと思っていたのに、新型コロナの影響で全ての授業がオンラインに変更。留学で初めての海外に行く予定が、渡航すらできない状況に。そんな中でも、人文学部の先生方や職員の方から手厚いサポートを受けることができたのは救いでした。1年次の冬から始まるオンライン留学での目標は、「受け身にならずに自ら積極的に何事にもチャレンジすること」。画面越しでの留学になるため、自分が積極的に行動することで内容の吸収度合いも変わってくると考えていたためです。

オーストラリアの協定校とオンライン留学中。学びや活動内容を教えてください。

IELTSのスコアに応じて留学先が決定し、私は、時差の少ないUWA(西オーストラリア大学)に留学することに。留学先での授業では、教育や労働など様々なトピックについて中国やロシア、韓国などの国の留学生とディスカッションをしています。週2回ホストファミリーと話す機会もあり、「和食」の話で盛り上がるなど、だんだんと英語を話すことへの違和感や抵抗がなくなり、着実にスピーキング力が向上していると実感しています。留学前に日本の文化などをしっかり学んできたことも活かされており、オンライン留学でも様々なコンテンツがあるので楽しみながら勉強できていますね。

オンライン留学以外にも今取り組んでいることはありますか?

先輩方から海外の魅力について沢山聞いていたので、実際に現地に赴いて学ぶことができないのは、正直残念です。そんな中でも力を入れて取り組んでいることは「KSCG(※)」のサークル活動です。メンバーそれぞれが海外に興味を持ち、世界が抱える課題や問題について議論したり、英語力を伸ばすために勉強したりするなど、互いに鼓舞し合っています。新型コロナの影響で思うように活動ができていないのが現状で、とても残念ではありますが、今後は、英語を使って観光客の方たちへのガイドやヘルプに取り組むなど、積極的に活動したいと考えています。
※Kanazawa Seiryo Crossover Generation

将来の夢や目標、今後取り組みたいことを教えてください。

「自分の当たり前を絶対だと思わずに、広い視野で物事を捉えられる人」になりたいです。これまでに、国際交流課主催の「Online International Talk」「Online Seminar」に参加して、実際に会えなくても仲良くなり国境を超えた絆を築くことができたのは、自分の自信に繋がりました。これからはさらにコミュニティを広げ、自分の価値観や世界観を日々アップデートしていけたらいいなと思います。K-POPが好きなので、自粛期間中は自主的に韓国語を学んだことも。塾講師のアルバイトでは、小学生・中学生・高校生に英語を教えており、生徒たちの英語に対する苦手意識を少しでも減らせるような工夫もしていきたいです。