楽しみは無限に広がっている。
楽しむのも楽しまないのも自分次第。

人文学部国際文化学科2年次R.Aさん
留学先オークランド大学ランゲージセンター(ニュージーランド)

なぜその国、その大学を選びましたか?

私は留学先を選ぶ際に、まず最初にアカデミック英語コースがある国に絞りました。ニュージーランドのオークランド大学はアカデミック英語コースがあり、留学期間も5か月間と比較的長かったことで興味を持ちました。また、留学期間の前半は夏、後半は冬と日本と同じような四季を体感できるのも魅力的でした。そして、ニュージーランドは他の国から離れている島国なので独自の文化や生活があります。私は特にマオリ文化に興味がありました。今もなお現地の公用語は英語とマオリ語であり、国民的スポーツであるラグビーの試合前にはハカというマオリのダンスがあります。マオリ語は日本語のローマ字のように読みやすいので、マオリ語も同時に学べたらいいなと思いました。ニュージーランドの独自の文化を持っているところに魅力を感じ、留学先に決めました。

現地での生活はどうでしたか?(留学中のエピソードを教えてください)

私のホストファミリーは70歳過ぎのちょうど私の祖父母のような方々でした。私を孫のようにかわいがってくれて、夕食時には食べきれないほどの料理を出してくれました。もう満腹な私に対し、ホストマザーは「もっと食べて。」とよく勧めてきました。留学前は海外の食事に不安がありましたが、毎日とても満足でした。ホームステイ先から近くのビーチまで徒歩2分だったので、週末になるとホストファミリーと一緒に海岸沿いを歩き、持参したサンドイッチを食べていました。また、帰国の2週間前に旅行に連れて行ってくれました。オークランドから車で約5時間のところにホストファミリーの別荘があり、そこで今まで見たことのない自然と、牛や羊たちに囲まれた経験はとても忘れがたい思い出になりました。また、ホスト先には私のほかにタイ人の留学生がいました。私より年齢は一回り上でしたが、積極的にイベントに参加したり、週末には「一緒にお出かけしよう。」と誘ってくれて、私の姉のような存在でした。彼女はタイの有名な雑誌の編集者で、いつも写真を撮っていました。私も写真を撮ることが趣味なので、とても楽しい毎日でした。

留学先の大学での授業はどんな雰囲気でしたか?

クラスは1クラス10人ほどの学生に先生が1人という授業スタイルでした。日本では授業中に質問することを恥ずかしいと思う学生もいると思いますが、質問があればみんな何回でもするスタイルは、先生と学生の距離が近く感じることができ、フレンドリーでとても良かったです。また、チームワークやペアワークが多かったです。留学生同士の英語スキルはまだまだなので、理解が難しいときも多々ありましたが、お互いに助け合って学習していくところが楽しかったです。留学生同士だからこそ発音や表現の違いがあり、最初は四苦八苦しました。私はLとRの発音ができていないと、たびたび先生に指摘されることがありました。日本人のら行は、LとRの発音の中間にあるので、先生と一緒に練習したのもいい思い出です。

留学を経験して得られたものは何ですか?

気持ちの余裕です。日本にいるときは、学習面や交友関係など自分を見つめる余裕がなかったように思います。留学中は環境や学習、習慣が180度変わり、最初は精一杯でした。しかし、しばらく経つと学習面では授業がない時間はこういう風に時間を使おう、ホームステイ先ではもっとホストファミリーと会話を広げようなどと、日本では持てなかった自分を見つめなおす機会ができ、心に余裕ができました。また、留学期間中は、5ヶ月間という限られた時間だったので、時間を有効活用するよう心がけました。これは、帰国後もしっかりと実践できています。

留学を考えている方、迷われている方にメッセージをお願いします。

自分の国を出て、新しい国で新しい生活をするということは誰にとっても人生の大きなチャレンジです。不安や心配事は悩めば悩むほど終わりがありません。だからこそ、その悩み事を手放して、もっとワクワクしてほしいです。楽しみは無限に広がっているので、楽しむのも楽しまないのも自分次第だと思います。両親に「これから歩んでいく人生において一生の糧になるね。」と言われました。大学生活の中で長期間の留学をするということは、決して簡単なことではありません。せっかくの貴重な機会を精一杯楽しんで、これからの糧としてください。

さあ、世界に学ぼう