留学を終えてからがスタート。
知らないこと、分からないことが
もっと溢れてきます

人文学部国際文化学科2年次Y.Nさん
留学先トマスバタ大学(チェコ共和国)

なぜその国、その大学を選びましたか?

私が留学先を選ぶ際に重視した点は、留学先で「新しい」経験や、発見、学びなどを得ることができるかどうかでした。先輩方の留学報告会で世界各国の大学の話を聞いたとき、行ってみたいと思う大学もありましたが、まだ金沢星稜大学から誰も行っていない国、大学へ行くのが自分にとって一番だと考え、チェコ共和国のトマスバタ大学を留学先に決めました。北米やオセアニア諸国と比べて、中央ヨーロッパに留学に行く学生は少ないので情報も少なく、事前準備や現地での生活が大変だと思いましたが、そのぶん「新しい発見」があると思ったことが決め手です。

現地での生活はどうでしたか?(留学中のエピソードを教えてください)

毎日が刺激的でした。私は寮生活で他国の留学生と一緒に生活をしていました。勉強が大変でも、皆オンオフの切り替えがきっちりしていて、ほぼ毎日寮のどこかの部屋ではパーティーが開かれている、そんな環境だったので楽しい留学生活を送ることができました。学生はヨーロッパ全土、中南米、アジア諸国から集まっており、多様性で溢れていました。パーティーで仲良くなった世界中の人々と朝からカフェでのんびりしたり、公園でピクニックをしたり、ヨーロッパを回る旅行などを通して、様々な価値観に触れることができました。帰国した今でも連絡を取り合い、誕生日にはプレゼントを贈ったりするような、一生の友達を得ることができました。

留学先の大学での授業はどんな雰囲気でしたか?

トマスバタ大学は非常にグローバル化が進んでいる大学であり、学生も世界各国から集まっていたので、多様な価値観に触れることができます。学生は寮で共同生活している人が多いので、普段は他愛のない話などで笑って過ごすのですが、授業になるとお互いの意見や価値観をはっきり言い、よく討論となります。自分も聞いているだけでなく、参加しなくてはと思い、英語力は自然と向上したと思います。私は経済学、経営学の学部科目を履修していたので、専門用語など難しいこともありましたが、事前に日本で予習していったこともあり、ついていくことができました。

留学を経験して得られたものは何ですか?

内面的な変化が一番大きいと思います。例えば、海外の大学では日本と同じような授業態度や普段の行動だと周りに置いて行かれます。言語の問題だけでなく、学生は自主的に学ぶという考えが一般的だからです。自主的に行動し、自分の意志や意見をはっきり伝えるようになったと思います。また、様々な価値観や文化的背景を持った人々といたので、多少のことでは動じなくなりました。自分にとっては想定外、予想外のことでもその地域や国の人にとっては普通のことがたくさんあります。特に日本ほどきっちりしていない国がほとんどなので、色々なことに寛容的になったと思います。

留学を考えている方、迷われている方にメッセージをお願いします。

行かないという選択肢は選ばないでほしいです。私は留学へ行って初めて自分の世界の知らなさに気づきました。様々な価値観の人々との出会い、今までとは全く違う環境、初めて経験する多くの出来事、それら全てが自分の世界を広げ、留学前には考えもしなかったことが溢れてきました。留学を終えて、数多くの新しい学びや発見がありましたが、それ以上に知らないこと、分からないことが増えました。留学は終えてからがスタートだと思います。留学は大きな決断であり、金銭的にも大きな負担となります。ときには困難や危険な目に遭遇することもあります。しかし、それらを払拭してなお、大きな価値があります。もし留学を迷っているならば、行かないという選択肢は選ばないでほしいです。

さあ、世界に学ぼう