Fake It Till You Make Itの言葉が
自分を大きく変えてくれました

人文学部国際文化学科R.Mさん
留学先ニューヨーク州立大学オールバニ校(アメリカ合衆国)

なぜその国、その大学を選びましたか?

高校の頃、私は吹奏楽部に所属しており、その際演奏していた曲がアメリカの作曲家によるものが多かったことから、留学先として漠然とアメリカという国を意識するようになりました。それからアメリカの歴史を調べてみると、その時代に起こった出来事や事件が、アメリカの芸術や文化に強く影響していることがわかりました。子供の頃から慣れ親しんでいたアメリカのポップカルチャーが過去の出来事や事件が背景となっていることがわかると、実際にその空気に触れてみたいと強く思うようになり、この国を選びました。私の選んだニューヨーク州立大学オールバニ校は他国の留学生と英語を学びながら、アメリカの学生との学部授業を併せて受講できるコースであり、英語の「インプット」と「アウトプット」のバランスの良い充実した生活を送ることができると思い選択しました。

現地での生活はどうでしたか?(留学中のエピソードを教えてください)

私はホームステイで滞在しており、ホスト先は65歳のホストマザー一人で私と二人暮らしという形でしたが、私と同じ音楽好きな人だったので、近所にあった古き良きシアターへよく連れて行ってくれて、様々なコンサートを鑑賞しました。また、旅行も好きということで色々な経験を聞かせてくれました。バスで3時間弱南へ行けば、世界の大都市マンハッタンがあるので友達と月に一度ほどのペースでいくことができました。自分がイメージしていたアメリカというものを感じることができ、とても感動しました。

留学先の大学での授業はどんな雰囲気でしたか?

語学プログラムでは、リスニング・スピーキングとリーディング・ライティングの授業があり、各々レベルに応じた授業を受けます。私はAdvance 1というコースで、プレゼンの構成の仕方やエッセイの種類と書き方などについて学びました。先生1人に対して10人ほどという少人数のクラスだったので、学生のレスポンスを重視して授業が作られていくスタイルでした。先生たちは僕たちの反応を真剣に受け止めてくれて、授業のペースもやる気のある生徒に合わせてレベルが上がっていきます。集団で前へ進むという日本の考え方とは少し違うと感じました。アメリカでは、個人が集まったのが集団であるという感じです。学部授業では音楽の授業を履修しました。最初はネイティブの話すスピードに追いつくのに必死でしたが、だんだんと聞き取れるようになってきて、タームが終わる頃にはほぼ全てのことが聞き取れるようになりました。自分以外が全員ネイティブという環境の中で授業を受けるのはとても緊張しましたが、その中で学べたことは貴重な経験でした。

留学を経験して得られたものは何ですか?

授業をしている中で印象に残った言葉が1つあります。それは「Fake It Till You Make It」という諺です。自分がやりたいことを成し遂げるまで、それをできるフリをしろという意味で、自信がなくても自信があるフリをし続けることで、成功に必要とされる経験やスキルを身につけられ、時間が経つにつれ自然と自信を持ってそれを実践することができるようになるということです。内側の世界が外側の世界を作るということを身に沁みて感じた瞬間でした。うまく英語が話せない、と自信をなくすのではなく、英語が喋ることができるフリをする。すると、自分に自信が持てるようになり、前向きに英語を学ぶことができました。このポジティブな姿勢を自分の中に取り入れることができたのは、私にとってとても大きな変化でした。

留学を考えている方、迷われている方にメッセージをお願いします。

人は結局、自分と違うものとの関係の中でしか自分を見出せません。だからこそ、「出会い」というのはとても大切なことだと思います。日本とは全く異なる環境に置かれることで、たくさんの違いに出会うことができます。違う風景や価値観に触れること、それに適応していくことは簡単なことではないけれど、一度受け入れることができたら自分をどんどんアップデートしていけます。もしこれを読んでいる人が留学をするか迷っているなら、強く背中を押したいです。何かを選択するときに、知らないことが多い方を選んだ方が、人生とっても楽しくなります。たとえ壁にぶつかっても、そこでの「出会い」が必ず何かに繋がっています。トライしたことに後悔はしないはずです。ぜひ、良い決断をしてください。

さあ、世界に学ぼう