当り前じゃない環境だったからこそ
踏み出せた勇気

人文学部国際文化学科H.Yさん
留学先シンガポール管理発展学院[MDIS](シンガポール)

なぜその国、その大学を選びましたか?

私は留学先を決める前から、アジアの国に行きたいという願望がありました。その中でシンガポールを選んだ理由は公用語が4つもあり、多国籍国家という点に興味を持ったからです。シンガポールでは特有の英語があり、それがどんなものなのか、実際に聞いたらどんな感じで聞き取れるのかを知りたいとも思いました。また私の留学したシンガポール管理発展学院(MDIS)は日本人学生が少ないと聞いたので、英語に集中できて、様々な国の人と仲良くなれるチャンスがあると思いました。日本語を話す機会を少なくすれば、英語の勉強に関しても一番はかどるのではないかと思い、MDISを留学先としました。

現地での生活はどうでしたか?(留学中のエピソードを教えてください)

私はMDISの寮で生活していました。私は二人部屋でルームメイトと毎日楽しく過ごせました。日本での生活では身の回りの家事はほぼ母親がやっていてくれたので、シンガポールで掃除、洗濯、炊事をすべて自分でやっていかなきゃいけないというのは大変でした。ですが、ルームメイトと協力して4か月間何の問題もなく、むしろ快適に過ごせたので良かったです。また、シンガポールの面積は広くないのですが、観光地はたくさんあって学校の休み期間に色々な場所に行くことができました。一番印象に残っていることは、夜になったらイルミネーションを街中で見ることができ、とてもきれいなことでした。特にマーライオンパークの周りは夜とても美しく、花火も見ることができました。シンガポールでの思い出は一生忘れられないようなものばかりです。

留学先の大学での授業はどんな雰囲気でしたか?

1クラスに20人くらいで先生が午前のクラスに1人、午後のクラスに1人というスタイルでした。結論から言えばすごく賑やかで楽しいクラスでした。私は、授業中に質問が飛び交うような場面を日本の学校ではあまり見たことがなかったのですごく新鮮でした。また、わからないところがあったらみんなで解決していくスタイルのため、友達や先生とも仲が良く、笑顔が絶えず授業を受けることができ、私にとって心地の良い授業環境でした。クラスメイトたちは真面目にしなければいけないところは切り替えて、集中してタスクに取り組んでいくという感じだったので、良い環境下で勉学に励み、また楽しめたと思います。

留学を経験して得られたものは何ですか?

勇気です。日本にいるときは周りが“同じ言語”というのは当たり前のことであり、また住み慣れた環境ということもあって何かをするにも不便を感じることもなく、コミュニーケーションで困ることもありませんでした。しかし、シンガポールに留学してみると、思うように言葉は通じないし、自分の意思を英語に変えて伝えるというのは難しく、最初の一か月は本当に不安と嫌気しかありませんでした。しかし、このままではだめだと思い、話しかけられたら返すという受け身の立場から抜け出して、思い切って自分から話しかけてみようと勇気を振り絞ってみたところ、その日から流暢な英語ではなくても、たくさん話をすることができたと思います。頼れる親も先生もいない状態だったこと、住み慣れていない土地で今までの自分にとって当り前じゃない環境だったからこそ踏み出せた勇気だと思います。この気持ちを忘れずに日本でも過ごせていけたらいいなと思っています。

留学を考えている方、迷われている方にメッセージをお願いします。

行く前は楽しみな気持ちより不安な気持ちが大きくなるかもしれません。しかし、留学は自分の人生の中で貴重な経験になることは間違いないと思います。たくさんのことを学び、そしていろんなことを経験し、かけがえのない思い出をたくさん増やせます。留学という大きなチャレンジは皆さんのためになることしかないと思います。人生にとって大きな経験になりえる留学を思い切り楽しんでください。

さあ、世界に学ぼう