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NEWS & TOPICS [ 2018年度 ]

しもおきひろこ氏「石川の食文化の今昔~昆布食、加賀料理、B級グルメなど~」が開催されました

2018年06月28日 TOPICS

6月27日(水)

「石川の食文化の今昔~昆布食、加賀料理、B級グルメなど~」と題し、料理研究家のしもおきひろこ氏による講演会が行われました。
昆布食のお話をメインに、北前船と関わりの深い北陸と食文化にまつわるエピソードなどをお話しいただきました。
しもおき氏によれば、昨今若者の昆布離れが急速に進んでいるとのこと。そんな中でも能登地方では根強く昆布文化が残されており、その背景には、親から子へ、または姑から嫁へといった“伝承”の仕組みが今でも機能しているゆえだそうです。

また、治部煮やかぶら寿しなど、石川の郷土料理についても触れられ、郷土料理は古くはその土地に暮らす人々が自宅で食していたものではあるものの、現在は観光客が現地の飲食店で食べるものへと変わってきていることなどをお話しくださいました。

最後に、これから留学へ行く学生に向けて、「留学先で自分の出身地の郷土料理を聞かれた時に迷うことなく答えられますか?作ることができますか?」と問いかけられ、国際文化学科の1年次の学生たちは、少し困ったような表情をしているのが印象的でした。

学生のコメント

Y・Fさん(人文学部国際文化学科 1年次 石川県 金沢錦丘高等学校出身)
これまでずっと石川県に住んでいますが、知らないことが多くてとても勉強になりました。
治部煮などは食べたことはありますが、作り方までは知らず、せっかく石川県に住んでいるのに知らないなんてもったいないなと思いました。鮴(ごり)や鱈の子付け、べろべろなど名前さえも知らない郷土料理の多さに驚きましたが、これから少しずつ知識を増やして、留学先でも紹介できるようにしたいと思います。
M・Kさん(人文学部国際文化学科 1年次 石川県 金沢二水高等学校出身)
講師のしもおき氏は、毎週テレビで拝見しており、話し口やコメントなど的を射ているなと感じていました。
今回の講演でも印象は変わらず、石川の料理の食文化についてとてもわかりやすく説明してくださいました。
基礎ゼミでも今回の講演の内容に近いテーマを取り上げることになっています。その予備知識にしては豪華な内容でしたが、こうして専門家の方から直接お話をお聞きできる機会をいただけてありがたいです。

しもおきひろこ氏からのコメント

今回の講演は「広く浅く」ということを念頭にお話しさせていただきました。深い知識を話しても興味のない人にはなかなか響きませんからね。
それでも一つ言えることは、“食”というテーマは誰もが例外なく関心のあるテーマだということ。もっと言えば世界でも通用するコミュニケーションツールの一つだと思うんです。
これから社会に出ていく学生の皆さんが、「あ、あの時誰かがあんなことやそんなことを言っていたな」とどこかで思い出してくれればいいなと。特に留学を経験する金沢星稜大学人文学部国際文化学科の学生さんには、会話の武器として“食”をテーマに多くの人と繋がってもらいたいと思います。そして、そんな学生たちには、とにかく前を見て臆することなくチャレンジしてほしいです。
やらない後悔よりも、やってみて失敗してもいい。そういう強い気持ちでこれからの人生を歩んでいってもらえればと思います。