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【就職】内定者インタビュー(日本通運株式会社)

2018年09月13日 就職・資格

世界規模の物流を通じ、人と地域、企業の発展に尽力するグローバル企業『日本通運』に内定した経済学部経済学科 4年次 R・Fさん(石川県 野々市明倫高等学校出身)にインタビューしました。

プライドが邪魔をして、なかなか踏み出せなかった自分

経済学に興味があったことと、高校社会科の教員免許を取得できる県内の私立大学ということで、金沢星稜大学を選択しました。

大学に入学して1・2年次の頃は、センター試験の失敗で第一志望の大学へ行けなかったことへの後悔がずっと消えませんでした。 授業とアルバイトの繰り返しという生活を続ける自分自身に納得がいかず、学生生活を楽しめていないことを感じていました。
2年次の春休みに大学で知り合った友人たちと話す機会がありました。彼らは海外留学を経験していたり、サークルの仲間たちと遊びに行ったり、充実した学生生活を送っていることを感じました。
話を聞きながら、僕は「それまでの大学生活で得たものも、成し遂げたことも何にもない。何も持っていないな」と思ったんです。海外から帰ってきた友人の話にもついていけないし、新しい友達ができて楽しそうにしている友人からも、自分だけが独り取り残されたような気持ちでした。「プライドが邪魔をして、なかなか踏み出せなかった自分」にこのままでいいのか?と問いかけたことが、僕が変わり始めたきっかけです。

高校、大学でのターニングポイント

高校生の時はサッカー中心の生活でした。中学ではずっとレギュラーだったのですが、高校ではそんなに上手くはいかず、23人中レギュラーメンバー11人に入れない日々が続きました。これまでレギュラーだった自分がそこから外されたことがすごく悔しくて、歯がゆかった時期がありました。
そんな時、テレビで見たサッカーの試合で『90分ある試合時間の中でも、短い時間で結果を残せるのが本当に素晴らしい選手だ』と、僕が好きな選手が話しているのを聞いて、”与えられた時間で結果を残すことが重要だな”と感じたことがありました。

その気持ちを思い出し、3年次からは「とりあえず原点に戻って、色々挑戦してみよう」と、流星祭実行委員会就職応援プロジェクトに参加しました。
大学の友人もたくさんでき、楽しい時も辛い時も仲間がいたことが励みになりました。1、2年次の時からもう少し積極的に何かに参加していれば、早く変われたかなとも思いますが、もやもやしていたところから自分で行動を起こしたことで変われたこと、本来の自分を取り戻せたことはこれからの自信にもつながりました。そこが大学でのターニングポイントでしたね。
就職応援プロジェクトの活動の主な目的は、先輩の就職活動体験を取材して、1冊の冊子(就活クレド)にまとめることです。今年のテーマは「スマホの様な就活のお供」です。いつも手元に置いて、見ることができる就活冊子を目指しました。
チームで目標を達成するプロジェクトですが、それまで僕が得意としていたサッカーとは違って、感覚ではできない人間関係を知りました。感じたのは、コミュニケーションの重要性と一人ひとりを見ることの大切さです。その上でプロジェクトを成功させるためには、それぞれの問題にお互いに納得がいくまで話し合って、回答を導き出していくことが有効だと学びました。
元々、人と話すことや人と関わることが好きだったので、様々な人たちの考え方を知る事やノウハウを受け取れることは自分の視野も広がりましたし、財産になりました。

一歩社会に出てみることで、触れることが出来た気づき

学外では焼肉屋で初めてのアルバイトを経験しました。
何も知らない状態からのスタートでした。かっちりしたマニュアルがあるようなお店ではなかったので、様々なことを一から先輩に教えていただきました。そして、その後は自分で進めていくという感じでした。
そこで僕は多くのことを学びましたし、色々なものを得ることが出来ました。まだ新人だったころ、お客さんから物凄く怒られた記憶があります。その時はお店がてんやわんやの時間帯で、慣れていない僕の情報伝達が遅くて、料理の提供が遅くなったんです。当時、「もう二度とアルバイトに行きたくない!」と思ったくらいひどくお客さんを怒らせてしまいました。
僕はそれまで「嫌な事からは逃げる」が常でした。アルバイトを始めてもすぐ辞めるだろうと自分自身が思っていました。でも、一方で、そんな自分が嫌なのでアルバイトくらいは続けようという思いもありました。
その方は、今でも週に一度は必ずいらっしゃる常連さんです。どんなに怒ってもまた来てくださるので、同じ失敗は繰り返さないようにしようと努力していたら、少しずつ僕のことを認めてくださるようになりました。今では僕の名前も覚えてくださっていて、「Fくんに会いに来ているんだよ、Fくん今日いる?」といつも声をかけていただけます。僕がいない時でも声をかけてくださっているみたいです。
辛いこともありますが、そういった嬉しい体験がその次にはあることを実感できたので、逃げることなくアルバイトを続けてよかったなと思います。
また、アルバイトでリーダー的立場になったことで養った、その時の状況を見てそれぞれの仕事に人を適切に振り分けるというような全体を見て判断する力は、大学での活動にも活かされたと思います。

3年次の冬に、すべて1dayですが、小売業・卸売業・ディーラー・不動産、9社ほどの企業インターンシップに参加しました。
営業に興味を持っていたので、全て営業職のインターンシップです。はじめは営業という職種について、漠然と「ものすごく話す」というイメージを持っていました。今考えると浅はかな考えだったなと思うのですが、話し上手という要素が営業にとって大事なものだと思っていました。しかし、どの会社のインターンシップを経験しても感じたのは、聴き上手でなければ営業はできないということです。
どの企業の担当の方のお話しの中にも、「営業職は、話すだけではなく聴くこと」「聴くことができないと、話すことなんてできない」というポイントがありました。話すことが全てではなくて、お客さんの話を聴いた上で、適切な営業につなげることが大切だと聞いた時に、これは営業以外にも通じる話だなと思いました。相手の不満や、考えていることを聴いたうえで、自分の話でこちらの提案をするとか、コミュニケーションを成立させるいうことが大切なのだと感じました。
その後、様々なプロジェクトやアルバイトの時には、自分の意見を一方的に話すのではなく、相手の意見を聴いてから話すことを心がけるようになりました。

製造と小売の中間の立ち位置でのビジネス(B to B)が興味深いと思っていました

就活を通して、自分自身の良いところにも悪いところにも気づけました。
人と話すことが好きだったので、面接ではあまり苦労をしなかったんです。就活の最初、5月ごろですね。その頃は、ちょっと自分でも調子に乗ってたなと思います。途中まではポンポンと調子よく進むのですが、最終的には企業から良い結果をいただけませんでした。第一志望の業界の企業から次々と不採用通知が届いた時、このままではいけないな、調子に乗らず、常に気を引き締めて取り組まなければと思いました。
就職活動ではB to Bの企業への就職を目指していました。
これまでぼくは、部活の部長など先生方と部員の間を取り持つ役割を多く経験してきました。そういった経験が仕事でも活かせるのではないかと思ったことと、アルバイトをしている飲食店でも、卸売業者とお店の取引を生で見て、こういう営業も面白いなと肌で感じ、こんな仕事をしたいなと思ったことがきっかけです。
しかし、内定をいただいた企業のうち、ほとんどがB to Cの企業でした。もしかするとB to Cの方が向いているのかなと思ったこともありましたが、やはり自分の思いはB to Bにあったので、日本通運に就職することに決めました。
会社説明会などで、日本通運はリーディングカンパニーとして業界・組織の中でも先頭に立って指揮を執らなければいけないというお話しをよく聞きました。面接でもリーダーとしての経験を聞かれましたし、部活の部長などリーダーとしての取り組み姿勢ががマッチすると感じました。また、物流に関する様々な当たり前を実現している企業というところにも惹かれて、自分自身の経験を活かせるかもしれない日本通運への就職を決めました。

金沢星稜大学には様々なプロジェクトがあり、学生にたくさん用意されています。僕自身、もう少し早く色々な活動に参加していれば、1・2年次の時期から視野を広げることが出来たのではないかと思います。それらに能動的に参加することで、県内だけでなく県外の人たちとの関わりもできたと思いますし、県外の大学へ行かなくても星稜大なら、十分に視野を広げることができる大学だと思いました。

能動的に、悔いのない大学生活を

大学では人から言われてではなく自分で動かなくてはいけません。
金沢星稜大学は自分で動くとチャンスがたくさん転がってくる大学だと思います。そのことは、ぼく自身も感じました。もし、第一志望ではなく不本意な入学だったとしても、そこで頑張れば活躍できる、羽ばたける機会がたくさんある大学です。
ですから、もし失敗したとしても気落ちせず、「これから取り返してやろう」という気持ちがあれば、大学生活も十分に楽しむことができます。
これから入学してくるみなさんには、ぜひ、そういう気持ちで学生生活を送ってほしいと思います。