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【金沢星稜大学市民講座】(第67回)「着地型観光と地域づくり」を開催!!

2018年12月11日 イベント

11月17日(土)

今月は川澄厚志 経済学部准教授が「着地型観光と地域づくり」をテーマに講座を開催しました。
川澄准教授は、日本の農村における持続可能な発展について、住民が誇りや愛着を持って暮らし、持続的に地域に住み続けられる仕組みづくりが大切であることを紹介しました。地域に内在する地域資源を住民が再認識して、地域が主体となった自律的なまちづくりの展開により、地域資源を活かすことになり、その地域特有の資源を次世代へ継承してくことで消滅可能性都市をめぐる議論に対して考える講座内容でした。

若者の地域外への流出により、長い年月かけて人の手によって作られた里山が、里山で無くなる連鎖が生じている課題に対し、若者や外国人観光客、移住者や田舎暮らしを体験した人々が、祭りや踊りなどを通して地域を一緒に見ていき、地域の人とのコミュニケーションを継続していくことが重要であると述べました。
 

加えて、「消費者(観光者)」と「生産者(受け入れ側)」の二項対立が前提となっているが、「体験型」・「交流型」旅行のニーズの高まりから、「サービスを受けて当たり前」という認識よりも、消費者側もある程度の「着地型観光」についての生産者側の地域事情などに理解を持って観光した方がより深く楽しめると提案しました。
また、「生産者(受け入れ側)」にとっての定住環境が持続的に継続できないことは、そもそも誰にとっての地域・観光づくりなのか、受け入れ側と観光者の関係構築の根本的な考え方とはなにか討議を投げかけ、出席者に考える時間を持ってみてはどうかと促しました。
 
付録として、川澄准教授がタイでの出張の際に知り得たゴムの作り方を紹介し、出席者からは、中進国タイのK村と戦後の日本の西洋化施策との比較や、奥能登地域活性化に関しての意見を求められるなど、活発な質疑応答がなされました。

次回の市民講座は

オリンピック同様におもしろいパラリンピック!
日時:12月15日(土) 10:30~12:00
場所:キャリアデザイン館5階 C51教室
講師:井上 明浩 人間科学部 教授