OPEN

新着情報

新着情報News & Topics

NEWS & TOPICS [ 2015年度 ]

【地域連携】第15回金沢信用金庫寄付講座

2016年01月29日 TOPICS

1月26日(火)

今回はこれまでの授業内容を踏まえて、学生たちによる「若者の信用金庫の利用促進策~地域に必要とされる金融商品・サービスについて~」と題した最終プレゼンが行われました。

学生たちによるプレゼンはまず初めに、信用金庫と銀行との違い、非営利・相互扶助・地域密着という信用金庫の3つの柱、裾野金融などこれまでに学んだ内容をおさらいしました。また信用金庫同士であればATMの利用手数料が無料になるなど、自分たちが気づいた信用金庫の良いところ、知ってほしいところを挙げました。
そのうえで、会員の高齢化という信用金庫の課題に対して、学生の目線でさまざまな提案をしました。
まず信用金庫の資産(資金運用)面では、「しんきん学生ローン」という奨学金を提案しました。これは県内大学などに通う学生向けの奨学金で、県内に進学した場合や給与振込口座に指定した場合には、返済金利を低金利とするという提案です。これには若者の利用を促進するという狙いとともに、県外への若者の流出を抑制して地域経済の活性化や地方創生に結びつけるというメリットがあります。

また信用金庫の負債(資金調達)面では、「百万石すまーと」と名付けた学生向けの定期預金を提案しました。
これは100万円を貯めることを目標とした「百万石」という定期預金が学生にはハードルが高いため、学生の目線で目標となる金額(30万円・50万円)とイベント(卒業旅行やマイカーの頭金)を設定したものです。マイカーの頭金を目標とする定期預金には、マイカー購入時にマイカーローンへ結びつけるという狙いがあります。
その他に来店ポイントなど付与し、ポイントを地域通貨とすることで地域の活性化につなげる、若者向けのイベントを企画する、サービス面からもさまざまな提案を行いました。

プレゼンの後は質疑応答が行われました。審査員を務めてくださった金沢信用金庫の高辻常務理事は、質問を通していくつかの提案について、ビジネスモデルとしての詰めの甘さを指摘しておられました。しかしながら、学生ならではの柔軟な発想による提案には良いアイデアもあり、若者の利用促進策として参考になる部分があったとのことでした。特に地域通貨の活用などは、実際に若手の職員で検討されているとのことでした。学生たちは、ビジネスモデルとして成立させるためにどうすればいいかという点について、自分たちのアイデアを再考しながら回答していました。

学生のコメント

  • 自分は奨学金を借りていないので、奨学金のことを調べたりしたこともありませんでしたが、奨学金を借りている人が多いことを知り、「しんきん学生ローン」のような奨学金があればと思いました。このようなことを考える機会をいただきありがとうございました。
  • 自分の考えていたことをチームとして共有して伝える難しさを感じました。今回の経験を今後に生かしたいと思います。
  • (若者の利用促進策を考えることは)今までの人たちが考えてきたアイデアを乗り越える必要があり、大変でした。
  • 銀行と信用金庫の違いも知らずになんとなく受けた授業でしたが、自分のバイト先がきんしんさんから融資を受けていると後で知り、身近な存在だと知りました。きんしんさんの重役の方々のお話も聞けてありがたかったです。