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NEWS & TOPICS [ 2015年度 ]

ワークショップ・キャラバン隊、びわ湖へ行く!

2015年10月06日 TOPICS

井上ゼミ(こども学科)が主体となって活動している星稜ジャンプ企画『ワークショップ・キャラバン隊』の3年次が、8月9日から11日にかけて、滋賀県の琵琶湖で「びわ湖フローティング・スクール」に参加してきました。
滋賀県では、県内の小学5年生全員が学習船「うみのこ」に乗船・航海し、宿泊をともなう郷土理解や琵琶湖環境学習に取り組んでいます。
1983年に第1回が開始され、今年で32周年になります。子どものときにフローティングを経験された世代が、小学校の教員として再び「うみのこ」に乗船する、ということも珍しくないそうです。

私たちキャラバン隊は、8月10日~11日の航海(大津市立堅田小学校・真野北小学校)参加に備え、前日の9日に「琵琶湖博物館」で琵琶湖の生態系について学習をしました。
そして「びわ湖フローティング・スクール」で、琵琶湖を題材としてどのように環境学習が行われているのかを調べ、実際の活動を支援しながら、私たち自身も体験的に学んできました。

1日目は、琵琶湖大橋港を出発し、多景島を眺めて長浜港までの航海でした。
琵琶湖大橋の下を「うみのこ」でくぐったあと、船上での避難訓練、操舵室見学が行われました。長浜港で下船したあとは、長浜市内のウォークラリーがあり、私たちも各班の子どもたちと一緒に長浜の街を散策しました。

写真に見えるお城は長浜城でウォークラリー出発の前に先生方と打合せをしている様子です。

夜の「うみの子の夕べ」では、各学校の紹介のあとお楽しみ会として綱引き大会が行われ、子どもたち同士の交流を深めました。写真は、優勝したチームがわたしたち学生チームと対戦している模様です。
2日目は、長浜港に停泊したまま、船内では「びわ湖クイズ」「シジミストラップづくり」「プランクトンの観察」が、船外では「カッター訓練」が行われました。

プランクトン観察の模様

写真は、プランクトン観察の風景です。前日の夜に、プランクトンネットで採取したびわ湖の水を使います。顕微鏡の中には、主に植物性プランクトンがたくさんいましたが、ミジンコなどの動物性プランクトンもいました。

左から、ミジンコ(動物性)、クロキスティス(植物性)、ビワクンショ(植物性)

カッター訓練の模様

風が強くなると実施できないことも多いそうですが、この日は幸い風のない晴天でした。全員のオールをそろえるのが大変です。

ちなみに・・・、私たち学生は事前に(7月上旬)石川県(能登青少年交流の家)でカッターの訓練を受けています。初めての学生がほとんどでしたが、指導法を含めカッターについて詳しく学ぶことができました。この活動には、今回の「びわ湖フローティングスクール」には参加できなかったキャラバン隊員(1・2年生)も参加しました。

写真は、国立能登青少年交流の家でのキャラバン隊員のカッター訓練の模様。

さて、フローティングスクールのほうですが、長浜港を出発したあと、白石や沖島を眺めながら帰ります。ちなみに、食事も4食すべて船内でとりました。地産地消が推進されていて、なんと夕食には近江牛ステーキが出されました。とても美味しかったです!初めて食べる学生も多かったようです。
下船前には、ヤシの実を使って甲板の掃除を行いました。みんな初めての経験でしたが、児童と学生が力を合わせて頑張りました。

琵琶湖の環境は、昭和五十年代頃がとても悪くて、富栄養化現象で赤潮が発生したり、湖岸に生えるヨシ(葦)原が減少したりする問題が発生しました。現在ではこれらの問題は解決され、ヨシ原も甦っています。このフローティング・スクールをはじめとする琵琶湖環境学習の成果はなんだろうと改めて考えさせられました。
滋賀県の子どもたちもとてもフレンドリーでした。関西弁のアクセントとツッコミには戸惑いましたが、楽しい2日間を過ごすことができました。

今回の貴重な体験で得られた経験を、石川県での小学校ボランティアに生かしていきたいと思います。

人間科学部こども学科3年次 M.T