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NEWS & TOPICS [ 2015年度 ]

学生FD活動をしている K.Iさん、S.Yさんにインタビューしました。

2015年11月27日 TOPICS

学生FD活動をしている学生にインタビューしました。

FD(Faculty Development):
教員が授業内容・方法を改善し向上させるための組織的な取り組みの総称。
学生FD:
「大学を変える、学生が変える」というスローガンのもとで行われている、日本の大学独自の取り組み。授業改善だけではなく、教育改善全般に学生の声を反映させるためのものです。
学生FDサミット:
「学生FDサミット」は、全国約60大学から学生FD活動に取り組む学生・教員・職員が集結し、各大学における成果を発表しあい、日本の大学教育における課題等について共有、議論する場です。
 


K.Iさんにインタビュー

学生FDとして、どんな活動をしているのですか?

今年の7月22日(水)に、「Seiryo Cafe」(学生と教員の懇談会)を開催しました。参加者は学生が約70名、先生方は約30名でした。

当日、学生たちのテーブルは私たちで指定したのですが、先生とその担当のゼミ生は必ず一人入るように配置しました。また、最初は「最近はまっているものは?」という質問からはじめて、場が暖まってから「学生生活上での問題」などを話し合ってもらうなど、話がスムーズに進むように配慮しました。
先生方も配慮してくださったおかげで、学生たちは結構積極的に話をしてくれました。 この時に皆から出た意見をまとめて、大学側に提出します。
終了後には、もう一回開催してほしいという要望があったので、次回は12月に開催する予定です。

学生FDサミットについて

9月2日(水)~3日(木)に大阪の追手門学院大学で開催された「学生FDサミット」に参加しました。サミットは、全国から300校くらいの大学が参加して行われます。7名で参加した昨年のテーマは「FDってなに?」で、15名で参加した今年は「学生FDしていますか?—本当に大学が“よく”なっている!?—」でした。
昨年は、ポスターセッションに参加したのですが、今年はグループディスカッションの後、意見をまとめて皆に発表しました。最初は、各大学バラバラになってチームを作って、他大学の人たちとディスカッションしました。そしてその意見をそれぞれ自分たちの大学チームに持ち帰って、各大学としての意見をまとめて発表するんです。私たちは、ディスカッションを踏まえて、金沢星稜大学の取り組み「学生と教員の懇談会」をメインに発表をしました。
他大学の人たちと話してみると、学内の状況によって、それぞれ感じていることが違っていたのが面白かったです。本学は規模的にもちょうどよく、FD活動がしやすいと感じています。

ゼミ選択サポートについて

私たちがしているもうひとつの活動として、ゼミ選択サポートがあります。
1年次や2年次の学生が、次年度のゼミを選択するに当たって、3年次、4年次の学生からアドバイスを受けられる機会をつくっています。

全てのゼミから代表学生に集まってもらって、1年次と2年次の学生は、興味のあるゼミのブースで、質問したり、説明を受けたりできるようにしました。実際にゼミに所属する先輩から具体的な話を聞くことで、大学から配布される資料だけでは分からない部分も、参考になる意見を聞けたりします。
先輩学生たちには、ここで話したことはどこにも報告しませんと約束をして協力をしてもらったので、1・2年次の学生たちは、ざっくばらんな話を聞けたのではないかと思います。
4年次は大学に来ていない日が多いので、4年次しか所属していないゼミの学生に協力を仰ぐのが大変でしたが、参加した学生(特に3・4年次のゼミを決める2年次)には、とても好評でした。

私たちは、ゼミ選択サポートの機会があることを、1・2年次の学生たちに知ってもらうために、ゼミの担当教員を通じて学生にお知らせをしたり、当日学生支援課から1・2年次向けに一斉メールを送ってもらったり、来てもらうための工夫をしました。その甲斐もあって、たくさんの学生が参加してくれました。

最初に学生サミットに参加した時、はじめて会った他大学の人たちと話をして、それぞれ色々なことを考えながら頑張っているのを見て、星稜でも頑張ろうと思いました。学生FDのメンバーたちもそこで刺激を受けたので、「学生と教員の懇談会」や「ゼミ選択サポート」を開催して、成功させることができたと思っています。

S.Yさんにインタビュー

学生FDってどんな活動をしているんですか?

私はSJPのプロジェクト「授業創り隊」を通して活動しています。
昨年は、90分一コマの授業を全9回、どんな内容にするかを自分たちで考えて、実際に開講しました。ゲストスピーカーとして授業をしていただく先生にお願いしたり、授業に参加する学生を集めたりといった手配も自分たちで行いました。この授業は学生なら誰でもWelcomeです。
今までは、授業を受ける側だったのですが、この活動をやってみてひとつの授業をつくることの大変さが分かりました。どの先生にゲストスピーカーをしていただくか、どうやって受講する人を集めるかなど、ひとつの授業を開講するのはこんなに大変なことなんだなと、わかりました。

授業は、前半はゲストスピーカーにその日のテーマについて話していただいて、後半はディスカッションをして皆で理解を深めていこうというスタイルでした。
ディスカッションというスタイルは好評でした。普段の授業は講義形式が多くて、ディスカッションの機会は少ないので、「理解が深まった」とか「タイトルは難しいと思ったけれど、実際に受けてみたら楽しかった」など、感想をいただきました。それを聞いてすごく嬉しかったですし、頑張った甲斐があったなと思いました。

FDサミットについて

6月に「授業創り隊」が発足して、準備をはじめました。後期が始まる9月から私たちが企画した授業がスタートしたのですが、前例がなかったので、準備段階で学生FDサミットに参加して他大学の活動なども参考にしました。どの大学も熱心で、学生が主体となって大学をよくしようとしているのが伝わってきました。また、学生と教員、事務職員がすごく協力していることもわかりました。
ディスカッションが主だったのですが、ある大学の活動で印象に残っていることがあります。学生が自分が取っていない授業を実際に受けて、第三者の目線でその授業を評価するという活動です。例えば黒板の字の見やすさ、学生たちの雰囲気など細かいところまでチェックして、それを担当の教員に伝えます。いろいろな先生がいらっしゃると思いますが、先生方も授業をするからにはよい授業をしたいと思っている方ばかりなので、きちんと話し合いをしてくださったそうです。学生からの提案などを受けて変えてくださった授業もあるとのことでした。「皆で授業を良くしていこう」という取り組みで、すごくいいなと思いました。
授業創り隊でも皆の意見を持ち寄って、色々話をしましたが、「第三者の目線で授業を評価する」というのはいいねという意見が多かったですね。皆、刺激を受けたみたいです。

FDサミットに参加して、全く違うジャンルの人や社会人とお話したことで、コミュニケーション能力を磨けたと思いますし、自分自身が成長したなと感じました。
他大学の学生とは、名刺交換をしたりLINEのグループを作ったりしてつながっています。
これから皆で話し合って、後期も何か企画しようと思っています。