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NEWS & TOPICS [ 2016年度 ]

【こども学科】治部煮体験レポート

2016年11月22日 TOPICS

11月10日(木)

「家庭科基礎」の授業の一環として、「かなざわ石亭」より外部講師として2名にお越しいただき、金沢の伝統料理「治部煮」の調理実習を体験しました。

担当教員 佐藤先生のコメント

「家庭科基礎」科目では、衣食住に関する基礎的な内容を学修しています。今年度は、「かなざわ石亭」の店長、永畠様より伝統的な食文化に関する講話を、出村様には「治部煮体験」をお願いすることができました。
金沢におもてなしの文化が生まれた背景や料理の由来等をうかがい、「治部煮体験」では、料亭の味やその味を出すために施されている細やかな下準備や心づかいを知ることで、これらの伝統的な食文化が引き継がれていくことの大事さを口にする学生が多く見られました。このように外部講師のご協力を得て、学生は改めて金沢の食文化について考えるよい機会となりました。

参加学生のコメント

人間科学部こども学科2年次 R.Sさん (石川県 金沢桜丘高等学校出身)
治部煮の由来や治部碗を使って美しく盛り付ける金沢の美意識など様々なお話を聞かせていただきました。その中で私が最も印象に残ったのは「金沢の伝統料理を伝えていくことも私たちの役目である」というお話です。
単に美味しいから今でも食べられ続けているのではなく、石亭の方々のように伝統料理を受け継ぎ、伝え続けている人がいるからだと気づきました。この伝統を受け継ぎ、伝え続けるという精神は私たちにも必要だと思います。これを機会に伝統を伝え続けるためにこれから私ができることを探してみたいと思っています。

人間学部こども学科2年次 A.Gさん (石川県 小松高等学校出身)
治部煮づくりを通して一番印象に残ったのは盛り付けの場面です。「簾麩のすだれ模様がきれいに見えるようにする」「いろどりを美しくするためにほうれん草を中心に盛り付ける」など、食材の位置がすべて決められていたことです。また、盛り付けるための茶碗も食材が重ならないように浅いものであり、美しく見せるための工夫がなされていました。
このように「おもてなし」への意識がとても感じられ、普段の料理とは違う緊張感の中、調理を体験することができました。指導くださる言葉の一つ一つに「おいしく」「美しく」という気持ちが込められており、心を込めて作ることの大切さを学ぶことができました。