OPEN

新着情報

新着情報News & Topics

NEWS & TOPICS [ 2018年度 ]

【トランポリン部】ワールドカップで金メダルを獲得し2大会連続優勝を果たしました!

2019年03月07日 TOPICS

2月16日(土)

2月16日より行われたトランポリンのワールドカップ アゼルバイジャン・バクー大会にて、人間科学部スポーツ学科 3年次 堺 亮介さん(星稜高等学校出身)がパートナーの岸 大貴さん(株式会社ポピンズ所属)とともに シンクロナイズド部門で優勝しました。前回のポルトガル・ローレ大会に続き金メダルを獲得した堺選手にインタビューしました。

ワールドカップで2大会連続優勝を果たして

前回のポルトガル大会で優勝した時は、他国チームのコンディションがあまり良くない中での優勝だったので、そこまで大きな喜びは感じられなかったんです。今回はライバル国のロシアやベラルーシがベストな演技をし、さらに自分たちも納得いく演技をしたうえでの優勝だったので、2大会連続といったことへの喜びというよりは、ちゃんと勝ち切ったという感覚のほうが大きかったですね。

日本のシンクロの強さの訳は?

日本人の繊細さがシンクロに向いているからだと思います。シンクロで一番大事なのは同調性です。そこが他の欧米各国のチームより得意だからではないでしょうか。日本人選手は相手を気遣うことを大切にして、パートナーの選手と一本一本の跳躍についても細かく話し合って微調整し、確認しあいながら演技に臨んでいるので。

トランポリンに向き合うときに大切にしていることは?

トランポリンを楽しむことです。トランポリンを始めた幼い頃と今とでは楽しみ方は違いますが、常に楽しみながら跳んでいます。
トランポリンの競技時間は約20秒間。その20秒というごく限られた時間に、これまでの数か月間、数年間かけて積み上げてきたものを出し切る楽しさや面白さを感じています。自分の場合、技のキレが強みだと思っていて、体を開いたときにブレないように今は重点的にトレーニングをしています。
 

メンタル面について

あんまり物怖じしたり緊張したりしないタイプなんです。国際大会でも、適度な緊張感はあっても、負けず嫌いなので、ほかの選手がいい演技をすると逆に燃えますね。練習でも後輩がすごくいい演技をしていたら自分も負けてられないって思ったり。プレッシャーは、“かかるものではなく、かけるもの”だと感じていて。とにかく自分に集中して、自分のやるべきことをやるだけ。そういう気持ちで毎回台に上がっています。それでいい演技ができたら、周りへのプレッシャーにもなると思うので。

世界の強豪国に対抗するために

「難度点」「演技点」「跳躍時間点」「移動点」の4つの採点項目のうち、「難度点」や「演技点」は、日本全体が他の強豪国に追いつきつつあります。ただ、高さ(跳躍時間点)の面ではまだ差があるかなと。世界の強豪国は失敗を恐れずに思いきり跳ぶんです。自分にとっても高さが一番の課題となっていて。より一層高さを上げれば、演技に余裕ができてさらに高難度の演技ができるので、世界の強豪国と戦うためにあと一歩、自分を含め日本人の選手に足りないところだと感じています。

スポーツ学科での学びが活きる場面は?

栄養学やメンタルトレーニングなど、どんな競技でも通用することだと思いますが、そういう知識は競技をする中でとても役立っていますね。以前は食事に一切気を遣っていなかったのですが、栄養学の授業でその重要性を知り、かなり気を付けるようになりました。授業がきっかけとなって、国際大会に行くときも、海外の食事では不足しがちな栄養素を考えて日本から持って行ったり。ワールドカップ出場が決まった時にタイムリーに栄養学の授業があって、運がよかったなと感じています。

学生として残り1年となった今、抱く思い

高校から星稜に来たので、地元神奈川を離れて7年が経ちました。こうして学生としてオリンピックのレースに参戦できるなんて夢にも思っていなかったですし、すごくラッキーなことだなと。自分が強くなるためには星稜が一番だと思って決断し、高校時代から環境を変えずにこれまでやってきました。その集大成として、ここで自分の実力を充分に見せて、この選択が間違っていなかったことを証明できる1年にしたいです。

東京オリンピックに向けて

東京オリンピックに出場するには、まず日本が出場枠を確保しなければいけません。そのために今年の世界選手権とワールドカップで確実に結果を残す必要があります。オリンピックでは個人競技しかなく、日本の出場が決まっても選手の枠は最大2人。なので、まずはチームジャパンとして結束して挑むと同時に、選手皆がライバルという環境です。オリンピックの過去3大会で日本は全て4位という結果だったので、東京では必ずメダルを!と大きな期待がかかっています。
オリンピックが東京で開かれること、そしてそれに自分がからめるということはすごく光栄なことで、だからこそ出たい気持ちは強いです。ただ、どの選手も出たい気持ちは同じなので、他の選手以上の強い思いをもって、一つひとつの戦いに思いを乗せてやっていかなきゃいけないなと。上のランクにいる選手たちを脅かすような存在になりたいですし、それぞれの大会をしっかり戦い切ったその先にオリンピックがあるというのが理想です。そこには経験や年齢は関係ないと思っているので、果敢に挑むのみですね。