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NEWS & TOPICS [ 2019年度 ]

【こども学科/国際教育】バジャウ族に会いに行きました

2019年09月19日 TOPICS

9月5日(木)~15日(日)

「国際教育」の授業を選択したこども学科の1年次は、授業で開発途上国について学んだあと、「国際教育演習」でフィリピンのセブ島で座学の真偽を確かめます。社会的な地位が低く見られがちな、バジャウ族の村では、鳥を自ら「さばいて」の調理体験。現地のサン・ホセ大学とブラカオ小学校2校での授業見学、プレゼン、交流の体験。干潮時にしか現れない無人島への上陸とボホール島での大自然の満喫。
 
学生の持っていた価値観が大いに揺さぶられた11日間となった。
担当教員:人間科学部こども学科 清水 和久 教授

学生のレポート

3日目 バジャウ族海洋体験

人間科学部こども学科 1年次 M·Cさん 石川県 星稜高等学校出身)
今日は一番楽しみにしていたバジャウ族の村に行きました。引率教員無しの班員だけで、まずタクシーに乗りました。目的地を伝えるのは大丈夫でしたが、値段を理解するのに時間がかかりました。それでも優しく丁寧に話してくださり値引きもしてくれました。
バジャヴ族の家に行くために組み合わされた板の上を渡りましたが、本当に本当に怖かったです。しかし、この時に現地の子ども達と初めて直接触れ合うことができました。手を引いてくれて、本当に暖かさを感じました。家の中は私にとって異世界で、失礼ながらもこんな場所に住んでいるのか、と驚いたほどでした。小さい船、大きい船どちらにも乗りましたが、スリル満点で楽しさも同様でした。料理も美味しく、海も空も綺麗で、人もあたたかく、今まで生きてきた中で一番、生きているということを実感することができた濃い1日でした。それと同時に、子供達は世界共通で愛しい存在であり、教師になりたいという思いが一層強くなりました。体力的にとても疲れましたが、それ以上に自分にとって価値のある時間を過ごすことができました。

セブ4日目 バジャウ族買い出しツアー

人間科学部こども学科 1年次 A·Yさん (石川県 金沢錦丘高等学校出身)
バジャウ族ツアー2日目は市場まで買い出しにいき、調理も自分たちで一からしました。カルボンマーケットへは乗ってみたいと思っていたジプニーで行きました。乗り心地は微妙だったけど、風は気持ちよかったです。マーケットは予想以上に広く、たくさんの食材に加え、古着も売られていました。
私たちC班はニワトリ? 担当で、ニワトリがそのまま台の上に生きたまま売られていたのを見たときは驚きました。ニワトリを買ったあと、マンゴーやパイナップル、スイカなどのフルーツや野菜を買いました。店の人とのお金のやり取りに少し苦戦したけど買いたいものを買えました。
ニワトリを自分たちの手でさばくときはとても抵抗があったけど、無心になってさばきました。森永先生もおっしゃっていた通り、これが本当の調理実習だと感じました。日常の中での食材に感謝すべきだと強く思いました。フルーツは予想通り格別に美味しく、野菜炒めも美味しく作れたので良かったです。松田さんからは内容の濃い話を聞くことができました。人それぞれの考え方があるのだと改めて感じました。多くの経験を積んで将来自分の経験を語れるようにしたいと思いました。この2日間の経験は自分にとってとても意味のある活動になったと思います。

セブ6日目 大学、小学校訪問

人間科学部こども学科 1年次 S·Mさん (富山県 高岡南高等学校出身)
今日はサン・ホセ大学とブラカオ小学校の見学に行きました。私はプレゼンをする担当になっていて、日本について英語でプレゼンしました。緊張して、言葉が飛んでしまったので、まだまだ練習が足りないと感じました。今までは日本語でしかプレゼンをしたことがなかったので良い経験になったと思います。アニメのプレゼンの時、画面が切り替わった瞬間に子供たちが反応してくれて、プレゼンを用意したかいがあったと感じたし、嬉しかったです。反応をすることは、興味を示すことであり、話を聞く上で大切なことであるとわかりました。
大学内には病院に見立てた部屋や、ホテルに見立てた部屋などがあり、勉強する環境が整っていると感じました。また、大学生が制服を着ていて新鮮でした。

8日目 ブラカオコミュニティースクール訪問

人間科学部こども学科 1年次 R·Hさん (石川県 金沢錦丘高等学校出身)
今日はブラカオ小学校へ行きました。ブラカオ小学校は突然来た私たち日本人をウェルカム感満載で迎えてくれました。日本はおもてなしの国という印象が自分の中にあったけど、日本が負けてしまうくらいにもて なしてくれて暖かかったです。
各クラスにわかれた時、私は4年生のクラスに行きました。そこでのプレゼンも、私たちの問いかけやプレゼン内容にとても良く反応してくれて、やりやすかったですし、折り紙もとっても喜んで一緒にしてくれて嬉しかったです。
また、学習面では、小学校4年生で、中学1年生レベルの英語を学習していました。授業中の挙手は日本の小学生の方が「はいはい!」としているような気がしましたが、授業中、先生が黒板に貼って説明していた紙を片付けている時、率先して前に出てきてボランティアとして片付けを手伝っている様子はあまり日本では見ないなと思いました。セブ島に住む人達の温かさをとても感じられました。
それと、幼稚園・保育園のクラスでは、子供たちが一生懸命に、みんなで一緒に勉強していて、日本の幼稚園や保育園のようにおもちゃで遊んだ りしていないことに驚きました。きちんと勉強に集中できていたし、みんなで一緒に同じこと(集団行動)ができることがすごいなと思いました。

9日目 ボホール島ツアー

人間科学部こども学科 1年次 R·Kさん (石川県 羽咋高等学校出身)
今日は、ボホール島ツアーをしました。まず、チョコレートヒルズでは、高いところからの景色を満喫することができました。次に動物園では、フィリピンに生息する動物について学ぶことがで きました。熱帯ということもあり、爬虫類がとても多く、日本と 異なる生き物の姿に驚くばかりでした。
昆虫館へも行きまし た。日本では見かけない蝶や、蛇、鳥など、色々な種類の生き物を見ることができました。蛇に関しては初めて触り、かつ、写真も 取りましたが、思っていたより筋肉質で硬かったです。少し気持ち悪かったですがこれまでにしたことのない経験だったのでとても楽しかったです。
昼ごはんは、水上のボートで食べました。天候 があまり良くなく、川を下りながらの食事はできませんでしたが、フィリピンならではの料理を味わうことができて良かったです。最後はジップラインをしました。とてもスリル満点で、身体で自然 を感じることができてよかったです。鳥になれたような気分になりました!ホテルは海に近く、快適でいつの間にか次の日になっていました。酔いが心配ですが、ぐっすり眠れたので元気にセブに帰れそうです。

全体を通して

人間科学部こども学科 1年次 K·Iさん (石川県 金沢桜丘高等学校出身)
今回の研修で初めて海外を訪れたわけであるが、皆と協力しながらとても中身の濃い10日間にすることができたという事、不安ながらも無事に研修を終えることができたことを嬉しく思う。学校訪問などを通して、教育に関する事を考えることもあれば、市内観光やバジャウ族ツアーで、フィリピンのサービス業云々や生き物の命の事を考えることもあった。

考える事が非常に多い研修であった。私は何かについてじっくり考えることはとても大切なことだと思っているため、このような機会に恵まれたことは非常に幸運であったように思う。今回の経験をこれからの人生に活かし、自分以外の人間に何か良い影響をもたらしていきたい。研修は終わりはしたが、経験の活かし方次第で、まだまだ今回の研修の意味を高め続けていけるはずだ。
これらは全て、家族、引率の先生方、共に研修に参加したメンバー、フィリピンで私たちと関わった全ての人々の力があってこそである。心より感謝したい。