Sei-Tan News!
【講義】躾『しつけ』に始まる COMMUNICATION PRESENTATION
2018.12.03
11月27日(火)
星短では、1年次の後期に必修科目の授業「プレゼンテーション」があります。
この授業の集大成として12月18日に開催される「プレゼン大会」を前に、元NHKアナウンサーでJA金沢市広報の三原千明さんを講師にお招きして講義をしていただきました。
三原さんはアナウンサー時代、ニュースを読む前のウォーミングアップは『パラピリプルペレポロ』と直前まで何度も呪文のように唱えてから「6時45分になりました金沢のスタジオから・・・」と本番に入っていたというエピソードをお話しくださいました。そして実際にニュース原稿を読んでくださった時には、学生たちから感嘆の声が響き渡りました。
「就活の面接前など緊張する時には是非、呪文を唱えてから臨んでみてください。きっと面接での最初の声もスーッと出るはずです。」とアドバイスしてくださいました。
学生のコメント(抜粋)
学びと気づき
経営実務科 1年次 M·Kさん(石川県 星稜高等学校出身)
発表する時に大切なものは、「何を伝えたいのか」という気持ちだと思いました。それは、実際にニュースの原稿を読んでみる体験をした時、人によって内容の伝え方が様々であることが分かったからです。
経営実務科 1年次 A·Tさん(石川県 金沢商業高等学校出身)
この授業で学んだことは、相手に伝える姿勢です。中でも立ち振る舞いのことがとても印象に残りました。プレゼンテーションをすることは、もちろん聞く人と話す人がいて成立しますが、それ以前に聞いてくれる人に対しての迎え入れる姿勢が必要であると感じました。初めのあいさつをジェスチャーや動作を交えて表すことも、聞いてくれる人に対しての立ち振る舞いなのではないかと感じました。良いプレゼン、良い発表をするには、こういった伝え方もあるのだということがわかりました。
経営実務科 1年次 M·Tさん(石川県 金沢西高等学校出身)
話す際のアクセントや言葉遣いだけではなく、立ち振る舞いや幅のある声の出し方など実習を通して新たに学ぶことが出来ました。三原さんのお話を聞きながら、前回の自分のプレゼンと比較し、自分のプレゼンに多くの改善点を見つけることができました。最初が肝心であり、伝えたいことは最初に話し、話に引きこむことが重要だと学びました。また、伝えたいことは強調して読み上げたりと表現の幅の広さも学ぶことが出来ました。
経営実務科 1年次 R·Sさん(富山県 南砺福光高等学校出身)
いつも何気なく見ていたニュースのアナウンサーは、話す速さや声の高さを変えることで、私たちの耳に重要な情報が入るようにしていることがわかりました。私もプレゼンテーションをするときに、重要な部分を工夫して話し、相手に伝わりやすくしたいです。
経営実務科 1年次 S·Fさん(石川県 工業高等学校出身)
「ことば」というものは、人間が自分を表現するときの方法のひとつであり、自分という存在を大きく印象づけるものだということがわかりました。同じ事柄でも表現する人によって全く違うものになり、同じものでも雰囲気が変わることを知りました。ことば選びは他の人に様々な影響を与えるので、相手にどのように伝わるか、相手に誤解を招くような表現になっていないかなどを、見直すことが大切だと考えました。
「躾」について考えたこと
経営実務科 1年次 I·Mさん(石川県 金沢泉丘高等学校出身)
今回の講義で、「躾」という言葉に対しての印象が大きく変わりました。講義を聞くまでは躾というと親が子に対して行う行為という認識がかなり強かったのですが、聞いたことにより自分で自分のために行うこともできることなのだと考えを広げられ、うれしくおもっています。例えば言葉遣いや姿勢など、些細なことを意識して変えるように心がけるだけで躾になり得るとわかりました。ほんの少し自分を振り返ることで、自分を磨き、大切にすることができると考えました。そして自分自身を大切にすることが自分の周りや家族を大切にすることにつながるのではないかとも思いました。努力していきます。
経営実務科 1年次 N·Sさん(富山県 石動高等学校出身)
躾とはコツコツと行ってきたことが自然と体に染みついていることだと感じました。講義の中で三原さんがアナウンサーの面接を受けた際に態度が堂々としていて第一印象がよかったから合格が頂けたというお話がありました。実際に社会人として働き始めて社会の厳しさと真摯に向き合ってきたことが体に染みついていたから自然と堂々とした態度をとることができたのではないかと思いました。これらのことから、小さい頃に教えられて体に染みついたことだけが躾ではなく、これからの人生においてなにかをコツコツと行い自分の体に染みつかせることも躾なのではないかと思いました。
経営実務科 1年次 M·Aさん(石川県 星稜高等学校出身)
「躾」とは、自分を甘やかすことなく厳しく躾けることにより、自分がなりたい自分像に近づくことができるということだと思いました。 三原さん自身、常に向上心を持ち目標を定め、その目標を達成するために努力を惜しまない人だと感じたからです。すべてはどれだけ自分と向き合い、理想を追い求める努力ができるかだと思いました。
経営実務科 1年次 M·Kさん(石川県 能登高等学校出身)
「躾」とは、自分を甘やかすことなく厳しく躾けることにより、自分がなりたい自分像に近づくことができるということだと思いました。 三原さん自身、常に向上心を持ち目標を定め、その目標を達成するために努力を惜しまない人だと感じたからです。すべてはどれだけ自分と向き合い、理想を追い求める努力ができるかだと思いました。
お話を聞いて、星短の様々な授業で行っている礼儀作法や立ち振る舞いの講義や実習はとても大事で貴重なものであり社会にでるにあたり身につけていく必要があると感じました。この特別授業を受けて社会に出るための躾をしていただいたと感じました。
経営実務科 1年次 M·Kさん(石川県 星稜高等学校出身)
私は今まで、「躾」という言葉に対して、マイナスの印象を持っていました。この講義で、気持ちを込めて物事を伝える大切さを知り、「躾」とは、真心を持って、相手にも自分にも、礼儀をつくすということであると気がつきました。