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第25回学術文化講演会が開催されました
2018.12.06
12月4日(火)
1年次のプレゼミナールの時間に、第25回学術文化講演会が開催されました。学生たちは『本物にふれる、一流にふれる』を目的に、ヴァイオリンとハープの美しい演奏を楽しみました。講師のグーギンズ氏と平尾氏のユーモラスなトークを挟み、欧米の人たちはどのように冬を楽しんでいるかなど、紹介していただきました。
演奏は『白鳥』や、元はスペイン カタルーニャのクリスマス・キャロルで、パブロ・カザルスが抑圧された故郷カタルーニャを思って国連でチェロを演奏したことで有名な『鳥の歌』をヴァイオリンで。曲や作曲家に関するエピソード、彼らが生きた時代の話を交えながら、進みました。
また、グーギンズ氏は、欧米のクリスマスについて、ツリーを飾り、雰囲気のある蝋燭の光の中で、家族でクリスマスを過ごすことが多いこと、平尾氏は、街の教会前広場にホットワインや手作りのリースを売る屋台がたくさん並んでいた留学先オランダのクリスマスマーケットの様子を紹介されました。
「留学など海外へ行くことは外国語を磨くチャンス。外国人と話す機会があれば政治の話よりも、ぜひ自国の文化の話をしてほしい」と語るグーギンズ氏は、「心や考え方が変わると、様々なことが良くなります。今日の新しい体験や、様々な人達の話を聴いて、自分が正しいと思うことを見つけてください」と学生たちにメッセージを贈ってくださいました。
テーマ:欧米人の冬の行事
講師:トロイ・グーギンズ氏(ヴァイオリン)
アメリカ・コロラド州デンバー出身。オーケストラアンサンブル金沢で第一ヴァイオリン奏者を20年以上務め、国内外で活動する北陸を代表する人気演奏家。
講師:平尾 祐紀子氏(ハープ)
金沢市出身。愛知県立芸術大学大学院音楽研究科修士課程修了。オランダ マーストリヒト音楽院卒業。マスターディプロマ取得。若手実力派演奏者として全国各地で活動している。
主催:金沢星稜大学学会短期大学部会
講師:トロイ・グーギンズ氏(ヴァイオリン)
アメリカ・コロラド州デンバー出身。オーケストラアンサンブル金沢で第一ヴァイオリン奏者を20年以上務め、国内外で活動する北陸を代表する人気演奏家。
講師:平尾 祐紀子氏(ハープ)
金沢市出身。愛知県立芸術大学大学院音楽研究科修士課程修了。オランダ マーストリヒト音楽院卒業。マスターディプロマ取得。若手実力派演奏者として全国各地で活動している。
主催:金沢星稜大学学会短期大学部会
<演奏曲目> エルガー:愛の挨拶/ グノー:アヴェ·マリア/ マスカーニ:カヴァレリアルスティカーナより間奏曲/モンティ:チャルダッシュ 他
学生のコメント
経営実務科 1年次 O·Aさん(石川県 星稜高等学校出身)
作曲家のエピソードや出生の話を聞いてから演奏を聴くと曲の聴こえ方が違うと感じました。私は音符を読めないレベルですが、演奏している人の”音楽が大好きだ!” ”楽しんでほしい!”という思いが伝わってきた気がして、今までで一番楽しく聴けた演奏会でした。
経営実務科 1年次 K·Yさん(石川県 金沢伏見高等学校出身)
こんなに間近でバイオリンとハープの演奏を聴いたのは初めてだったのでとても感動しました。白鳥の曲は目をつむると本当に水の上を優雅に泳ぐ様子が思い浮かんできました。みんなで一緒に手拍子をする曲では、全員が一体になっている感じがしました。音楽で一つになれるのはとても素敵だと思いました。
普段なかなか近くで見る機会のないハープの構造についても、教えていただきました。
経営実務科 1年次 Y·Aさん(富山県 南砺福野高等学校出身)
生演奏など聴ける機会はないと思っていたので嬉しかったです。音色が優しく美しく、イライラしたり焦ったりしていた自分にとっては、癒される時間でした。家族をテーマにいろいろなお話をしていただき、考えさせられた講演会になりました。
経営実務科 1年次 F·Kさん(石川県 大聖寺高等学校出身)
今まで耳にしたことがある曲がたくさん聴けました。私自身が音楽に励んでいたころの辛い気持ちや嬉しい気持ちがよみがえり、もう一度機会があればコントラバスを弾きたいと思いました。
経営実務科 1年次 O·Aさん(石川県 金沢商業高等学校出身)
トロイさんは家族を大切にする心を重視しており、日本では薄れつつある家族という集団の温かさを改めて感じさせていただきました。また、人生は楽しいのが一番ということから、自分が自分らしくいるために、常に楽しいことを追求していくことが大切なんだと感じました。