金沢星陵大学女子短期大学部

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【ブライダルコーディネート】授業で憧れのブライダル施設を見学

2018.12.25

12月12日(水)

星短2年次生約50名が、ブライダルコーディネートの授業で金沢市内のブライダル施設「アーククラブ迎賓館」へ見学に行きました。
結婚式・披露宴の演出へのこだわりやお客様の多様なニーズへの応え方等についてブライダルコーディネーターの方から説明を受けながら、2種類の邸宅内にあるチャペルやパーティー会場、ガーデンプールなどを見学しました。ブライダルの最新現場を体感し、人生最大のハレの日に向けた細やかなホスピタリティのあり方に触れて、多くを学んだようです。

   

学生のコメント

経営実務科 2年次 M·Sさん(石川県 星稜高等学校出身
結婚式のイメージとして、型にはまったものがあり、様々な新郎新婦ならではのオリジナリティーを演出することが難しいものだと思っていました。しかし、毎回の授業や今回の見学を通してそうではないのだと感じました。ヴィクトリアハウスとホワイトハウスと会場のつくりはほとんど変わらなかったのですが、インテリアによって会場の雰囲気がこんなにも変わるのだと感じました。披露宴会場においてあったピアノも、黒だろうと思っていましたが会場によって色が違い驚きました。チャペルは白とブラウンの上品な空間だったので、花嫁のドレスがより映えるのではないかと思いました。
また、鏡を多くすることにより、会場がより広く感じ、照明が反射し明るく見え、花嫁がきれいに映るという工夫がありました。結婚式は明るく華やかなものなので少しの工夫で変わるのだということを強く感じました。

経営実務科 2年次 K·Tさん(石川県 金沢商業高等学校出身)
バージンロードの由来を聞きました。それは「新婦の人生」です。新婦の人生を表すバージンロードは、歩く一歩一歩が「一年」を表していると学びました。最初の一歩は初めて立った年、次の一歩は二歳で話せるようになった年というように一歩一歩、今までの人生を思い出しながら新郎の元に進んでいくと知り、奥が深いなと感じました。そして、バージンロードの終点で待つ新郎の元へ進むとニ人の未来が始まります。そんなことを考えると、結婚式のあの瞬間は一番と言っていいほど感動的な瞬間であることが分かりました。

この見学を機に、結婚式を挙げることによって、本人たちの幸せ、お金を得る式場の幸せ、家族の幸せ、祝うゲスト一人ひとりの幸せと何十倍の幸せを生み出すことができるなと痛感しました。

経営実務科 2年次 E·Aさん(石川県 北陸学院高等学校出身)
施設の門を開けて足を踏み入れた瞬間から、ホワイトを基調として洗礼された雰囲気に包まれ、特別な空間にいるのだと自覚させられました。花や小物で色を加え、その家族や好みに合わせた演出ができるようにとあえて色を入れることなくホワイトを基調にしていると知り、その施設を作る段階から構成を考えられているのだと、コーディネートの奥深さを感じました。

またスタッフの方のコミュニケーションスキルも高く、常に笑顔な点からなんでも相談できるようで、要望をかなえてくれそうな安心感が持てました。結婚式をプロデュースし、最高の思い出を作っていくお手伝いをするコーディネーターのお仕事は、衣装決めや会場のデザインなどはもちろん、照明やBGMと考えつかなかった細かいところまで打ち合わせをして一つの式をつくっていく、とても責任とやりがいのある仕事で、幸せを常に近くで感じられるすてきな職だと感じました。

経営実務科 2年次 K·Mさん(石川県 遊学館高等学校出身
見学の最後に結婚式を行った夫婦の映像を見て、家族や友達が涙している場面にグッときました。みんな笑顔で感動して、幸せオーラに包まれているという印象を受けました。結婚する二人にとって特別な日になるように、そして参列者全員も笑顔にしてしまう結婚式場のスタッフは本当にすごいと思いました。そして結婚式はいつもなかなか言えない親への感謝の気持ちを伝えることができる最高の場であり、親への最高の恩返しができるなと感じました。
 
私がもし結婚式を挙げる時がくるなら、関わってくれた周りの人への感謝を忘れず、会場みんなが幸せになるような結婚式にしたいと思いました。こんなにも魅力たっぷりな結婚式場を見学することができて、とても良い経験になりました。私もアーククラブ迎賓館で結婚式をしたいと思いました。
 

経営実務科 2年次 Y·Kさん(石川県 金沢高等学校出身
説明の中で特に印象に残ったのは、宴会などでの音響係(PA)の重要さです。例えば新郎新婦が宴会場に入場の際、音を小さくし、盛り上げるために徐々に音量をあげていく、一見目立たないようでとても大事な役割を果たしていると感じました。あらゆる場面の感動のシーンでかなり大事になってくるのは音楽です。そのPAのように表には立たなくても裏で演出を支え、新郎新婦や参列者に感動を与えているスタッフが多くいると知りました。
 
結婚式が楽しいものであるのはもちろんですが、その他に懐かしさ、さみしさも含まれています。そこも全て含めて、人生に一度のかけがえのない最高な式になるのだろうと感じました。
結婚するということは親から完全に自立し、新たな人生が始まるということだから、新郎新婦だけでなく家族にとっても、とても重要なイベントとなるでしょう。 
まだ結婚に対する知識も意志もほとんどありませんが、授業で学んでいることを活かし、これからの将来に対する意識をしっかり持ち、女性としてきちんと自立していきたいです。またここまで育ててくれている両親に対して、本当に感謝したいと改めて感じました。


授業意図
結婚は人生最大のイベントといわれています。そのブライダルプロデュースを学ぶことにより「ホスピタリティ」のあり方について考えていきます。まず、ブライダルやホテル業界で活躍できる幅広い実務知識を身につけ、オリジナルウエディングのプラン提案を行います。その際には個性化・多様化するニーズをしっかりと把握し、新婦の夢を具現化することが大切です。途中ゲストハウス(結婚式場)を訪問し、ブライダルの最新現場を体感します。そして最終的には「アソシエイトブライダルコーディネーター」の資格が取得できる実力を養います。

科目の具体目標
  1. ブライダル・ホテル業界で役立つ実践的な知識を身につける
  2. オリジナルウエディングの独自のアイデアを提案する
  3. 模擬試験演習を通して、ブライダル検定に合格できる実力を養う