金沢星陵大学女子短期大学部

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【信川ゼミ】『信川ゼミの企業探訪 #10』

2020.03.10

信川ゼミでは、経営管理や個人の価値観、雇用を取り巻く環境などを考察し、現代社会の「働き方」について深く考えていきます。ゼミ活動の一環として、ゼミ生が企業にアポイントメントを取り、実際に訪問しヒアリング調査を行い、経営活動や人的資源管理に関する施策等についての理解を深めます。またこの活動は、学生が自ら責任をもって行うことにより、社会人としての責任や社会常識、実行力、課題発見力などを実践し成長させることも目的としています。

<企業探訪の流れ>
  1. グループに分かれ、訪問調査を行う企業を選定
  2. 自分たちの調査項目(経営方針や人事管理など)を決定し、他社比較など事前研究
  3. 企業にアポイントメントを取り事前資料を送付後、訪問してヒアリング調査を実施
  4. 調査結果をまとめ、企業へ御礼状を送付
  5. ゼミ報告会を実施し、人的資源管理の施策や個人の働き方について討議

積水ハウス株式会社

建物は長く残る物であり、購買者からすると人生の中で失敗と後悔のできないとても大きな買い物であると思います。
その決断に携わっている積水ハウスさんは「どのような心持ちで仕事をなさっているのか」、「お客様に満足や喜びを届けるためにどのような事を提供されているのか」を知りたいと思い、積水ハウス株式会社を調べることにしました。

企業調査報告書

<企業について>
積水ハウス株式会社は「人間愛」という企業理念のもと、積水ハウスの事業が世界中の多くの人々にとっての幸せとなるきっかけでありたいという思いから、住まいの相談から研究開発・設計施工・リフォーム・アフターサービスまでトータルで行っており、お客様の心にとても寄り添った会社です。その姿勢がお客様の心にも届き、累計建築戸数は世界一と高い実績を誇っています。
 
<私たちの注目点>
積水ハウス株式会社では、AIの普及などによる変化の激しい環境にあっても、お客様の思いを確実に受け止め、質の高い住まいづくりを実現するために、「自律型人材」の育成に力を入れています。また、従業員一人ひとりの能力を最大限に引き出し、社会に貢献する「サステナブル(持続可能)な企業」となることを目指しておられます。その施策として2018年に独自の「積水ハウス経営塾」を開設しました。この経営塾では過去の経験値やマニュアル等に頼るのではなく、お客様それぞれのライフスタイルやご希望を理解し最適なプランを提案するため、また新しい時代を切り開いていくために必要な「マネジメント力」「人格」「リーダーシップ」「見識」の習得を目指しています。
このように、多様なニーズにスムーズに対応できる力が社内で確実に育成され、お客様の満足する住まいづくりの提案に繋がっているのだと思いました。
 
<まとめ>
私たちは企業訪問を通して、積水ハウス株式会社はお客様を第一に考え、親身になってお客様の声に耳を傾けることを大切にする会社だということを改めて感じました。だからこそ、「積水ハウスだから」というブランド的な評価ではなく、「あなただから」と選んでもらえるような信頼される社員の育成に重点を置き、人材育成を強化していることがわかりました。社内経営塾のほか、選択別研修も充実しており、主体的に選び・学び、各自が課題に向き合う姿勢を大切にされています。
訪問調査を通して、経営活動の実態や内部での人材育成施策の詳細を知ることができ、「働く」ことへの知識も深めることができました。この経験を今後の卒業研究や将来のキャリアに役立てていきたいと思います。

探訪を終えて

経営実務科1年次 M·Cさん(石川県 北陸学院高等学校出身)
訪問調査を通して特に印象に残っていることは、お客様と喧嘩するくらいに自分の良いと思ったプランは正面から提案する、ということです。お客様に対しても受け身にならず、はっきりと伝えることは互いに納得のいく結果となり、心の底から良かったと思ってもらえる事ができるのだと感じました。独自で行っている経営塾等の人材育成によって培われた力が、相手のニーズを掴み満足を獲得し続けているのだと思います。自律型人材の育成が目指しておられるサステナブルな企業へつながっていることがわかりました。とても貴重で勉強になるお話を伺うことができ、非常に嬉しかったです。お忙しい中、本当にありがとうございました。
 

 
経営実務科1年次 N·Oさん(石川県 北陸学院高等学校出身)
積水ハウス株式会社様は、事前研究の時から女性の活躍を推進しているという印象でした。実際にお話を伺う中で、復帰後の労働時間を短縮していたり、女性を対象に不満の声を聞くアンケートを行っていたりと、女性が安心して働ける環境が整っていると一層感じました。また社内で、本学を卒業された育休中の先輩にお会いした時、ご担当者様が「体はしんどくないですか」と優しく声をかけておられ、従業員一人ひとりを大切にしている会社だということを確信しました。この訪問調査で学んだことを活かし、今後の卒業研究に繋げていきたいです。お忙しい中、本当にありがとうございました。