金沢星陵大学女子短期大学部

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【信川ゼミ】『信川ゼミの企業探訪 #9』

2020.03.09

信川ゼミでは、経営管理や個人の価値観、雇用を取り巻く環境などを考察し、現代社会の「働き方」について深く考えていきます。ゼミ活動の一環として、ゼミ生が企業にアポイントメントを取り、実際に訪問しヒアリング調査を行い、経営活動や人的資源管理に関する施策等についての理解を深めます。またこの活動は、学生が自ら責任をもって行うことにより、社会人としての責任や社会常識、実行力、課題発見力などを実践し成長させることも目的としています。

<企業探訪の流れ>
  1. グループに分かれ、訪問調査を行う企業を選定
  2. 自分たちの調査項目(経営方針や人事管理など)を決定し、他社比較など事前研究
  3. 企業にアポイントメントを取り事前資料を送付後、訪問してヒアリング調査を実施
  4. 調査結果をまとめ、企業へ御礼状を送付
  5. ゼミ報告会を実施し、人的資源管理の施策や個人の働き方について討議

コマニー株式会社

私たちは、パーティションメーカーとしてトップシェアを誇る「コマニー株式会社」が、従業員満足(ES)を向上するために、どのような人材育成や環境づくりを行っているのかについて興味を持ちました。また、人気企業ランキングでも石川県2位を獲得している背景や社会貢献活動についても興味が湧き、深く知りたいと思いました。

企業調査報告書

<企業について>
コマニー株式会社は「企業は世の中の幸福に貢献するために存在すべきである」を信念に、関わりを持つすべての人が幸福にできる経営の実現を目指して活動しています。パーティションで快適空間・機能空間を創造するとともに社会貢献活動にも力を入れています。また、理念研修や技術研修を通して心と心のつながりと技術面の向上の両面を高める人財育成を行っています。
 
<私たちの注目点>
「コマニー株式会社」は経営危機を経て、「金銭ではなく心である」ということを軸に経営活動をされています。大家族主義であるため、ダメなことはダメと叱ってくれる先輩や相談しやすい環境が整っており、社員が安心して働ける会社であると感じました。コマニー理念研修では、同期同士のつながりや人間関係のつながりについて深く考えるため、自然に仲が深まることがわかりました。また、社員全員が全部門の研修を行い、パーティション製造に関する工程を理解できているので、配属後も仕事が進めやすくなっています。
また、社会貢献活動では、社員自ら被災地に足を運ぶ人が多くいると聞き、経営方針にもあった「心」を大切にして主体に行動する社員が沢山いることがわかりました。さらに、 「ウルルン滞在記」を視聴した社員が“貢献したい“という意思を会社へ伝えたことをきっかけに、カンボジアへの社会貢献活動が始まり、現地の子供たちのために図書館を建築されています。経営活動のベースにある「金銭ではなく心である」が、社員の育成方針や社内環境にも表れていました。
 
<まとめ>
訪問調査を通して、働く上で大切なのは人の心に寄り添うことではないかと考えさせられました。コマニーの“誰かのために”という気持ちが生まれるのは、社員に優しい社内制度や環境づくりの成果だと思います。そういった心に寄り添う会社こそが永続していくのではないかと思います。会社が育てる社員の「心」が多くの顧客の満足につながって様々な実績に結び付き、企業成長が実現するのだと感じました。

探訪を終えて

経営実務科1年次 N·Sさん(石川県 星稜高等学校出身)
今回の訪問調査で改めて「コマニー株式会社」は心のつながりを大切にしている会社だと思いました。特に印象に残ったのは多くの社員が自ら進んで社会貢献をしているところです。社員に寄り添う制度や環境づくりが社員を働きやすくし、その結果、自主性や主体性が向上するのではないかと思いました。働いていく上でも生きていく上でも人の心に寄り添うことができる人でいたいと感じました。今回の活動では、直接企業の方とお話しができ、自分の将来に役立つ学びにつながりました。今後の卒業研究や就職活動でもこの経験を活かしていきたいと思います。また、自分には足りない課題発見力をもっと向上させていきたいと思いました。
 

 
経営実務科1年次 R·Kさん(石川県 鵬学園高等学校出身)
今回の訪問調査では、事前に企業を深く調べ、実際に企業に足を運ぶことで自分は知らなかった情報を知ることができました。「コマニー株式会社」では、社員が家族のような関係で、自分の意見を出しやすい内部環境が整備されており、毎週自ら進んでボランティア活動などを行うなど社員全員が自分自身や会社の為に働いていらっしゃる姿が印象的でした。今後、自分が組織の中で働く上で何を重視していくのかを考えるきっかけとなりました。この経験を今後のゼミ活動にも繋げていきたいと考えております。