今年度の平泉ゼミナールでは、「つながり」に関する理論に着目して研究を進めています。これまで、経営学を中心にさまざまな「つながり」に関する理論を学んできました。今回のゼミ研修は山中温泉。地方の伝統的な温泉街がもつ魅力や、長く愛される理由について、「つながり」を軸に考察します。情緒ある市街を楽しみつつのグループワークです。
ゼミ生たちは、事前にグループごとに「テーマ」を決めて行動します。約1年間、共に過ごしてきた仲間とのグループワークです。どの班も見事なチームワークでした。

これまでのゼミ活動で学んだ「理論」を意識して散策することによって、単なる観光旅行とは違った発見があったようです。プライベートな旅行では見落としがちな「つながり」をたくさん見つけてくれました。
「人とのつながり」に着目したグループが多く、立ち寄ったお店の方々に簡単なインタビューをしてくれたグループもありました。

平泉ゼミナールの「つながり」も、また一段と強化されたように思います。ゼミ生たちの成長を感じる、有意義なゼミ研修でした！

あるお店で、店主の方から「観光客の方がたくさん来てくれて、そのつながりからまた新しいお客さんを連れて来てくれる。広がっていくことが嬉しい。」というお話をお聞きしました。古き良き観光地である山中温泉が、人というつながりで長く続いているということを知り、とても素敵なことだと思いました。

山中温泉で「つながり探し」をして、森光子さんと山中節につながりがあることがわかりました。国民栄誉賞を受賞した有名な方と石川の伝統文化につながりがあることを誇りに思いました。
このゼミ研修で、山中節について知ることができて良かったです。

計画通りにいかないこともありましたが、グループで臨機応変に対応し、より仲が深まりました。ご飯を食べたり卓球をしたり、最高に充実した1泊2日でした♪
楽しめたのは、ゼミの仲間と先生のおかげなので、平泉ゼミで良かった！と心から思えたゼミ研修でした。

石川に住んでいても行ったことがなかった場所に行くことができたので、改めて地元の良さを実感することができました。
お店の方とお話ししたり、班の皆で楽しみながら活動することができ、人とつながることの大切さを学びました。