金沢星陵大学女子短期大学部

VOICE内定者の声

#1907『シブヤマシナリー株式会社』

やるべきことを優先して時間を使うことで、4年制の大学生に負けないくらい大きく成長できました

#1907 R・Yさん

#1907 R・Yさん

  • 内定先:シブヤマシナリー株式会社
  • 出身校:石川県 金沢西高等学校出身

「これまでの自分にリベンジしたい」と思い、星短を選びました

4年制大学という選択肢もあった中で、自分の性格が短期集中型に向いていることが短大に進学しようと思った理由です。中でも星短を選んだのは、4年制大学でも内定をもらうことが難しい企業からも多くの内定実績があり、まさに「2年で4年を超える」を実現していることに魅力を感じたからです。
高校では、よくできる兄姉や、周りと比較してしまい、勉強には諦めの気持ちが大きかったんです。好きなことや楽しめることを優先して過ごしてしまい、成績もふるわず、ふがいない自分がいました。そうした自分を反省し、これまでの自分を一旦リセットして、星短では一からやり直そうという気持ちで入学しました。「これまでの自分にリベンジしたい」。その思いでこの2年間、沢山のことにチャレンジしました。

「やりたいこと」よりも「やるべきこと」を優先して時間を使えるようになりました

アルバイトの経験は、学生と社会人の間の立場で社会と接点を持つことができるので、とても勉強になりました。
短大生になってから始めたアルバイトは、ピザ屋さん、ラーメン屋さん、スーパーマーケットなど。掛け持ちしていた時期もありました。どれも接客業ではありますが、求められることやお客様の層が違って、最初は慣れずに失敗したこともあります。それでも、お店の顔としてお客様の前に立っているという自覚を持つことで、責任感を持ちながら働くことができるようになったと思います。

自分の武器を増やしたいと思い資格取得にも力を入れました。日商、全経の簿記検定や所得税法など会計系をメインに、MOSなどのパソコン検定も3つ取得。毎週検定試験をひかえている時期もあって大変でしたが、過去の自分を見返したいという気持ちが原動力となって、結果的に計8つの資格を取得しました。資格を取ったことで専門知識やスキルが取得できるだけではなく、計画的に時間を使う力が身に付きました。
高校生の頃までは、自分の「やりたいこと」を優先して時間を使っていましたが、「やるべきこと」を第一に考えてそのために時間を使うようになったのは、星短に入って大きく成長したポイントだと思います。
こう変われたのは、憧れの先輩の影響も大きいです。星短では、ひとつ上の先輩の話を聞く機会がよくあるのですが、楽しい人なのに、行動力もあって、就活も頑張っていて。あんな風になりたい、と思って行動できました。私も少しでも後輩の役に立てたら、期待に応えられたら、と思い、現在お手伝いしています。

セブ島に住む人々から教わった「今を楽しんで生きること」の大切さ

1年次の夏には「MOONSHOTabroad!!」でセブ島に行きました。短期間で英語を集中して学ぶだけでなく、現地の人々と交流し異文化に触れるというしっかりした目的を持って海外に行ったのはこの時が初めてでした。実際にセブ島に行って直面したのは、想像以上に大きなカルチャーショック。トイレの紙は流せない、電波状況は悪いなど、ライフラインが日本と全然違っていて、早々に心が折れかけました。
そんな私に、現地の英語の先生が言ってくれたのは「今を楽しもうよ!」という言葉。この言葉をきっかけに周りを見渡すと、セブの人達は「今を楽しむ」生き方をしていることに気が付きました。たとえ裕福ではなくても、今この瞬間を楽しんで生きる。そういったセブの人々が素敵に思え、帰国後は私もその時にできる限りのことを全力で取り組むことを心掛けました。たとえばアルバイトでは、楽しみながら働くことで笑顔になり、その笑顔が周りに連鎖して広がっていくこと。学生生活では、授業を受けたり資格の勉強をしたりするといった学べる環境そのものがありがたいと思うことなど。 セブで過ごした時間が、あたりまえの今を大切にするきっかけを与えてくれました。

この2年間で得たものは、4年制の大学生に負けていないという自信です

素直になれなかった私が、様々な経験を経て、人の意見を素直に肯定的に受け入れられるようになり、自分で考え行動するという習慣が身に付きました。
星短では正課の授業でも、女性として、一人の人間として学ぶことが多く、この2年間で得たものは4年制の大学生に負けていないという自信です。忙しい中でも趣味の旅行に何度も行くことができ、楽しい思い出も沢山できました。
もしどこかでつまずいてもサポートしてくださる方が沢山います。乗り超えた先の自分をイメージして、2年という時間を悔いなく過ごしてくださいね。