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Participate
in the World

世界で活躍できる
チカラを

2025年4月人文学部
国際英語学科誕生。

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わたしは
「世界」で生きていく。
高度な英語運用能力・
他者を知り自分を
語る力・英語キャリア力を
身につける4年間。

I live in the "world".
Advanced English proficiency, Knowing others & expressing myself, and English career skills through 4 years of learning.

CONCEPT国際英語学科とは

めざすのは、
英語を使って
世界中の人たちと
つながることー。

地域社会でも国際社会でも、異なる文化・言語を持つ人と交流する場面が増えています。
2025年4月、金沢星稜大学人文学部に新設する国際英語学科では、
世界の共通語としての「国際英語」の役割に焦点を当て、
グローバル社会でキャリアを築いていくための英語運用能力を育成します。

国際英語とは

「国際英語」とは政治や経済、
教育などの国際的な場面において相対的に用いられる英語

英語を話す人は世界で約15億人いるといわれていますが、そのうちネイティブスピーカーは4億人足らず。英語を母語としない人のほうが圧倒的多数を占めています。こうした状況を踏まえ、世界各地で話される多様な英語に柔軟に対応し、国際コミュニケーションの手段として英語を学ぼうというのが「国際英語」の考え方です。

EDUCATION学びの特色

国際英語学科では「世界共通語としての英語」の概念を理解し、英語力・多文化理解力・英語キャリア基礎力を備えた人材を育成します。

全員早期留学と英語で
学べる多様な授業

1年次後半から2年次前半の約4~8カ月間、海外の協定校などに全員が留学します。早期に留学することで、文化など様々な違いや刺激を吸収しやすく、留学先で身をもって実体験したことから気づきを得て、帰国後に多様なテーマを自分事としてとらえ、より深く学びを進めることができます。EAP(アカデミック英語)の授業などを中心に英語で授業が行われます。

国際語である英語の
高度な運用能力をもち、
世界の人々を知り、
自分を語る

ただ単にツールとして英語を使用できるのではなく、国際語としてグローバルな視点から高度な英語力を高めていきます。そのために異文化理解を深めたり、適切に表現する能力を高めていきます。

ICTを活用し、
現代社会でグローバルに
活躍するスキルの獲得

AIなどデジタルスキルの活用は、英語学習には欠かせません。どのようにAIを言語学習に活用していくかも考えます。留学先での生きた英語体験を、帰国後にさらに発展して活用する場を設けることで、グローバルな場面での交渉、学術的な意見交換にも対応できる国際語としての英語活用能力を養います。

FLOW4年間の学び

1年次

少人数制の授業で
英語運用能力を集中的に鍛える。

入学直後は、自分の希望する留学先へ入学するために必要なIELTSに特化した英語教育を中心に行います。その後、実際に留学先で活かせる英語運用方法を学び、留学先でも自信をもって対応できる力を身につけます。明確な目標をもって段階的に学ぶことで、留学前後に必要な語学力を培うことを目指します。

1年次後期~
2年次前期

早期海外留学

人文学部国際文化学科の最大の特徴が、全員の早期留学です。1年次後期から2年次前期にかけて、4~8カ月間海外の協定校に留学します。留学先は、欧州、アジア、北米などさまざま。早期に長期留学を経験し、大きな成長を遂げて帰国します。

2年次

グローバルな視点から
英語力を高める

留学を通じて、海外にさらに興味関心を持つ学生や、日本の良さを再認識する学生など様々ですが、留学での集中した英語学修や学部授業受講は英語力を上げ、英語を使用する環境また、異国での生活を通してコミュニケーション力など著しい成長を遂げて帰国します。留学先での学びは本学の単位に認定されます。

3年次

国際英語の観点で交渉力・
対話力を磨きつつ専門分野の
学びを深める。

英語の知識をさらに深めるとともに、通訳、翻訳、企業におけるビジネス英語等、英語力を実務として活かす高度な英語力と交渉力を備えた学生を養成するための諸科目を配置しています。英語の表現技術、文化、思考の特徴を統語論、意味論の観点から学修します。なお、中学校・高等学校英語教諭を目指す学生は、「教職科目」を履修します。その趣旨は、高い英語力が求められる就業先、例えば、国際展開を目指す一般企業、通訳・翻訳者、報道・マスコミ関係企業、国際ビジネスを展開している企業、商社・銀行・一般企業等における海外折衝部門など、さらには中学・高校の英語教員を進路先として想定しているためです。「専門発展科目」の授業は、英語で行うことを基本としています。

4年次

個々のテーマで
卒業研究に取り組み
世界とつながる未来へ羽ばたく

獲得した英語力と海外での体験を自己の専門領域に活かし、さらに英語の専門性を深めていくために、「専門ゼミナールⅠ・Ⅱ」を受講し、卒業研究を進め、英語で卒業研究報告を執筆します。卒業後はグローバル社会において、活躍の場を地域のみならず、大都市圏、さらには海外に求め羽ばたいていきます。

個々のテーマで
卒業研究に
取り組みます

留学体制

20カ国63大学
とのネットワークがあります。

語学研修、アカデミック英語を学ぶ留学、現地の大学への学部留学など
さまざまな留学スタイルがあり、英語力や成績を考慮して決定します。

想定される進路

国際英語学科

教育機関
(公私立・中高英語科教員)

高度な英語運用能力とコミュニケーションスキルを活かして英語教育者を目指す

大学院進学

国際語としての英語の役割や言語の仕組みをさらに探求する

グローバル企業

英語力はもちろんのこと、多様な価値観や異文化理解力を生かして世界で活躍することを目指す。

エアライン

英語力、他者理解力など、コミュニケーション能力を活かして世界を飛び回る

マスコミ

伝えたいことを言語化する力をつけて、報道の世界へ

SEMINARゼミ紹介

World Englishes、世界諸英語とは様々な歴史背景で世界に広まった英語。English as a Lingua Franca、国際共通語としての英語とは、異なる母語を持つ話者同士が共通するコミュニケーション手段として英語を使用し、英語が共通語の概念を持つこと。英語の非母語話者が「媒介言語」「付加言語」として英語を使用する、そのユーザーの数は母語話者をはるかに超えるおよそ20億人と言われています。このことを念頭に、英語という言語の本質と、英語ユーザーになることの目的、意義を再認識し、なぜ私たちは英語を学んでいるのか—言語政策のありかたも含め、英語が人々の生活に与えるインパクトを多角的にみていきます。

身につく力

たくさんの文献を読み、多面的に「英語」という言語の社会的現状を理解します。また、共通語とは何か、世界の人々にとっての言語とは何かを論理的に考察します。

田中 富士美 教授

グローバルイングリッシュ系の専門ゼミとして、「言語は実際にどのように使用されるのか」という応用言語学の面や、「言語を人間の心理的側面」でとらえてみる心理言語学の面から学修を深めます。ただ単に「英語が好き」「英語がうまくなりたい」から一歩踏み出して、英語を学ぶ意味、英語の学び方、扱うテキストの条件(物語文なのか説明文なのか、推論しやすいのか否か等)による読解の差などを専門的に考えます。これまでにゼミ生は、「色彩と英単語記憶の関係」「シャドーイングにおけるスクリプト使用の効果」「英語学習における不安要素」「フィンランドの英語教育」「英語の丁寧表現」「フォニックス」について研究報告書を書いています。

身につく力

書籍や論文からしっかりと先行研究を引用し、調査や実験を行ったうえで考察し、論理的に説明する力がつきます。

前田 昌寛 准教授

OVERVIEW概要・設置の理念

国際英語学科では英語運用能力を卒業までに身につけることを目標とし、グローバル社会で実務能力を発揮できる人材を育成します。

人文学部国際文化学科の最大の特徴が、全員の早期留学です。1年次後期から2年次前期にかけて、4~8カ月間海外の協定校に留学します。留学先は、欧州、アジア、北米などさまざま。早期に長期留学を経験し、大きな成長を遂げて帰国します。

入学者受け入れの方針

01

知識・技能

  1. ①実用英語検定2級、もしくは、CEFR B1相当の英語力を持っている人。
  2. ②世界の動向に興味があり、探究心を持って学習することができる人。
  3. ③言語や文化に関心を持ち、積極的に学習することができる人。

02

思考力・判断力・表現力

  1. ①知識・技能を活用して、自ら考え、課題を発見し、課題解決のために探求することができる人。
  2. ②課題解決をして得た成果を、他者に報告することができる人。

03

主体性・多様性・協働性

  1. ①高い目標を持って積極的に学ぶ意欲がある人。
  2. ②英語の習得とその高度な運用を目指して努力できる人、英語を駆使して活躍したいと思っている人。
  3. ③自国や地域社会を含む世界各地の多様な文化に関心を持ち、人びとの暮らしや価値観を相手の立場から理解できる人。
  4. ④異文化交流に積極的に関わり、地域社会や国際社会に貢献する意欲がある人。

定員数・学費

入学定員
30
学費
費用 入学金 授業料 小計 初年度納付金合計
前期 150,000円 606,000円 756,000円 1,362,000円
後期 606,000円 606,000円
学費
前期 入学金
150,000円
授業料
606,000円
小計
756,000円
後期 入学金
授業料
606,000円
小計
606,000円
初年度納付金合計
1,362,000円
  • ※上記金額以外に、委託徴収金(22,500円/年)、同窓会費(15,000円/4年次のみ)が必要です。
  • ※人文学部の海外留学先大学の授業料は本学が負担します。(渡航費・滞在費等は自己負担になります。)