INTERVIEW with OB&OG
4年間の学びを通じ保育者としての自分の軸が見えてきました。
金沢星稜大学附属星稜幼稚園
保育教諭
H・Hさん
2022年卒/人間科学部 こども学科 卒業
仲間とともに成長した、かけがえのない日々
人と関わることが好き、子どもが好きで、大学進学を考える時点で保育者になりたいと考えていました。保育者を目指せる大学は県内に複数ありますが、幼稚園教諭免許と保育士資格の両方を取得できることに惹かれ、金沢星稜大学への進学を決めました。
こども学科には、先進的な保育や児童教育を研究する先生方がいらっしゃり、 専門知識を深く、広く学べます。特に思い出に残っているのは、児童福祉施設、保育園、幼稚園での実習です。いろんな経験をし、たくさん考え、悩み、仲間と励まし合いながら成長できた4年間は、私の人生でかけがえのない時間になりました。
ゼミでさまざまな保育施設を訪問
保育施設にはそれぞれ保育方針や特色があり、規模や地域性などにより保育のありかたも多様です。ゼミでさまざまな園を見学し、そこで働く保育者の方の話を直接聞けたことで、自分自身はどんな保育をしたいのか、将来どんな園で働きたいのか、想像を広げて考えることができるようになりました。
現在の職場である星稜幼稚園には4年次に実習で訪れたのですが、子どもたちへのまなざしも、保育者同士の関係性も温かく、子どもも大人も生き生きしている印象を受けました。当初は保育を学ぶ学生として「勉強になるな」と感じていましたが、やがて「自分もこんな環境で働きたい」と思うようになり、当園への就職を志望しました。ゼミの先生には、就職に関する不安を聞いてもらったり、面接のアドバイスをもらったりと、就活全般を支えていただきました。
子どもの自信を育む保育を追求していきたい
子どもたちと一緒にさまざまな遊びや活動をしていると、一日があっという間に過ぎていきます。子どもと直接関わるだけでなく、遊びがさらに広がるように環境を整える、行事の準備をする、保育内容について保育者で話し合うといったことも大切な業務です。日々の子どもの変化や成長を目の当たりにし、あらゆることが子どもたちに反映されていくんだな、と実感しています。今後も目線を同じくして子どもの気持ちの中に入り込んでいくことを大切にしながら、自信や主体性を育む保育をしていきたいと考えています。
後輩へひとこと
保育者を目指す過程では、実習などを通じ現場を見て経験して、自分がやりたいことを明確にすることが大切です。星稜ならそれができます!