INTERVIEW with OB&OG
学び、部活動、資格。あらゆる知識と経験が今の自分を支えています。
清水建設株式会社
土木事務
A・Sさん
2021年卒/経済学部 経営学科 卒業
父の言葉と、コーポレートメッセージが重なる
父が建築関連の仕事をしていたことから、建設業は私にとって身近な仕事でした。家業を継ぐ選択肢もあったのですが、よりスケールの大きな仕事がしたいと考え、ゼネコンを視野に入れて就職活動を行いました。父はよく「建設業は、建築物を後世に残し、未来の子どもたちへとつないでいく仕事だ」と誇らしげに話していましたから、当社が掲げる「子どもたちに誇れるしごとを。」というコーポレートメッセージに共感を覚え、入社を希望しました。
現在は北陸支店土木部に所属し、現場事務所の事務を担当しています。通常のオフィスの事務職と同様で、業務は現場事務所の運営や契約業務、経理、原価管理の補助など多岐にわたります。新しい建造物が出来上がっていく過程を見守ることができるのは、この業界ならではの醍醐味ですね。
資格と一緒に自信も手に入れる
金沢星稜大学に進学した理由は2つあり、ひとつは就職に強いということ、もうひとつは子どもの頃から打ち込んでいた野球を高いレベルで続けられる環境があるということです。
学生時代を振り返ると、ゼミでリーダーを務め、硬式野球部で活動し、さらに資格に挑戦するなど、我ながら充実した日々を過ごしていました。資格については、就職を意識し始めた3年次、たまたま目にした宅地建物取引士の講座を「試しにやってみるか」と軽い気持ちで受講したのですが、結果的に資格と一緒に自信も手にすることができました。
利益の源泉である現場で、経験を積んでいきたい
学生時代に養われた自分の強みが仕事に発揮できている半面、学生と社会人とでは、求められる責任の質が違うということも実感しています。今はどんな業務でも、責任を持ってやり切るということを意識しています。
当社の利益の源泉は、一つひとつの現場です。近年は、ICT技術を導入し、現場の生産性を向上させる取り組みが活発になっています。新しい知識を吸収しながら、まずは現場で経験を積み、会社を支える人材に成長していきたいです。経営学科で学んだ経営や企業活動に関わる知識は、今後自分が歩むキャリアの中で必ず活かしていけると思っています。
後輩へひとこと
自分と向きあう時間がたくさんある学生時代。「自分に合う、合わない」で判断するのではなく、どんな状況でも自分なりの楽しみを見つける力を養ってほしいと思います。