タイトル:2022年度 海外研修報告書集 STUDY ABROAD REPORT -2022-

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概要

金沢星稜大学 金沢星稜大学女子短期大学部 国際交流センター 2022年度 海外研修報告書集 STUDY ABROAD REPORT -2022-

Australiaコロナ感染症が拡大してからは海外に行くことを諦めていましたが、感染症拡大も少しずつ収まり、自分の周りでも海外に行く人がちらほら出てきました。そんな時にエリア・スタディーズの説明会があるという情報が入ってきたため、参加してみることにしました。内容を聞いてみると、引率の先生も付いているということで海外が初めての私にとっては非常に安心して参加できるプログラムだなと感じたため、参加することに決めました。渡航先をメルボルンにした理由は、私の身近な友人がメルボルンに留学をしており、自然が沢山あって良い地域だと聞き、訪れてみたいと思っていたからです。また、自分の英語が海外でどのくらい通じて、本場のネイティブな発音がどのくらい聞き取れるのかということを知りたいということも今回エリア・スタディーズに参加したきっかけになりました。研修の内容街を探索したり、メルボルンを一望できる展望台に行ったりと初日からメルボルンの地域性に触れることができました。例えば、トラムは一定の区間なら無料で乗れるという点や街の中に緑が沢山ある点です。環境に配慮している部分が非常に魅力的に感じられました。メルボルンの中心から離れたオーシャンロードでは今まで見たことのないような綺麗な海を見ることができて感動的でした。また、食事や買い物など自分たちで英語でコミュニケーションを取らなければいけない場面が多くあっため、どのような言い方をしたら自分の言いたいことが正確に伝わるかを考えて話すことはとてもいい経験と学びになりました。小学校に訪問した際に行った、言葉を発さずにボールを投げ合うゲームでは言葉以外の行動や目線などでも多くのコミュニケーションを取ることができることを強く感じました。日本語を学んでいる小学生と一緒に授業を受けたり、折り紙を折ったりと沢山関わることができました。研修の成果についてこの研修を通して、英語の勉強のモチベーションが上がりました。川クルーズの時や小学校に行った時に英語で説明してくれる場面があったのですが聞き取ることのできない部分が多くあり、聞き取ることができたらより楽しめるだろうなと少し悔しい思いをしました。店に行った時は、店員の方が会計の時に話しかけてくれたりしたのですが、その一瞬でも言葉が通じてコミュニケーションを取ることができた時は嬉しかったです。なによりコミュニケーションを取ることがあたりまえの空間になっているため、話しやすかったですし、対応も気軽で日本との大きな違いを感じました。小学校では全ての学年の授業を一通り見ましたが、1、2年生の授業が幼稚園の延長のような形式だったのが印象的です。日本もこのやり方を取り入れてみたらより壁なく小学校に入学することができ、勉強することや学校に行くことが苦じゃなくなる人が増えるかもしれないと感じました。これらの他にも日本と異なる部分ばかりでしたが、メルボルンも日本もいいところだと感じることが出来ました。13