タイトル:2022年度 海外研修報告書集 STUDY ABROAD REPORT -2022-

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概要

金沢星稜大学 金沢星稜大学女子短期大学部 国際交流センター 2022年度 海外研修報告書集 STUDY ABROAD REPORT -2022-

Korea影響により留学はオンラインで行われることとなり、現在企画されている留学も就職活動の時期と重なるために参加を断念していた中で見つけた実地研修であったため、研修に参加したいという思いはより強くなっていた。研修の内容8月31日から9月7日にかけて韓国で行われた情報化社会論実地研修では、企業や公共施設の訪問・ソウル市内の散策の他、現地での買い物や学生との交流などが行われ、韓国の情報化の現状を日本と比較しながら確認すると同時に、国際感覚や異文化理解を深められる内容であった。例えば、9月1日はソウル市内を散策し、清渓川、ソウル市役所、ソウル広場、図書館、バス停、光化門広場、景福宮、明洞、東大門市場に訪れた。移動途中には、ヨム先生から、横断歩道付近や人の集まる場所には暑さをしのぐためのパラソルや噴水が施されていることや、銅像となっている人物の歴史について、バスが国営であること、設置してあるベンチには暖房が入るということなど、解説を受けていた。また、9月4日に訪れたDMZでは、韓国と北朝鮮の関係を学ぶと同時に、肉眼で北朝鮮を見るという貴重な経験をし、慰安婦像に関連して、日本と韓国の国際情勢も学んだ。研修の成果について情報化社会論実地研修を通して、情報化、文化、歴史に関する学びを多く得ることができた。日本は韓国と比較して情報化において遅れを取っているが、日本の未来ともいえる韓国の情報化の現状を確認できたことにより、日本において新しいシステムの導入や開発に携わる機会があれば、韓国の前例やそれによるメリットを挙げることができるため、他の人よりも積極的に導入を進められるような人間に近づけたのではないだろうか。そして、異文化体験や国際情勢を実感したことにより、こうでなければならないといった考えや価値観に捉われず、より広い視野で物事を見ることができるようになったと思う。また、企業訪問を通して、韓国の企業の福利厚生や労働環境が整っていることを知り、それらが従業員に寄り添い、より仕事の効率を上げるために整えられたストレスフリーな環境となっているのだとわかり、就職活動の際には、労働環境にも注目してみたいと思った。金沢星稜大学女子短期大学部経営実務科M.C研修形態:情報化社会論実地研修(韓国)期間:2022年8月31日(水)~9月7日(水)渡航先:韓国・ソウル特別市テーマ:情報化社会論実地研修に参加したことで研修に参加したきっかけ私が情報化社会論実地研修に参加したきっかけは、前期で情報化社会論を受講し、これから日本の情報化がどのように進むのかを韓国に行くことで先に見ることができると思ったためです。韓国35