タイトル:2022年度 海外研修報告書集 STUDY ABROAD REPORT -2022-

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概要

金沢星稜大学 金沢星稜大学女子短期大学部 国際交流センター 2022年度 海外研修報告書集 STUDY ABROAD REPORT -2022-

Taiwan12月27日は精忠国民小学校へ行った。前日同様、ワークショップを行い、その後バイリンガル教育が導入されてる体育の授業を見学した。昼の時間はこどもたちと給食を食べたり、先生方やこどもたちとたくさんお話をすることができた。夜には、台湾の先生方との会食もあり、貴重なお話を聞き、さらに仲が深まったのではないかと思う。12月28日は宣信国民小学校へ、12月29日には新甲小学校に行った。両校ともワークショップを行ったり、学校見学をした。色々な小学校を見て回ったが、どの学校もそれぞれの特徴があり、見ているだけで面白かった。また、現地の先生方が案内をしてくださり、台湾の文化や伝統を知ることができる場所へ行くこともでき、台湾についてより深く知ることができた。研修の成果について今回の台湾研修を通して、日本と台湾の英語教育の違い、異国の文化について、そして異なる言語でのコミュニケーションのしかたの主に3つのことを学んだ。日本では、近年英語教育に力を入れてきているが、台湾ではバイリンガル教育が導入され、体育など英語以外での教科を英語を使って授業を行っていて、とても驚いた。また、食文化や伝統文化も実際に自分の肌で感じることができ、日本との違いを学ぶことができた。台湾の母国語と日本の母国語は違うため、共通語である英語でのコミュニケーションではなかなか自分の思っていることを伝えたり、相手が何を伝えたいのかが理解できないこともあったが、色々な表現を使って、伝えようと試行錯誤することで自分の中でこうしたら相手に伝わるのではないかと、コミュニケーションの仕方を見出すことができたと思う。また、この研修を通して、英語教育の必要性を痛感した。とても充実した7日間を台湾で過ごすことができた。今後は金沢の小学校に現地の様子を伝え、国際教育において、こどもたちがより一層深い学びができるように支援していきたいと思う。人間科学部こども学科N.A研修形態:Area Studies Advanced期間:2022年12月23日(金)~12月31日(土)渡航先:台湾(台北市、嘉義市、台南市、高雄市)テーマ:台湾交流支援プログラムを通しての学び研修に参加したきっかけiEARNという国際教育支援組織の中のプロジェクトにTeddy Bear Projectという企画があり、金沢や羽咋の小学校の児童達に、より世界のことに関して興味をもってもらいたいと思ったことから、仲間と共に交流校である台湾を訪問し、現地の小学校の様子や台湾の文化を金沢や羽咋の小学校の児童達に知ってほしいと考えたからである。さらに金沢や羽咋の小学校の児童達が交流校に自分たちのことを知ってほしいとクリスマス・ニューイヤーカードを各パートナーに向けて作成してくれたことから、その小学校の特色や日本について台湾の児童が興味・関心が深まるようなスライドを作成するなど支援をした。このスライドの作成により台湾での研修を行いたいという意欲がより高41