タイトル:2022年度 海外研修報告書集 STUDY ABROAD REPORT -2022-

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概要

金沢星稜大学 金沢星稜大学女子短期大学部 国際交流センター 2022年度 海外研修報告書集 STUDY ABROAD REPORT -2022-

Australia研修の成果について最初の頃は、授業内でも自分から英語を話すことが少なく、どれだけ当たらないでいられるかを考え、息を潜めるようにしていました。そんな私が変わるきっかけになったのは、2つ目のホストファミリーと過ごす時間でした。そこでは、以前よりも話す機会が増え、マザーは私がどれだけおかしな英語を使っていても聞いてくれると安心することができました。それによって、うまく話そうとする気持ちがなくなり、とにかく伝えようという気持ちで、英語で話すことに対してポジティブな気持ちで積極的にいられるようになりました。英語が得意になったわけではないですが、英語でコミュニケーションが取れることに楽しさを感じて、苦手だという気持ちはなくなったように思います。また、本当に些細なことでは、苦手だった犬が大好きにもなりました。1つ目のホストファミリーのお家では子犬を飼っていたため、苦手な雰囲気を出さないように自分からグッと犬に近づいていくと、いつの間にか癒しの存在になっていました。犬だけではなく、ホストファミリーとの出会いやオーストラリアで見たもの食べたもの、向こうで経験した全てが確実に大切な思い出になりました。ホストファミリーに幸せでいて欲しいというあたたかい気持ちも会えなくなるのが寂しいという気持ちも知ることができました。人間科学部こども学科N.Y研修形態:春季語学研修期間:2023年2月11日(土)~3月18日(土)渡航先:オーストラリア・パーステーマ:自分に挑戦した5週間研修に参加したきっかけ私が語学研修に参加した理由は二つあります。一つ目は、自分自身の価値観を変えたかったからです。私には姉がいて、彼女は今まで2回の語学研修と1回の旅行を通して様々な国を訪れ、たくさんの人や文化に触れてきました。海外に行ってから、姉は「海外の人は、日本の狭い考え方とは全然違う」「私も将来自由な海外で暮らしたい」と言うようになりました。私自身の性格は典型的な日本人のタイプで、考えすぎてしまったり周りの目を気にしたりしてしまいます。海外に行って様々な人と関わることで、異なる価値観に触れることができ、自分の考え方も見直すことができるのではないかと考えました。二つ目は、英語を話す環境に飛び込んで、自分の苦手な英語と向き合いたいと考えたからです。本学のプログラムには他に「エリア・スタディーズ」というものがありましたが、1~2週間程度であることに加え、目的が語学を学ぶことではなかったため、初めての海外でしたが5週間の語学研修に参加することを決意しました。高校の時のプログラムには勇気がなくて参加出来ず後悔していたので、家族の強い勧めもあり頑張ろうと思いました。55