
国際交流
【留学】「いしかわ国連スタディビジット・プログラム」に2名が選出されました!
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今年度の募集において、本学から2名の学生が選出されました。

「いしかわ国連スタディビジット・プログラム」をいつ知りましたか?
Y・N:1年次の時の英語の授業で、先生からこのプログラムに参加した方の講演会が行われるとの案内で知りました。その年はアイルランドへの留学期間と重なるため、次の年に絶対応募しようと考えてましたが、いつの間にか応募締切の間際だったのでちょっと焦りました。
K・A:学内の国際交流センターの掲示で知りました。説明会が7月に開かれると知り、参加したことが始まりです。

このプログラムだからこそ行ってみたいと思ったことは?
K・A:国連で働いている職員の方の生の声を現地で直接聞けるチャンスは、このプログラムしかないと思いました。
将来の目的のためというわけではなく、好奇心が先にありました。「国連」という組織の名前はみんな知っていると思いますが、規模が大きすぎて、現場では実際どんな仕事をしているのかが想像つきません。UNICEFとかはなんとなくイメージがつくのですが。
Y・N:まず最初に「ニューヨーク」という言葉に惹かれました。漠然とした憧れがあり、死ぬまでに一度は行きたいところだと思ってました。
世界の情勢と言われても大きすぎてあまり気にしていなかったのですが、講演会を聞いたことで身近な部分にもつながっているのだと知り、国連に興味を持ちました。その本部を訪れることができるプログラムが石川県にあるなら、これはもう申し込むしかないなと思ったのがきっかけです。
採用は毎年高倍率だと聞いていますが、採用されるためにどのような準備をしましたか?
K・A:採用は毎年8名で、今回は28名から応募があったと聞きました。
書類審査の後に面接があるのですが、学内で行われた説明会で仲良くなった他大学の先輩から、どのような面接だったのか聞くことができたので、ある程度の心構えはできました。もちろん、教えていただいた情報はY・Nさんにも共有しました。
Y・N:面接は10分くらいでしたが、5人の面接官を前にした時は緊張しました。日本語と英語での質疑応答だったのですが、英語の質問では事前に練習していたパターンだと思って答えた項目が、あとから日本語で同じ質問された瞬間、自分の回答が違ってたと気づき、「さきほど英語で答えましたが」とフォローを入れました。
絶対落ちたと思ったんですが、11月に採用の通知が届いたときは本当に嬉しかったです。

ニューヨーク滞在中、国連訪問以外にどのようなことをしたいですか?
Y・N:ニューヨークの大学や図書館、美術館も見学する予定です。泊まるホテルは国連まで徒歩10分程度で、トランプタワーにも近いそうです。せっかくならタイムズスクエアにも行ってみたいし、自由の女神も見てみたいです。
今回のプログラム参加にあたり、個人的な目標や目的はありますか?
Y・N:この訪問で何かが得られればいいなと思ったのが動機ですが、訪問自体が目的では無く、ここで見たこと、感じたことを事後の目標設定につなげたいです。例え将来国際関係の職に就かなかったとしても、世界は必ずどこかでつながっているので、この経験は必ず生きてくると思っています。

K・A:今は特に、将来こうしたいああしたいという希望は無いのですが、このプログラムを通して、強く惹かれるものをみつけたいと思っています。
国連という大きな機関の業務がどのようなものか、今はまだぼんやりしたイメージしかありませんが、機関や部門ごとの業務について掘り下げて見ることで、自分の見聞を広げてきたいと思っています。
二人は、他6名の仲間たちと共に2月中旬に日本を出発し、約2週間ニューヨークで過ごします。帰国後には県主催の報告会で研修内容を発表します。