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貴重な経験をしました!国際ボランティア in アイスランド

2018年05月11日 国際交流

Y·Nさん(経済学部経済学科3年次 福井県立 鯖江高等学校出身)右端
S·Iさん(経済学部経済学科3年次 富山県 高岡第一高等学校出身)右から2番目

4月23日(月)

春季休暇中にCIEE国際ボランティアプロジェクトに参加した学生二人の報告会が行われました。CIEE国際ボランティアプロジェクトは世界各国から集まる仲間と国際交流をしながら、ボランティア活動を通じて社会や人々に貢献できるワークキャンプです。世界中の様々な場所で建物の修復、社会福祉、環境保護など、活動の分野も多岐にわたる国際プロジェクトが開催されます。二人はアイスランド・レイキャビクで他国の人と共同生活をしながら、10日間、ボランティア活動を行いました。

参加のきっかけ

S・Iさん:海外で色々な価値観を持った人たちと交流したいと思っていました。様々な考え方の人たちと交流することで、自分の考え方や価値観も広がり、それが今後の自分自身の成長につながるのではと考えていました。また、私は警察官を目指しており、3年次からは試験のために本格的な対策をしていく予定です。海外で何かにチャレンジできるのは今回が最後の機会と思い、参加を決めました。

共同生活をしながらのボランティア活動

Y・Nさん:アイスランドの南西にある小さな村の山の上にある一軒家に滞在し、他国の人と共同生活を送りながらボランティア活動を行いました。初日に、10日間すべての日程で全員が毎日違う仕事ができるよう、皆で相談してワークシートを作成しました。全員分の食事作りや、後片付け、食材や日用品の買い出し、施設の掃除、飼育している犬や猫、鶏の世話などをそれぞれに割り振り、活動しました。ボランティア活動は、農作物を植えるためのハウスの建築作業でした。「スコップ」や「つるはし」を使って柱を設置したのですが、驚いたのは、時間が経つと取り除いた土が凍ってしまい、その土をどけるのに苦労したことです。

アイスランドの壮大な自然

S·Iさん:アイスランドの自然は、やはりとても印象的でした。ここでしか見ることができない風景がたくさんあり、他国の人たちとの交流だけでなく、アイスランドの大自然も心に残っています。アイスランドには、火力・原子力発電所がなく、水力発電や地熱発電など、再生可能な自然エネルギーを活用しています。共同生活の中では、再生可能エネルギーについてのディスカッションなども行いました。

ボランティア活動で学んだこと

Y·Nさん:わからないことがたくさんありました。多くは現地の人に聞いて確認することで解決できたのですが、自分たちだけで判断し、行動しなければならないこともありました。想定外のことに対応するために、他国の人たちとコミュニケートしながら、自分たちで判断する場面があったのは、大変でしたが貴重な経験でした
 
S·Iさん:海外の人と意思疎通をするためには、やはり世界共通の言語である英語が必要でした。実際に身をもって体験したことで、英語の必要性を再認識しました。その一方で簡単な英語や身振り手振りでもいいので、とにかく勇気を出して積極的に会話をすることが重要だとも実感しました。仲間たちが私の拙い英語でも理解してくれ、共同生活で良い関係を築くことができたことは、このボランティア活動に参加して得た成果の一つだと思います。