MESSAGE 01

Change my world.
目の前に広がる世界を
変えてくれた4年間。

就職

高畠菜那さん 2022年卒業生/フリーアナウンサー

現在のお仕事について

NHK金沢放送局で
キャスターをしています。

現在はフリーアナウンサーとして活動し、NHK金沢放送局でキャスターをしています。夕方の報道番組ではスポーツ・旅・食のコーナーを担当し、平日朝や休日のニュースを読んでいます。
幼いころからの夢だったアナウンサーの仕事。その夢を叶えるために、在学中は様々なことに取り組みました。地元放送局でお天気リポーターとして活動していた頃は、お天気をお伝えするだけでなく自分で話題を見つけて話す時間もあり、毎日がネタ探しの連続。

自分が目にするものに疑問を持ち、自分で調べて、視聴者の方にわかりやすく説明する。その経験は今の仕事にも活きています。例えば自分で現場に足を運んで様々な方のお話を聞く機会が多く、取材の度に自分の世界が広がります。最近では「白山手取川ジオパーク」がユネスコの世界ジオパークに認定されたニュースが特に印象的で。推進協議会の方のお話では、ユネスコの世界ジオパーク認定前に獲得が必要な国内推薦に関しては、活動不足などの理由からなかなか審査が通らず、コロナ禍も影響したことで、今回の認定まで10年以上の歳月がかかったとのこと。自分の知らない世界で、本当に多くの方のご尽力と支えがあってこの日を迎えられたお話に感銘を受けました。

在学中のこと

留学先で身につけた能動的に学ぶ姿勢を
日本に帰国後も実践しました

一番印象的だったのはアイルランドへの留学です。ダブリンシティ大学で約半年間学び、様々な刺激を受けました。現地の授業で今も鮮明に思い出すのは「先生と学生の関係が対等だったこと」です。グループディスカッションをしていても、先生がクラスメイトと同様に隣に座って、正解かどうかは関係なく、自由に発言をし合って、どんな意見も尊重してくれる。そうした状況に身を置き「自分の意見を持ち、それを伝える大切さ」を実感したことで、さらに積極的な性格になりました。現在の仕事でも多くの方とお話しする機会があり、常に相手をリスペクトして対等にコミュニケーションをとることができるのは留学で身についた力だと思います

現地では人との距離感も近く、学内でも街を歩いていても誰もがフレンドリーに話しかけてくれて。食・文化・人間関係・教育…育った環境も経験も全く異なる沢山の人と出会ったことが私の財産ですね。
帰国後は「グローバルイングリッシュ」のゼミに所属し、「EU加盟国の言語目標に到達している国と未到達の国との教育の違い」をテーマに卒業論文を作成しました。全文英語で作成し、かつ就職活動とも並行して取り組んでいたため、当時は本当に毎日必死で。研究を通して見えてきたのは「それぞれの英語を尊重してコミュニケーションを取ること」の大切さです。「正しい英語を話さなきゃいけない」という考え方は自分を殻に閉じ込めて周りの世界に壁を作ってしまいます。社会人になった今も「正しいこと」を決めつけずに、固定観念にとらわれずにそれぞれの価値観を大切にしていきたいと思っています。

メッセージ

チャレンジしたいと思ったことには
どんどんチャレンジしてみてください!

大学生活後半は、コロナ禍でオンライン授業が増え、色々ともどかしさを感じていましたが、そばで夢を応援してくださった先生がいたことで前向きに頑張れました。皆さんもチャレンジしたいと思ったことにはどんどんチャレンジしてみてください!皆さんの大学生活が充実したものになるよう願っています。

当時の担当教員からのメッセージ

田中 富士美 先生

アナウンサーの仕事を志望してからの
その努力は目を見張るものでした。

私の専門ゼミに所属し、EUの英語について興味をもち研究を進めました。自分の生まれ育った金沢を大切に思い、地域のことをもっと伝えたいという思いと、留学や大学での学びで得た多文化・多様性への理解、そして自分の語学力を活かしたいとアナウンサーの仕事を志望。その努力は目を見張るものでした。今はテレビやラジオでニュースを伝え、地域の取材に出かけている姿を頼もしく見ています。

その他の卒業生のインタビューは
こちらから

教員

Fake it till you make it.
現実と理想の距離を
ギュッと近づける
座右の銘です。

丸谷倫也さん / 2022年卒業生

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進学

Out of your comfort zone.
あたりまえを疑うこと、
そこからが
スタートです。

東藤知夏さん / 2022年卒業生

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