VOICE 03

「失敗を恐れることが
一番の失敗」。
留学して直面した課題が
今の成長に繋がっています。

3rd year

W・Gさん 石川県 大聖寺高等学校出身

入学~現地留学をした私

積極的に発言を繰り返し、
失敗を重ねながら正解にたどり着く。

2年次の春から約3カ月半、カナダのトンプソンリバーズ大学に現地留学しました。特に印象に残っているのは「音楽のラップについて」をテーマにディスカッションした時のこと。スペイン語圏のラップはラテンの影響があり、語感や韻の踏み方が独特で日本とは大きく違っていて面白かったです。他にもこれまでの英語学習の振り返りから、今後活用できる英語表現まで学びました。
放課後は大学のジムで汗を流したり、ネパールや中国の友人と一緒にファストフード店に行って話したり。夜は毎日ホストファミリーと夕食を食べ、たまにマザーがレシピ本を見ながら巻き寿司などの日本料理を作ってくれたのが嬉しかったですね。
留学中、他国の留学生の流暢なスピーキングを聞いて、自分はまだまだだなと痛感したと同時に「失敗してもいいんだ」ということにも気づきました。授業でクラスメイトが積極的に発言を繰り返し、失敗を重ねながら正解にたどり着く。その過程で自信がついて成長に繋がることもわかりました。

留学後の私

細かなニュアンスの違いを
知ることができるのも興味深いです。

帰国後はグローバルイングリッシュコースを専攻しています。履修した科目で興味深いのは「World Englishes and English as a Lingua Franca(国際英語論)」。英語はどのように世界に広まり、どのように使われているのかを主に学んでいます。英語と一口に言ってもアメリカやイギリスと全く同じ表現ではなく、国や地域によって独自に発達した英語表現があります。例えばインドで使われる英語の「l」「r」の発音の強弱などの違いを知ることが面白いですね。「English Teaching Methodology(英語科教育法)」もとても面白い授業です。英語の効果的な教え方を学ぶのですが、高校の先生はこういう理由であのような活動を授業に取り入れていたのかと分かったり、私自身の英語学習に活用できそうな英語学習法などを学べたり。どんな英語学習法?と気になった方は、金沢星稜大学に来て、英語科の教職課程を履修し、この科目を受講することをおすすめします

これからの私

呪文のように聞こえる英語が、
意味が分かると一気に世界が広がる。

これからさらに深く学びたいテーマは「アメリカ英語」と「世界の英語」です。第二次世界大戦やその後の経済大国としての地位が現在のアメリカ英語の流通に繋がっていますが、これからどのような変化が想定されるか、また世界での英語の使われ方との関連性を探求してみたいと思います。留学先のカナダでは話し言葉は「アメリカ英語」、街中で目にする書き言葉は「イギリス英語」が多くて。そうした使われ方の歴史的な背景なども具体的に学んでいきたいですね。英語教員を目指しているので、こうした英語を学ぶ面白さを生徒に伝えたいと考えています。リーディングでは記号のように見える英語が、リスニングでは呪文のように聞こえる英語が、意味が分かると一気に世界が広がる。ゲームで例えるとクエストを達成していくような感覚で英語を楽しみながら学べる、そんな環境を提供できる教員を目指しています。

国際文化学科の魅力

やっぱり留学ができることが一番の魅力です。大学に入学したての頃は、何がしたいのかわからず道に迷った状態でした。ですが留学前に英語も文化も基礎から学んで、しっかり留学準備をして。そして実際の留学を機に、良い意味で頭の中がリセットされ、自分の足りないところや自信を持っていいところがはっきり見えてきました。留学を迷っているなら一歩踏み出すことをおすすめします。

その他の学生のインタビューは
こちらから

1st year

授業を受けるたびに
「知りたい!」が増える毎日。
目的を持って語学や文化
を学んでいます。

S.Mさん
1年次
石川県 北陸学院高等学校出身

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2nd year

「楽しかった」だけで
終わらせない。
小さな壁を乗り越え続けた
アイルランド留学。

N.Mさん
2年次
富山県 石動高等学校出身

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4th year

コロナ禍で培った“マイナス
をプラスに変える力”。
生徒に寄り添い伴走できる
教員を目指しています。

M.Kさん
4年次
石川県 羽咋高等学校出身

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