VOICE 04

コロナ禍で培った“マイナスを
プラスに変える力”。
生徒に寄り添い伴走できる
教員を目指しています。

4th year

M・Kさん 石川県 羽咋高等学校出身

入学~オンライン留学をした私

与えられた環境で常に
“今何ができるか”を考えること

「先が見えない」「4年間大丈夫かな」。オンライン授業で現地留学も叶わないと知り、悔しさとやるせなさに押し潰されそうな大学生活のスタートでした。ですが、国際文化学科の特徴でもある少人数クラスだからこそできる意見の交わし合いや、一緒に乗り越えようと互いを鼓舞し続けるクラスメイトの姿を見て、オンラインになったからこそ「対面のありがたみ」や「心の中は一人じゃない」という大切なことに気づくことができました。
10週間オンライン留学をした西オーストラリア大学では、英語の4技能を学びつつ、現地の様子をリアルタイムで伝えてもらうなど、空気感や生活感を感じ取ることができました。ホストファミリーとも交流し、「桜がきれいだよ」「こっちは夕日が幻想的だよ」と言って中継したり、オーストラリアで有名な食品を実際に送ってくれたり。与えられた環境で常に“今何ができるか”を考えることで、入学当初に感じていたマイナスの感情を払拭できました

留学後の私

自分の中の「なぜ?」が
毎回解消されていく感覚が爽快。

オンライン留学を終え、「もっと英語を深く学びたい」と思うようになり、「英語学」や「第二言語習得」などの専門科目を受講しました。英語を第二言語として話す国の中でも流暢に話す国もあれば、日本のように苦戦する国もあって。その違いは?どういったプロセスで習得するの?という疑問を解決しながら学べるのがこれらの授業の面白いところです
他にも「English linguistics」という科目では、日本語では偏と旁があるように、英語でも同じように分解でき、例えば「communicate→co/municate」に分解してそれぞれの意味や、どんなルーツでこの単語が成立したかなどを学びました。他にも、「must/have to」は主観/客観で使い分けること、「be going to/will」は予定がどの段階で決まったかで使い分けることなど、自分の中の「なぜ?」が毎回解消されていく感覚が爽快で、新たな発見にも繋がりました。

これからの私

生徒に英語の楽しさや面白さ、
奥深さを実感してもらいたい。

私は英語教員を目指しています。模擬授業では同じ志を持った仲間と互いの授業を見て意見交換をして改善点を指摘し合う、この作業が毎回刺激的です。例えば、板書の字があまり上手でない私に「上手・下手ではなく、“丁寧”になら書けるよね」と言われた時は妙に納得して、板書だけでなくどんな場面でも言えることだなと気づかされました。また、教育実習では、「先生の授業わかりやすかった!」「英語は苦手だけど先生の授業だと頑張れた!」と直接生徒が声を掛けてくれて、ぶわっと感情が溢れそうになるほど嬉しかったですね。「先生になりたい」という純粋な気持ちが確固たるものになった、そんな実習期間になりました。
私が目指す理想像は、「一人でも多くの生徒に英語の楽しさや面白さ、奥深さを実感してもらうための“伴走者(escort runner)”のような教員」です。主役はあくまで“生徒”。その意識を忘れずに走り続ける教員を目指します。

国際文化学科の魅力

失敗を恐れず、挑戦しやすい環境があることです。授業をはじめ積極的に意見交換や考えを共有することで、より深い考えにも繋がります。また、留学や交換留学生との交流を通して、世界の見方や考え方が大きく変わるのをきっかけに「目標」や「やりたいこと」が明確になります。そして英語力の向上にも繋がります。将来の目標ややりたいことが決まっている皆さんはもちろん、将来どんなことをしようか迷っている皆さんも、ぜひ人文学部に入って皆さんの「可能性」を切り拓いてほしいと思います。

その他の学生のインタビューは
こちらから

1st year

授業を受けるたびに
「知りたい!」が増える毎日。
目的を持って語学や文化
を学んでいます。

S.Mさん
1年次
石川県 北陸学院高等学校出身

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2nd year

「楽しかった」だけで
終わらせない。
小さな壁を乗り越え続けた
アイルランド留学。

N.Mさん
2年次
富山県 石動高等学校出身

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3rd year

「失敗を恐れることが
一番の失敗」。
留学して直面した課題が
今の成長に繋がっています。

W.Gさん
3年次
石川県 大聖寺高等学校出身

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