CDPで目指せる職種

CDP教員(小学校/中・高)

受講対象 小学校:こども学科 
中・高:教員免許取得が可能な学科

教員になるには?

小学校や中学校、高等学校の教員になるには、教員免許状を取得し、各地方自治体で実施されている教員採用試験の合格が必要となります。教員免許は、教員になりたい学校種や担当する教科によって異なり、小学校の先生を目指しているのであれば、小学校教員の免許が、中学校や高等学校の先生を目指している場合は、担当する教科ごとに免許が必要となります。

CDP教員で目指せる学校種・教科

小学校教員

中学校教員(社会・保健体育・英語)

高等学校教員(公民・商業・保健体育・英語)

CDPコースと受講対象学科・受講条件

コース 受講対象学科 受講条件(教職課程で取得見込み免許状)
CDP教員(小学校) こども学科 小学校教諭一種免許状
CDP教員(中・高) 経済学科 中学校教諭一種免許状(社会)
高等学校教諭一種免許状(公民)
経営学科 高等学校教諭一種免許状(商業)
スポーツ学科 中学校教諭一種免許状(保健体育)
高等学校教諭一種免許状(保健体育)
国際文化学科 中学校教諭一種免許状(英語)
高等学校教諭一種免許状(英語)

Interview

合格者インタビュー

Q.内定先に決めた理由、きっかけは?

高校時代の恩師との出会いがきっかけです。自分の抱えている悩みに対して否定も肯定もせず、静かに話を聞いてくださったことをよく覚えています。私も恩師のような存在になり、恩返しをしていきたいと考えています。

学習サポーターとして参加した算数教室で出会った子どもたちがきっかけです。毎回試行錯誤しながら一人ひとりに向き合い支援を行いました。最後の時間に「苦手な算数も先生のおかげで頑張れた!」と言ってもらえたことが非常に嬉しく、教員になりたいという気持ちが固まりました。

小学校6年生のときの担任の先生に憧れ、生徒と本気で向き合える教員になろうと思ったことがきっかけです。中学校で英語を学ぶ楽しさを知り、高校で海外での学びを経験したことで、英語教員を目指すようになりました。

Q.内定先の仕事の魅力は?

人の役に立てる仕事であることが魅力です。授業も子どもたちとの関わりも正解がないので、自分自身が生涯成長し続けられるということも大きな魅力に感じています。子どもにあたたかく寄り添える教員になりたいです。

教員の中で唯一、6年間の子どもたちの成長を見られることが小学校教員の魅力だと考えています。その分だけ多くの子どもたちに影響を与えることになるため、子どもたちが自信の持てる何かをひとつ持たせてあげられるような教員になりたいです。

子どもたちの成長を多く見られることが魅力です。教育実習の短期間でも成長していく姿を見て、とても嬉しい気持ちになりました。子どもたちが「こんなことができるようになったよ!」とたくさん報告してくれるような先生になりたいです。

学習法や心構えなど、合格した学生からのアドバイス

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学生1の写真

石川県公立小学校
教員

M・Fさん

人間科学部こども学科

石川県 金沢桜丘高等学校出身

Q.得意科目の学習方法を教えてください

得意な教育法規は、参考書の問題を解いて間違えた箇所をチェックして、その間違えた箇所のみを復習してから、少し期間を空けて再度解き直しをしていきました。複数の参考書を使わず、一つの参考書を何度も解き直して覚えていきました。

Q.面接練習で苦労したことや効果があった取り組み方を教えてください

自分の気持ちを面接官に伝えることに一番苦労しました。質問に対して正しい答えを返そうとしてしまい、自身のことをうまく伝えることができなかったため、面接官だったらどんな印象を持つかを友人と意見交換しながら、面接練習に取り組んでいきました。

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学生2の写真

石川県公立小学校
教員

N・Rさん

人間科学部スポーツ学科

石川県 金沢二水高等学校出身

Q.CDP以外に大学生活を通じて最も力を入れたこと、成長できたと感じたことは?

ゼミ活動として、プロスポーツチームや小学校、NPO法人などと連携して、さまざまなイベントの企画や運営を行いました。学生主体で活動したことでマネジメントの実践力を得ることができました。

Q.実技試験の対策として、どのような工夫をして練習しましたか?

現場の先生方の模範授業や一緒に練習している友人の模擬授業を見て、良いと思った工夫ポイントを自分の模擬授業に取り入れて実践しました。それを繰り返すことによって自分に合った工夫ができるようになり、ほかの授業内容にも活かせるように練習を重ねていきました。

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学生2の写真

石川県公立中高
英語教員

I・Tさん

人文学部国際文化学科

石川県 金沢高等学校出身

Q.CDP以外に大学生活を通じて最も力を入れたこと、成長できたと感じたことは?

ボランティアサークルの活動に力を入れました。国際交流をしたり、学生通訳として外国選手をもてなしたり、小学生に英語でのレクリエーション活動を企画運営したりしたことで、英語でのコミュニケーション能力が飛躍的に成長したと実感しています。

Q.合格するために大切なことは?

「他人に優しく、自分に厳しく」という姿勢が大切です。一人ではできない練習も支え合う仲間がいることで切磋琢磨できます。そのなかで「今の自分は過去の自分より成長しているか」と謙虚に厳しく見る姿勢が合格に導いてくれたと思います。

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学生4の写真

富山県公立小学校
教員

S・Nさん

人間科学部こども学科

富山県 水橋高等学校出身

Q.論作文に取り組む際に、効果があった方法を教えてください

論作文の参考答案を見ながらでもいいので、たくさん書いて完成イメージを持つことが大切です。書くことで自分の型が見えてくるので、その型を意識して文章を作るようにしました。論作文を書く前に、構成や伝えたいポイントをまとめてから書き出した方が良いと思います。

Q.自分なりの息抜き、やる気を維持する方法があれば教えてください

勉強ばかりだとストレスがたまるので、休憩中に友人と受験が終わった後に行く旅行計画を立てて、頑張る楽しみを作っていました。また、部活動に行って汗をかくことでリフレッシュしていました。

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学生4の写真

富山県公立小学校
教員

H・Tさん

人間科学部スポーツ学科

富山県 高岡南高等学校出身

Q.CDP以外に大学生活を通じて最も力を入れたこと、成長できたと感じたことは?

準硬式野球部の活動に力を入れました。選手としては活躍できませんでしたが、4年次には学生監督として全国大会出場に貢献することができました。チームを俯瞰的に見て客観視しながらまとめるという、チーム経営の力が身についたと思います。

Q.集団討論の練習で意識して取り組んだことは?

最初は話し方や人前で話す勇気を身につけるために、「犬派か猫派か」などといった簡単な話題から練習を始めました。この方法により、姿勢や目線といった討論の内容以外の点についても注意を払えるようになりました。

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学生3の写真

新潟県公立小学校
教員

T・Hさん

人間科学部こども学科

新潟県 直江津中等教育学校出身

Q.CDP以外に大学生活を通じて最も力を入れたこと、成長できたと感じたことは?

地域活性化プロジェクト「キッズプログラミングアカデミー」で代表を務めたことです。自分たちで一から授業を企画したり、全体の動きを把握したりするのは大変でしたが、子どもたちのキラキラした笑顔を見るたびに大きな達成感を感じることができました。

Q.不得意科目を克服するための学習方法を教えてください

高校時代から歴史が苦手でした。広い範囲を全て暗記するのは難しいと考えたので、受験する自治体の出題傾向を分析して、出題頻度が高い時代や文化などの問題に絞って学習していきました。

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学生4の写真

富山県公立中高
保健体育教員

A・Rさん

人間科学部スポーツ学科

富山県 呉羽高等学校出身

Q.大学生活でぜひやってほしいこと、お勧めすることはありますか?

資格取得に挑戦することをオススメします。私は教員になってハンドボールの顧問をやりたいと考えたため、ハンドボールのコーチ資格を取得しました。戦術に関することのほか、選手に適したトレーニングの方法など、将来の指導に活かせることを多く学ぶことができました。

Q.不得意科目を克服するための学習方法を教えてください

国語のなかでも漢字や四字熟語、接続詞などは得意でしたが、文章読解が苦手で苦労しました。まずは長い文章を読むことに慣れていき、問題文をよく読んで解答することを繰り返し練習していきました。