金沢星陵大学女子短期大学部

PHILOSOPHY教育理念

建学の精神

 誠実にして社会に役立つ人間の育成

教育理念

知性と感性を身につけ、地域社会で輝くを育む

星短は、建学の精神「誠実にして社会に役立つ人間の育成」を土台に据えています。その上に教育理念として「知性と感性を身につけ、地域社会で輝く女性を育む」を掲げます。これらをわかりやすいスローガンにしたのが「夢を力に、2年で4年を超える。明日(あした)輝く女性(ひと)になる!」です。
 
星短「経営実務科」の社会的役割は、地域のビジネス界を中心的に担う女性人材を2年間で育て、社会に送り出すことです。将来企業や地域で仕事ができるよう、徹底した実務教育を行います。その内容は文書作成、コンピュータ・情報処理から、簿記や税務会計、英語や外国語に及びます。もちろん言葉使いや女性の品格あるマナーや振る舞いも。そしてその根底には人としてどう生きるかの知性や感性を磨くことを重視します。
 
大きな車より軽自動車のほうが良いという選択があるように、星短を希望し、選んでくださる学生も少なくありません。星短の卒業生たちは、社会や企業の方々から確かな信頼と支持を得て、高い就職率とともに、四大でも難関といわれる企業等への高い就職実績を誇ります。

三つの方針

卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

星短の卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)は、「2年間の学習を通し、社会人として女性として求められる素養が備わり、所定の単位を取得した学生に対して卒業を認定する」です。身につけるべき内容は以下の5つです。
 
  1. 社会人として求められる将来への意欲と、責任感・協調性が身についている。
  2. 地域を支える一員としての意識が身についている。
  3. 大人の女性としての感性、教養、マナーが身についている。
  4. 組織人としての問題発見・対応力、コミュニケーション力が身についている。
  5. 職業人として必要とされる、基礎的な知識および実務能力が身についている。
修了時には、「短期大学士」の学位を取得することができ、以後「誠実にして社会に役立つ人間」として活躍しつつ、自己実現を図ることが期待されています。また、短大での学びをさらに深めたい場合には、金沢星稜大学ないし他大学等への編入・進学も可能です。

教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

星短の教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)は、社会人として、女性として求められる知識・教養・マナーをまず身につけ、さらに専門的なビジネス知識やスキルも習得できるよう、「基礎科目」「教養科目」「専門科目」からなる三段階の教育課程を編成しています。
 
基礎科目 基礎科目は「社会人の核となる基礎力を全員が身につける」1年次の必修科目群であり、「言語、キャリア、経営、簿記、情報、ゼミ」分野の諸科目があげられています。
教養科目 教養科目は「より広い教養や知識を身につける」科目群であり、「国語、数学、言語、経済、法律、スポーツ実技、その他」を配しています。
専門科目 専門科目は「将来の目標とする仕事等に応じて、専門分野の知識とスキルを実践的に学ぶ。それぞれの目標に応じて科目を組み合わせ、学ぶことができるよう」配置された科目群であり、「経営、簿記、会計、実務、情報、観光、その他」分野の諸科目が配置されています。
これらを1年次から2年次に段階的に修得していくことで、無理なく卒業に必要な単位を修得し、卒業することが可能になります。またさらに専門的な勉強をしてみたい、教養を身につけたいと考える人は、金沢星稜大学各学部学科の科目等履修をすることもできます。

入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)

星短は、「経営実務科」として、将来、地域のビジネス界を支える女性人材の育成を目指しています。そのため次のような意欲と希望を持つ学生を幅広く求めます。
 
  1. 「建学の精神」「教育理念」を理解し、将来、人間として、女性として大きく成長したいと考える人
  2. 高等学校における各教科・科目を修得している、またはこれと同等の学力を有している人で、新たな夢に向かってチャレンジする精神と、誠実に努力する姿勢を有する人
  3. 地域社会の人々や文化を大切に思い、コミュニケーションを大切にしながら社会の発展に貢献しようとする人
  4. 地域の産業、企業、公務員など、ビジネス界において「経営実務」の学びを活かし、「輝く女性」として働いてみたい人