金沢星陵大学女子短期大学部

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【日本語表現法Ⅰ】短期日本文化プログラム:MANGAで日本語力をアップしよう!

2023.07.13

7月12日(水)

1年次基礎科目(必修)「日本語表現法Ⅰ」では、マンガを積極的に教材化しています。この日は、ロシアから3名、台湾から2名の留学生をお迎えし、日本のマンガの歴史を学んだ後、マンガの読解力について考えました。

マンガを読み解くためには、「コマを理解する力」と「文脈を理解する力」の二つが必要になると考えられますが、これらの力を活用することをねらったマンガクイズを実施。日本人4~5名と留学生1名がグループになり、グループで協力してクイズの答えを考えました。その際にポイントとしたのは、マンガのどこを見たのかという「答えを出すに至った根拠」を明確にすることです。
日本人でも難しい内容のマンガでしたが、留学生もがんばって考えてくれました。世界的にも注目されている日本のマンガを扱って国際交流でき、留学生・短大生ともに貴重な体験ができたのではないかと思います。

(文:担当教員 山田 範子 准教授)

参加学生のコメント

経営実務科 1年次 O・Rさん(石川県 星稜高等学校出身)
今日の授業では留学生の方たちと交流しながらマンガクイズをしました。マンガから読み取る難しさと、日本語をどうやって留学生の方に伝えればいいのかが分からず大変でした。ですが、できるだけ日本語を使おうとしてくれていたことや、私たちが言っていることを分かろうとしてくれていたのでとても楽しかったです。

経営実務科 1年次 M・Yさん(石川県 金沢商業高等学校出身)
前の授業よりもマンガを見て読み取れることが多くなりました。留学生の人たちは、難しい単語ばかりだったと思いますが、スマホで調べたりして言葉が通じた場面がありました。わからないことを正直に伝える事の大切さもわかりました。
経営実務科 1年次 M・Sさん(石川県 金沢伏見高等学校出身)
マンガを外国の方と読んでみて自分と同じ感性を持っていてすごく楽しかったです。外国の方と話す機会がなかったのでいい機会でした。

経営実務科 1年次 H・Mさん(石川県 金沢北陵高等学校出身)
留学生とマンガクイズをしてみて、協力しながらクイズを解くことができたのでとても楽しかったです。分からない時は翻訳機を使ってコミュニケーションをとってみるなど工夫しながらできました。

経営実務科 1年次 M・Kさん(石川県 星稜高等学校出身)
留学生とマンガクイズをして話の流れや表現を読み取るのがとても難しかったですが、みんなで考えて答えを出せたので良かったです。授業後にロシアのおすすめの料理や日本で楽しかったことのお話をたくさん聞けて楽しかったです。

経営実務科 1年次 Y・Nさん(石川県 宝達高等学校出身)
私は英語が全然できないのでとても緊張していましたが、留学生の方がとてもフレンドリーで気さくな方で、リラックスして授業に臨むことができました。交流もすることができたので理解が深まっていい経験でした。
経営実務科 1年次 S・Mさん(石川県 金沢商業高等学校出身)
今日の授業で留学生と交流して、言語や文化は全く違いますが、お互いの文化について話したり一緒にマンガ文化について考えたりすることがとても楽しかったです。留学生と交流する機会が滅多にないため、とても貴重な経験ができました。