編入を希望した理由は、通っていた高校が進学校ということもあり、もともと4年制大学を志望していたからです。第一志望の大学が不合格だったため、滑り止めとして受験していた星短に入学しました。入学してからも「どうしても4年制大学に行きたい」という気持ちが心の中から捨てきれず、入学当初から就職活動には取り組まずに、編入の道に進むことを決めていました。

 

編入するために頑張ったことは、書類審査や面接などの編入試験対策の勉強だけでなく、それ以外にも何か一つでも全力で打ち込めることを見つけ、それにとことん取り組むことです。私は、これまで全力で打ち込めるものに出会ったことがなく、何か興味のあることを見つけても「始めては飽きる」の繰り返しでした。そんな極度の飽き性の私が星短で出会ったのが軽音楽サークルです。友人に誘われて始めたのですが、みるみるうちにのめり込むようになり、音楽活動に全力で取り組むことができました。サークル活動に力を注いだことで、実際の編入試験の面接でも自信を持って全力で取り組んだ経験について話すことができました。こうした経験はこの先の人生においても必ず強みになると思います。

 

星短で身につけたPCスキルや礼儀などの実務的なスキルに加え、編入先である京都産業大学では、経営学についてさらに専門的な知識を学び、社会人として人一倍活躍できるよう努力したいと思います。県外での一人暮らしは初めてなので、親元を離れてもめげることなく、精神的にも成長できるように頑張ります。