高校で身につけたスキルと大学で学んだ知識。その双方を活かせる企業と出会えたことが一番の収穫です。

工業高校出身の私は、高校で機械工学などの専門的な知識を学びました。高校卒業後に働くことも選択肢の一つでしたが、さらに幅広い分野について学べ、就職支援の手厚い金沢星稜大学なら自分の将来の可能性を広げられると感じ、進学を決めました。

3年生になり、徐々に就職活動が本格化したのを肌で感じていた時、何から始めればいいのかわからず、さらにコロナ禍ということもあり不安だらけの日々でした。少しでも不安を和らげるために心で唱えていたのは「なんとかなる」という言葉。ただ根拠のない「なんとかなる」ではいけないと思い、5社のインターンシップに参加して、少しでも自分に自信を持てるよう行動に移しました。特に印象深いのは3年次の夏休みに参加した県内企業のインターンシップです。会社説明や座談会など様々なプログラムが実施された中、オンラインで行われたグループディスカッションでは、緊張しすぎてなかなか喋ることができず、最後に社員の方から「もっと話さなきゃだめだよ」とフィードバックを頂き、自分の不甲斐なさに悔しい思いをしました。これがきっかけで、その後に参加した色々な企業のグループディスカッションでは、自分から積極的に話すように心がけ、今となってはフィードバックをしてくださった方に感謝しています。
事務系・技術系問わず幅広く業界を見ながら企業研究を行う中で、学内業界研究会はとても役立ちました。学外での合同企業説明会では立ち寄らないような企業の話を聞くことで、自分の視野を広げるだけでなく社会勉強にもなりました。

高校・大学双方の学びの経験が活かせる納得の就職先に出会えたことから、進学を決めた自分の判断は間違っていなかったと思います。金沢星稜大学では進路支援課のサポートや先輩からのアドバイスなど役立つことが盛りだくさん。積極的に活用して、楽しいキャンパスライフを送ってください。