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留学先で痛感した自信を持つことの大切さを、教員として多くの生徒に伝えていけたら。

石川県公立中高英語教員


人文学部国際文化学科

T・Rさん

石川県 金沢二水高等学校出身

1年次の冬から約3か月間、西オーストラリア大学CELTキャンパスに留学をしました。現地でよく言われたのが「自信が大きな力に変わるよ」、「自信をもって大丈夫だから!」という言葉です。自信をもって主体的に参加しないと取り残されるような授業が多かったこともあり、英語教育を通して生徒たちが自分に“自信”を持つことができるよう、地元石川県で教員として全力でサポートしたいと思い、教員を志望しました。

筆記試験の勉強は、最初に英単語や2次関数など得意な分野を短時間でこなしてギアを上げてから、英語の長文や図形問題など比較的時間のかかる問題にシフトチェンジしていました。得意だからこそ1問も間違えないように、基礎から発展までぬかりなく取り組みました。 論作文対策で一番意識したのは、教育時事に関する知識が不足していると感じていたので、都道府県ごとの教育政策なども深く読み込んで、自分の意見も交えながら論じることができるようにすることです。また、模擬授業では英語の教科書1冊分のすべての授業案を作成し、それらの授業の音声を録音して、音声だけでも授業の楽しさがどれだけ伝わっているのか自分で何度も確認しました。
高校受験も大学受験も思うようにいかなかったため、教員採用試験合格によって自分の努力が結果として見える喜びを知ることができました。

国際文化学科での学びを通じて、英語は生徒たちが自分の可能性を広げるための手段になり、目標や夢をさらに大きなものへと変化させる武器になると感じています。英語教育によって、より多様な視点から物事を見ることができる人材の育成に貢献したいと思います。大学の4年間は自分で選択し、努力し続けることが大切です。キーワードは“軸”。ブレずに、そしてワクワクすることに沢山チャレンジしてください。

 my MUST ○○

楽しかった記憶を思い出して、前を向かせてくれた写真

幼少期から毎年恒例の家族旅行が、私にとって日々を頑張る活力になっています。毎回たくさんの写真を撮るので、やる気が出ない時や落ち込んだ時は写真を見返したりして、もう一度頑張ろうとやる気を再起させています。この写真は特にお気に入りで、思い出が詰まった1枚です。

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