金沢星陵大学女子短期大学部

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【辰島ゼミナール・プレゼミナール】対人コミュニケーションにおける「伝えたことと伝わったことのギャップ」をテーマに成果報告会

2025.01.27

1/21(火)

辰島ゼミナール・プレゼミナールの成果報告会を行いました。
この日は社会人ゲスト3名にお越しいただき、「情報伝達として、言いたかったことが相手に伝わっているのか?」というテーマで、学生の発表をゲストの皆さんに聞いていただきました。

学生たちは、それぞれゼミ活動や学生生活の活動で何が得られたのか、それはどんな活動によるのかという考えを発表しました。
学生は、これまで取り組んだ活動を紹介しながら、学びやこれから生かしていくことなどを、緊張しながらもプレゼンテーションしました。

参加学生のコメント

経営実務科 1年次 N・Tさん(石川県 県立工業高等学校出身)
プレゼンテーションの発信と受信では受け取り方が異なることを体験しました。
私がプレゼンテーション発表を通して気づいたことは、自分が伝えたいことを端的に話すことと、詳しく話すことのバランスが大切だということです。ゲストが最後の挨拶に「自己認知を持って欲しい」と話されました。私たちが発表をする態度に自信の無さが表れており、そこまで相手に伝わることがわかりました。
また、フィードバックで「大事なのは練習した量ではなく、どれだけ真摯に向き合ったか」だという言葉が心に残りました。大事なことをバランスよく伝えるために、成功させようという前向きな気持ちと、相手の視点から取り組むように心掛けたいです。
経営実務科 1年次 K・Mさん(石川県 金沢西高等学校出身)
今回の成果発表会では、伝えることの難しさを学びました。伝えたい内容が同じでも、伝え方によって相手への印象や理解度は大きく異なります。情報が多すぎると受け手が混乱するため、主題を絞り込み、要点を簡潔に伝えることが重要だと感じました。
また、結論を最初に述べ、その後に理由や詳細を補足する構成を用いる一工夫をするだけで一気に相手が話を把握しやすくなります。 発信と受信のギャップをなくすためには、話し方や構成を工夫するだけでなく、聞き手の視点を常に考えることが求められます。
今後相手に届く発信を目指して、伝え方を磨いていきたいと思います。

経営実務科 1年次 D・Hさん(石川県 金沢高等学校出身)
経験したことのない人にどれだけその状況をイメージしてもらえるかを考えなければ、発信者と受信者でギャップが生まれてしまうと分かりました。一度、受信者が理解するのに考えてしまうと、その後の話がなかなか入ってこないと分かりました。 共通認識を持ちやすいタイトルにすることも、ギャップを生まずに話すコツだと学びました。
ゲストから貴重なお言葉をたくさんいただきました。 伝える目的を考え、その機会を無駄にしないようにしようと思いました。私たちのプレゼンテーションについてお褒めの言葉をいただくことができて、とても嬉しかったです。
今日のことを今後に活かしていきます。このような機会をくださり、本当にありがとうございました。

ご参加いただいた社会人ゲストのコメント

辰島ゼミの皆さんの成果報告会に参加し、課題に向き合う真摯な姿勢に感動しました。短期間に、学生たちは大きく変化していて、人の成長の可能性を感じさせていただきました。 テクニカルな点もさることながら、自分だからこそできる個性豊かな発表に人間性が現れますが、それこそが人の価値です。 これから社会の役に立つ人財となるために、研鑽を重ねていく事を心から楽しみにしています。