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【山田プレゼミナール】金沢文学散歩
2024.12.03
山田プレゼミナールでは、金沢三文豪の一人である泉鏡花に注目しています。これまで「高野聖」を読み、解釈を交流したり、文体について議論したりしました。
泉鏡花は、金沢市下新町に生まれ、生家跡が記念館になっています。この日は着物を着て、泉鏡花が生まれ育った街並みを散策しました。文学と金沢の魅力について、体験的に学びを深めることができました。
泉鏡花は、金沢市下新町に生まれ、生家跡が記念館になっています。この日は着物を着て、泉鏡花が生まれ育った街並みを散策しました。文学と金沢の魅力について、体験的に学びを深めることができました。
学生のコメント
経営実務科 1年次 O・Aさん(石川県 金沢辰巳丘高等学校出身)
文学散歩をするにあたって、プレゼミでは泉鏡花の作品を読んでおり、先生から泉鏡花は潔癖症であったり、母親をとても大事に考えているなど様々な詳細を教えていただいていたので、泉鏡花記念館の展示を見て、更に泉鏡花について知ることができて良かったです。金沢の文豪であることは聞いたことがありましたが、詳しくどんな人物か知ることは今までなかったので、今回の活動で学ぶことができ、良かったと思いました。
経営実務科 1年次 A・Nさん(石川県 鹿西高等学校出身)
文学散歩というのは初めての経験でしたが、泉鏡花記念館で原稿や生活で使っていたものの展示を見て、本当に存在していたのだなという実感が湧き、とても感動しました。一つの作品を読み解き、作者の背景や人生について学んだことで、記念館を回った時の感動もより一層強くなったのだと思います。着物を着て歩くことで、自分も泉鏡花が生きた時代にタイムスリップしたような気分になれて楽しかったです。また、この活動を通して金沢の魅力を再発見することができ、とても良い時間でした。
経営実務科 1年次 K・Mさん(石川県 大聖寺高等学校出身)
私はもともと小説が好きなので、太宰治や江戸川乱歩などの作品を読みますが、出自を調べたり、登場人物の心情を深く考察しながら作品に触れたりすることはありませんでした。しかし、今回の活動前に先生の解説やゼミ生同士で意見を交えながら「高野聖」を読み、作者を学んでから記念館に行って展示を見ることができて、泉鏡花への理解が深まり、とても楽しかったです。 ただ読んで面白かった、と終わらせるのももちろん良いと思いますが、今回のように作者の人物像を知り、誰かと意見交換をして小説を読んだり、実際に関連する場所へ足を運んでみたりするのはとても良い経験になると思いました。ただし、自分1人でそれをするかと言われればそうでもないので、今回ゼミ活動でこの体験ができて、本当に良かったです。 今回の活動をきっかけに、私の好きな太宰治の「斜陽」の舞台となった伊豆や、東京の様々な文学館を巡ってみたいなと思いました。
経営実務科 1年次 N・Mさん(石川県 金沢伏見高等学校出身)
フリーパスを使って泉鏡花記念館、徳田秋聲記念館に行きました。泉鏡花記念館のミニシアターで「化鳥」のアニメを見ました。映像を見てよくわからなかったことをあとから調べてみたら、答え合わせができて面白かったです。徳田秋聲記念館では秋聲についての初級〜上級のクイズにみんなで挑戦し、景品のポストカードを貰いました。上級は展示されているものをじっくり見ないと分からない難問ばかりで、グループのみんなで協力して解き進めていくのが楽しかったです。
経営実務科 1年次 T・Mさん(富山県 呉羽高等学校出身)
泉鏡花記念館と徳田秋聲記念館に行き、尾崎紅葉の兄弟弟子である二人の関係性や、二人の作品などをたくさん知ることができました。徳田秋聲記念館では館内でクイズラリーもやっていて、徳田秋聲の人生についてなども深く学ぶことが出来ました。今回のゼミ活動で着物を着て街を巡ったことで、ひがし茶屋街を改めて楽しむことが出来たと思います。
経営実務科 1年次 N・Sさん(石川県 星稜高等学校出身)
泉鏡花記念館に行って、今読み進めている「高野聖」がどんな人によって作られた作品なのかを詳しく知ることができて面白かったし、もっと深く知りたくなりました。金沢にゆかりのある他の小説もまた読んでみたいなと思いました。この文学散歩を通して、今まで話したことのないプレゼミの学生とも話すことができて仲良くなれたので良かったです。