金沢星陵大学女子短期大学部

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【日本語表現法Ⅰ】「働くって何だろう」エッセイコンテストに本学学生4名が入賞しました

2024.12.18

公益財団法人勤労青少年躍進会、一般社団法人日本勤労青少年団体協議会が主催する「若者を考えるつどい2024エッセイコンテスト 」で、田辺 伊織さん(経営実務科 1年次 石川県 金沢泉丘高等学校出身)山本 莉瑚さん(経営実務科 1年次 石川県 金沢桜丘高等学校出身)が佳作、島田 望央さん(経営実務科 1年次 石川県 寺井高等学校出身)古川 桃江さん(経営実務科 1年次 石川県 星稜高等学校出身)が奨励賞を受賞しました。

1年次前期必修科目「日本語表現法Ⅰ」でエッセイの書き方を学び、過去の受賞作品についての議論を経て、実際に書いてもらいました。日本全国それに海外から1000を超える応募があったそうですが、本学から4名もの学生が受賞したことを担当教員として誇りに思います。これからも自分の言葉で表現する力を磨き、教養と人間性を高めていってくれたらうれしいです。

(文:担当教員 山田範子)

受賞者のコメント

【佳作】田辺 伊織さん 作品名『働くということ』
日本語表現法Ⅰの授業でエッセイを書いたことにより、自分のことを見つめなおしたり、改めて「働く」ということについて考えたりすることができました。
普段じっくり考えることのない自分の体験や考えを言葉にすることは難しかったけれど、言葉にすることで自分の考えが深まったと思います。このエッセイを書いた経験を就職やこれからの自分に活かしていきたいです。
【佳作】山本 莉瑚さん 作品名『あの日から私は』
今回初めてエッセイを書きましたが、コンクールのテーマが「働くってなんだろう」という少し難しいものだったので、何を題材にしようか悩みました。私は、1月1日に起こった能登半島地震の復興のために働いている人々について考えました。私自身も断水の影響を受けた期間がありましたが、他県から給水車が来てくれたことや、人のあたたかさを感じた経験について書き、感謝の気持ちを込めました。
エッセイを書くだけに留まらず、誰かのために頑張る気持ちを忘れない社会人になりたいです。

【奨励賞】島田 望央さん 作品名『思い槍』
「働くってなんだろう?」をテーマに、自分なりの想いや経験を思い返してエッセイを書きました。最初は言葉で自分の考えを伝えることの難しさをとても感じていましたが、素直な想いをキーワードとして並べていくことで、徐々に自分の想いを文章化することができました。
私はこのコンクールに挑戦したことで想いの伝え方を学べた他、改めて自分と向き合えたと思います。自身を表現することはとても難しいことですが今後も様々なことに挑戦し、自分を表現する力を磨いていきたいと思います。
【奨励賞】古川 桃江さん 作品名『あたたかな声かけ』
ごく普通の日常を綴ったつもりが、このような評価をされたことに驚きと喜びを感じています。いつだったか「人生とは物語。貴方が貴方の物語の主人公」というような内容の本を見たことがあります。なので、このエッセイを書く際に「自分がこのエッセイの主人公であり、作家なのだ」と思いながら取り組んでみました。
また、一人ひとり経験していることも考え方も多種多様なので、いろんな方の物語を見てみたいなと思いました。自分が書いたものを読んで「こんなふうに物事を感じたり考えたりする人もいるのか」と認知していただけたら嬉しいです。